はにわ三昧!クールな東奈良史跡公園-茨木市立文化財資料館横
はい、茨木ジャーナルです。
一つ前の記事【映画ロケにおすすめの茨木スポット-映画「葬式の名人」にどう?】で紹介した、読者の皆さんから寄せられた「ロケ地におすすめ!」の茨木のスポット。
その中から「ゆっくり行ったことないわ」という場所「通称・はにわ公園」へ行ってみました。
東奈良史跡公園「通称はにわ公園」
「東奈良史跡公園」というのが、はにわ公園の正式名称。南茨木駅から歩いて5分ぐらいの場所で、茨木市立文化財資料館のお隣にあります。
「茨木の史跡」という資料を見ると、東奈良遺跡は弥生時代から始まる大集落なのだとか。北は奈良町、南は沢良宜西、東は今の桜通り、西は大正川までと広範囲。
「茨木市の南部に遺跡はない」といわれていたところ、昭和46年(1971年)に行われた小川水路の改修工事で、土器や石器が発見されたのがはじまりです。
その後の本格的な調査によって、昭和48年から翌年にかけて銅鐸の鋳型が出土。東奈良遺跡が弥生時代の大遺跡だったと全国に知られるようになる発見でした。
(と、えらそーに書いてますが調べながら「へぇ…そうなのか」と^^;)
史跡公園の丘のそばには銅鐸の鋳型。レプリカ…ですよね?ホンモノ??
その下に、東奈良遺跡で発見された銅鐸の鋳型の説明があり「石で作られた弥生時代の銅鐸の鋳型が、東奈良二丁目で数多く発見された」などと書いてありました。
この東奈良遺跡で造られた銅鐸が、香川県善通寺市、大阪府豊中市、兵庫県豊岡市などでも見つかっているのだそうです。
石標…っていうんでしょうか。これも公園にぽつんと。どこかから持ってきたものかなぁと思うのですが、「忍」って漢字がわかります。ん?忍頂寺?茨木で「忍」って言われたらそこしか思いつかないんだけど…。ここから遠いぞ?
土蔵も設置してありました。
実は、はにわ公園へ行ったのは7月半ば。土蔵は、地震の影響でちょっと補修も必要な状態になっていました。
この土蔵は、文化財資料館の建設を記念して沢良宜浜一丁目から移築・寄贈されたもので、1789年に造らせたという棟札が残っているそうです。そばに敷き詰めてある石のところも、遺跡っぽく感じてしまいますが、なんだろう?
じっくり来たことがなかったけど、なんだかスゴイものがさらっとクールに設置してあるんですね。
スゴイわぁ…と思ってみますけど、
埴輪がドン!
もひとつドン!
なんていうかなぁ…。
「銅鐸の鋳型」とか「200年以上前につくられた土蔵を移築」っていうイカツさとのギャップに戸惑わないでもない感じ。
そんなに広くない公園に、これだけの種類の埴輪がドン!と置いてあります。そりゃ「はにわ公園」って呼ばれるはずだ。
ちなみにここに置いてある埴輪って、ホンモノをどれぐらい大きくしたサイズなんだろうか。一人でふらっと行くと、けっこう土器…いや、ドキっとするサイズです。
小さい子どもとのかくれんぼには、楽しそう。埴輪をコワがらないぐらいの年齢になったら、いかがでしょう?丘の上のあずまやは気持ちよさそうなので、友達とおしゃべりを楽しむにもステキなスポット。
ロケスポットとしても、静かで緑も多いし、確かにおススメかも~!
せっかくなので、お隣の文化財資料館とセットでお楽しみくださいマセ。
■【茨木市立文化財資料館・学芸員さん、NHKで銅鐸をアツく解説か?!】(2019年2月6日)記事もどうぞ!
【茨木市立文化財資料館】
所在地: 茨木市東奈良3丁目12-18 ☆東奈良史跡公園(はにわ公園)はその隣です。 |
電話: 072-634-3433 |
開館時間 9:00~17:00 |
休館日 火曜日(その日が祝日の場合は開館) 祝日の翌日(その日が日曜日の場合は開館) 12月29日~1月3日 |
駐車場・駐輪場あります。 |
日本、〒567-0861 大阪府茨木市東奈良3丁目12−18
タグ:公園, 南茨木, 茨木市立文化財資料館
南茨木に住んで、20年以上なるが、じっくり見たことないな、今度はにわ公園行ってみよっと