3月11日東日本大震災から6年。16.7mの高さって?-防災のこと

はい、茨木ジャーナルです。

2011年3月11日に起きた東日本大震災。あれからもう6年。

3月8日の朝日新聞デジタルに、Yahooジャパンが東京銀座のビルに出した広告が、掲載されていました。東日本大震災で気象庁が観測した、津波の最大の高さ16.7メートルを表す広告幕で、16.7メートルってこんな高さですよと実際にわかるもの。記事に掲載されている写真を見ても、その高さに改めて驚きます。
■朝日新聞デジタル2017年3月8日【あの津波、もし銀座だったら… ヤフーがビルに広告幕】の記事参照

16.7メートルってどんな高さだろう?

茨木市消防本部DSC04846

茨木市では、津波の心配はなさそうなんですが「16・7メートルってどんな高さなんだろう?」と気になりました。

思い浮かんだ場所が、茨木市消防本部。建物に訓練用の目盛りとかついてなかったかなぁと思って行ってみました。

イバラキ消防署の東側壁面DSC04845

消防本部には、そういう目盛りみたいなのってないんですね。建物みたいなのに目盛りがついているのは、西河原と山手台の消防署だそうで、そこに救助隊があるからなんですって。(救助隊の訓練のために)

「東日本大震災で最大の津波の高さって、どの辺かと思って」と茨木市消防本部の方にお聞きしてみました。すると

茨木消防署の消防車DSC04853

消防本部に駐車していた消防車両のうち、右から2台目のはしご車を指して「あれが、はしごを全部伸ばして8.7メートルです」と教えて下さいました。

消防署の8メートルぐらいの場所DSC04851

毎朝、はしご車を点検しているんだそうで、それを全部伸ばしたときに届く場所が、上の写真の赤い丸をつけているあたりなんだそうです。だいたい、建物の3階床あたりかなぁ。
16.7メートルということは、消防本部の屋上ぐらいになるんでしょうか・・・・。

あんな高いところまで波が来たところがあるんだ・・・と、しばらく見入ってしまいました。恐ろしいです。

茨木市は津波は心配ないようなんですけど、洪水や地震などで自分の住む地域にどんな被害が想定されているのかは、茨木市のハザードマップで知ることができます。
【茨木市ハザードマップ】のページ参照。地域も細かく分けて確認できますよ。

消防車のはしごってどこまで伸びる?

茨木消防署の消防車DSC04853

はしご車のはしごが8.7メートルまで伸びると聞いて、ふと「タワーマンションとかって、大変そう」と思ってしまいました。茨木市内には、タワーマンションはないけれど。

上の写真で、左から2台目の消防車のはしご40メートル伸びるんだそうです。
「茨木市内には、タワーマンションはないので、たぶん一番高い建物が市役所ですね。届きますよ」とのこと。

その話を聞いて「おぉ、さすがエースですね」なんて呟いてしまったんですけど、・・・なんのこっちゃ?と思われたかなぁ。あの大きな消防車、勝手に「エース」と呼んでいたので、つい。

エースと呼びたくなる理由は、
■2014年1月【消防自動車って、もしかして?!と思って、茨木消防署に行ってみました -茨木市南グラウンドで1月12日(日)消防出初式の準備中-】の記事と
■2014年6月【消防車のナンバープレートが119番な理由を、茨木市消防署西河原分署さんに聞いちゃった】の記事をぜひ。

上の写真、2,3年前のものですが、左から二台目が「119」ナンバーの消防車。一番大きくて、勝手にエースと呼んでました。

茨木童子消防自動車DSC04850

8.7メートル伸びるはしご車のドアには、かわいい茨木童子が描いてありました。

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