学生と地域の人が飾る「ありがとう」の灯り☆追手門学院大キャンドルナイト
はい、茨木ジャーナルです。
12月6日のことなのですが、茨木市安威にある追手門学院大のキャンパスで「Caadle Night(キャンドルナイト)」というイベントがありました。
今年でもう7回目になるのだそうです。
いつも「あるんだなぁ」と思いつつ行きそびれたり、終わってから気付いたりしていましたが、今回は【魚と野菜、食べてます?追手丼プロジェクト×中央卸売市場が提案する鯛芳飯】でいろいろとご案内くださった学生さんに声をかけていただいて、行くことができました。
すーっと伸びる並木道で、ずらっとキャンドルが足元を照らしています。今年のキャンドルナイトのテーマは「ありがとう~想いをこめて~」だそうで、
キャンドルをよく見ていくと「ありがとう」のメッセージが添えられています。
ステージのある追大緑地に、テーマに沿ったオブジェが飾られていて、たくさんの方が写真を撮ったりして楽しんでいます。学生さんだけでなく、一般の方もたくさん来場していました。大人だけでなく、子どもたちも自転車を押しながらキャンパスへやってきて、皆さん、よくご存じなんですね~。
キャンパスに飾られたキャンドルは合計3,000個。キャンドルナイトのイベントスタッフが朝9時ごろから集まってキャンドルを並べ、40人で1時間ほどかけて、一つずつ灯りをつけていったそうです。
16:30から始まったイベントは、日も暮れたころにはどことなく厳かな雰囲気で、フシギなことに会場にいる人たちのおしゃべりのトーンも落ち着いているような気がしました。ろうそくの灯りのせいでしょうか。
18:30にはカウントダウンとともにキャンパス内の照明が消され、より幻想的な雰囲気になりました。
キャンドルナイトを飾った「ありがとう」たち
広場に飾られた「ありがとう」をテーマにしたオブジェは、スタッフがグループに分かれてどう飾るかを決めていったんでしょうね~。ちょこっとした工夫があったり、手をかけてる様子があったり「あぁ、こんなふうに思ってるんやなぁ」とほっこりしたりと楽しめました。
水に浮かんでいるキャンドルは、それだけでもキレイだなぁと楽しめますが、よく見るとコップも切り絵が貼り付けられています。こんな細かい作業も頑張ったのね~とちょっと感動。
キャンドルが連なって文字になってるんだぁ・・と、遠目に見てもキレイなのですが、
一つ一つのコップに、人の形をした飾りが貼ってあって手を繋いでいるように見える「Thankyu Erath」というテーマのオブジェ。
感謝の気持ちを、四つ葉のクローバーの形で表したオブジェを見ると
キャンドルに添える飾りにも、ちゃんと手がかけられています。どうしたら見やすいか、安全かを考えながら作ったんだろうなぁ。
今までの人生や将来のことをテーマにしているオブジェがいくつかあって、みんなそれぞれに、口には出せなくてもいろんな思いを持ってるのかなぁと感じました。
ステージのある広場(追大緑地)から階段を上ったところにある広場には、キャンドルナイトのスタッフが、このイベントへの思いを記したキャンドルでツリーが飾られていました。
カワイイ・・・キレイ・・・。キャンドルナイトのイベントは、この日一日だけのもの。そのために、きっと長い期間をかけて、あーだこーだと準備したんでしょうねぇ・・。きれいに飾ってくれてありがとう♪
北幼稚園、福井幼稚園、安威地区子ども会のみんなのペーパーバッグも、中にろうそくが入っているんです。たくさんの子どもたちが見に来ていました。これ、スゴイなぁ・・・・!
もちろん、安全なようにちゃんと作られているそうですし、
広場には、ばっちり消火器もスタンバイしていました。
キレイな景色を見せてくれて、アリガトウ♪
電球のイルミネーションももちろんキレイ。でも、こうしてロウソクの火を見ていると、また違った温かみを感じることができて、ちょっと感動しました。
この日集まった「ありがとう」メッセージは、先日の「光の回廊」イベントでも市民から集めたりしたそうで、大学の中だけでなく、地域の幼稚園・子ども会やイベントなどで交流を持ちながら作られているんですね。だからこんなに、子どもたちも集まっているのかな~。
並木道を歩きながら、集まった「ありがとう」のメッセージを見ていたときに「わぁ・・」と思った一つが、これ。
「姉ちゃん」と「パパ」に伝わりますように☆
ステキなイベントでした!