週末限定オープンのディナーのお店「福嶋屋厨房」が6月からスタート!
はい、茨木ジャーナルです。
(※2016年6月17日追記あり)
茨木ジャーナルでも何度か記事にしている、国の登録有形文化財の川本家住宅。
【10代続く川本本店 -築80年以上の町屋を再生したギャラリーとカフェ】の記事や、
【骨董のお店の入り方 -10代続く『川本本店』が登録有形文化財に-】の記事でも紹介していますが、2016年4月には「いちご大福を食べる会」で場所をお借りしました。
【「いちご大福を食べる会」開催―vol.1 国登録有形文化財・川本家住宅で】の記事参照。
その「福嶋屋 川本本店」で、6月から新しいコトがスタートしますよ~!
☆■【福嶋屋~発酵カフェが金・土曜だけOpen!-登録有形文化財・川本本店で】(2019年9月10日)記事もどうぞ。
川本本店・福嶋屋厨房が土日限定でオープン
(ほんっと、写真がへたっぴで申し訳ないのですが。。。)
6月から毎週土曜と日曜限定で、夜のお食事をいただくことができます!
週末だけオープンするのは「福嶋屋厨房」というお店。
「以前、どこそこの店で腕を振るってました!茨木からてっぺん目指しますぜ!!舌の肥えたモン以外はお断りですぜ!」というギラギラ感はなく、「料理をすることが好きで、うちでよく作っていて」という温和なシェフが、丁寧に料理を作ってくださるお店です。
オープン前のお披露目会に参加させていただいたので、そのときの様子を紹介します。
福嶋屋厨房のディナーはコースメニューでしっとりと
お披露目会は、ランチタイムに開催されました。
6月からは、ディナータイムのみの営業です。18時からスタートで、ほぼ完全予約制。福嶋屋厨房に来店したお客様みんなで、18時ごろから一緒にコースをいただくスタイルです。
お披露目会では、6品のコースをいただきました。6月からのディナーではもうちょっと品数が多いそうです。
まずは前菜。
品よく並んでいるのは「茄子とトマト、モッツアレラのミルフィーユ」と「イカと雲丹のラビオリ卵黄ソース」です。
茄子の間にミルフィーユされたトマトは、120度のオーブンでじっくり2時間焼いたものだそうで、ローズマリーの香りがほわぁ・・っと広がります。
薄切りのイカが雲丹を包んでいるマリネは、上に金粉がひらひらと・・・。
この日は、いつもフェイスブックにきれいな写真をアップしている方々と一緒だったので、撮り方をマネしながら頑張ってみることに。
・・・とやる気満々でしたが、コースがスタートしてすぐに、一品だけ写真を撮り忘れ。それが、前菜のあとに出てきた、お鍋を抱えて逃げ帰りたくなるほどおいしいスープです。
妄想してくださいね。
「薬膳蒸しスープ」といい、鶏の手羽と生姜・ネギでスープを取り、それににんにく・干し椎茸・干し貝柱などとその戻し汁を入れて器ごと蒸したものです。「あ。私、元気になるわ」と一口いただいた瞬間に感じるスープでした。
次に運ばれてきたのが、
「海鮮と色彩のハーモニー」。
いくら・貝柱・マグロの赤身・ハマチの角切りが真ん中に盛られていて、その周りをゆで卵の白身のみじん切りと黄身の裏ごしとパセリのみじん切りで飾られている、美しい一品。
海鮮には、オリーブオイルとレモン、醤油などで作ったソースがかけられていて、これらをざっくりと混ぜていただきました。
混ぜても、彩りがキレイでしょ。
そうこうするうちに出てきたのが、
「蒸し豚の青梗菜炒め添え」
豚のバラ肉を、これまたじっくり1~2時間蒸したもの。そのあと醤油に漬け込み、フライパンで焼き目をつけて、たれと合わせて2~3時間蒸しているそうで、とろけそうなほど柔らかい!ほんのり八角のいい香りがします。
「こんなにおいしくて、どうしましょー!」と一同喜んでいるところへ、さらに、
「鯛チラシ」が運ばれてきました。
すし飯に胡麻、大葉が混ぜ込んであって、混布締めの鯛がぎっしりのせてあります。
どのお料理も、食べる材料の味がよくわかる・・っていうんでしょうか。それがとっても贅沢だなぁと感じました。
最初のほうにも書きましたが、福嶋屋厨房のシェフは「どこそこの店で腕を振るってましてん!」という方でなく「実は、日ごろから料理をするのが好きで」という方。川本本店の空間を使って何かできないかということで、今回初めてお店をオープンすることになったのです。
「料理をするのが好き」という情熱ってスゴイなぁと、感動しました。もしかしたら、「いやいや、私だってできますよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、恥ずかしながら私は、何時間も蒸す料理を何品も作るなんて、できれば逃げたい派なので、本当に感激したのです。
最後にいただいたのは、デザートのマンゴープリン。
珈琲もゆっくりいただきました。
福嶋屋厨房のディナーのお問合せは
福嶋屋厨房は、6月から土日限定でオープンします。
ほぼ完全予約制で、当日18時ごろから一斉にコースがスタートします。一つの大きなテーブルを囲んで食事をいただくので、一緒に食べに行く人だけでなく、その場で隣り合わせた人とも、会話が弾むのかもしれませんね。
席数を確認しそびれましたが、10名ほどじゃないかなぁ。(お披露目会は7人が参加しました)
フェイスブックページがあるので、行ってみたいなぁという方はぜひ覗いてみてくださいね。
https://m.facebook.com/fukushimayacyubo/
※追記(2016.6.17)
「週末限定のディナー!」と記事にしたのですが、福嶋屋の川本さんによると
「うちのお客さんって主婦の方も多いでしょ?だから、お昼も問い合わせてもらったら大丈夫ですよ」とのこと。事前に予約が必要ですので、確認してくださいね!
ディナーの料金は4,000~5,000円ぐらいで、予算も相談できるそうです。
ドリンクは持参してもらえたら・・とのことで、予約時に確認してくださいね。
所在地: 茨木市上泉町6-29 |
電話: 072-624-5552 |
営業: 毎週土曜・日曜のみ 18:00~21:00 |
自転車は停められます。 駐車場はありませんが、近くの 「上中条青少年センター」(川端康成記念館)の駐車場(有料)の利用OK |
〒567-0881 大阪府茨木市上中条2丁目11−22 上中条青少年センター
〒567-0811 大阪府茨木市上泉町6−29
「福嶋屋 川本本店」に行ってみたかったけど、タイミングがなくて・・という方、いかがですか?
そうそう!
平日には、川本さんの手打ち蕎麦のランチがスタートしていますよ!珈琲付きで1,000円です。
福嶋屋厨房さん、ありがとうございました。