サラリーマンの社交場!大阪の立ち飲み屋八十八ヶ所にも選ばれた北野酒店
はい、茨木ジャーナルです。
立ち飲み屋って、行ったことあります?一時期ダーーッとブームになり、落ち着いたかなぁと思っていましたが、いやいやまだまだ!利用したことのない人たちには「ブーム」だったかもしれませんが、立ち飲み屋はやっぱり日本の文化なんでしょうかね~。
ある集まりの飲み会で、JR茨木駅東側ロータリーあたりにある「北野酒店」へ行きました。
上の外観写真に「立呑処」の看板が写っていますよね。この看板の左右に店への入り口があって、右側の扉を入ってすぐにあるカウンターで、多くの人が酒を酌み交わしています。
ちなみにその飲み会の参加人数は、8名ほど。
北野酒店のことは外から覗く程度でしか知らなかったので「メンバーが横一列になって飲む」風景を想像し、それはそれで楽しみに出かけました。
すると
「こっち、こっち~」と店主の北野文雄さんに案内されたのは、「立呑処」の看板左側。そちら側は、荷物などを置くスペースと聞いていたのですが、特別に北野さんがテーブル席を用意してくださっていました。
当然、イスはこれ!
いいでしょー!
たぶん、普段はこのテーブル席はない・・・んだと思います。
ここから先、浮かれしまってて写真を撮りそびれていますが、ひろ~いテーブルの上にお料理が並んでいました。知る人ぞ知る、名物のおでんも!
テーブルを囲みながらワイワイやっていますが、棚を挟んで向こう側でも、カウンターでたくさんの人が楽しそう。
ふと、その棚のところに貼ってあるチラシが目に入ります。
「酩酊 大阪八十八ヶ所」という立ち飲み屋の名店が紹介された本のチラシです。なーんと、ここ「北野酒店」さんは「茨木の札所」として掲載されているんですって~!
「酩酊 大阪八十八ヶ所」で掲載されている店として、新聞で紹介されたときの記事も置いてありました。
北野酒店は、北野文雄さんが4代目店主。
大正時代に、2代目当主が酒の小売と立ち飲みの店にしたのが「北野酒店」の始まりだそうです。
創業がいつなのか、はっきりした年はわからないそうですが「むかーーーしのカレンダーも残ってるよ。あとで見てって」と北野さん。楽しく浮かれてすっかり忘れてしまって・・・反省。
北野さんの話では、昔はJR茨木駅と阪急茨木市駅の間が賑わっていて、北野酒店にも夜勤明けの駅員さんなどが朝から立ち寄っていたのだとか。今でも会社帰りの人たちが立ち寄っていて、幅広い年齢のお客さんが、隣り合った人たちと盛り上がっています。一人でふらっと来ても良さそうな雰囲気があります。
ん~、この雰囲気は、たぶんここへ来ないとわかんないかなぁ。
ワイワイしてるんですけど、ママさんも北野さんも品があって、お客さんもスマート。女性でも安心して楽しめると思いますよ!
閉店は20:00と早いです。
なので、「帰りにちょっと一杯だけ、行く?」という感じの方が多いのかな?サザエさんの波平さんとマスオさんが呑んで帰る・・・って感じです(わかるかなぁ)。
カウンターの方(立ち飲みの方)は、ずっと人がいっぱいだったので閉店間際に、棚越しに写真を撮りました。
いいでしょ?なんとなく♪
シュッとしたバーにはない、親近感があります。
いやぁ、オモシロいお店でした。
たくさんの人数での飲み会というのは、普段は無理なようです。
逆に、2~3名での普段使いには、ぴーーったりだと思いますよ。1人でちょっと♪・・・というときにもお勧めです。
こういうお店にふらっと一人で行けると「あぁ、大人だなぁ」と思えるんじゃないでしょうか(笑)。
〒567-0888 大阪府茨木市駅前1丁目3−8 北野酒店
北野酒店
住所 : 駅前1丁目3−8 北野酒店
営業 : 10:00~20:00
休み : 日・祝
北野酒店のそばでは、
【JR茨木東口の「らぁめん真」は、店前のイスに人がいなかったら迷わず入店だ!】の記事
【何歳からOK?!JR茨木そばにある店 -昔の若者の店って?-】の記事
なども公開しています。ぜひ~。