茨木・弁天さんの花火は、ここから夜空へ飛び立つ!
ども、いばジャルです。
前回の記事【茨木「弁天さんの花火大会」中止の理由を聞いてきました】の
続きです。
総務部長の樋野さんに、花火大会の中止理由や
来年度以降のお話などをうかがったあと、ポロっと
「花火ってどこで打ちあげてるんですか?」と一言。
すると「ご案内しましょう」と樋野さん。わぉぉ♪
ひろーーーーい境内の中を車で連れて行ってくださいました。
ズンズンと坂道を上り、着いたところがここ。
「ここがA地点。すぐ隣は茨木カントリーですね」
ずいぶん坂道を上ったなぁと思っていたら、
頂上を示す三角点もありますっ!
てっぺんです、てっぺん♪
さらに車で、ゴトゴト進み
ここがB地点。スターマインとかを打ちあげるところだそうです。
これがまたオモシロいんですけどぉ・・・、
この地点のそばには、なんと!
ヘリポート!! ヘリポートですよ、ここにヘリが来ちゃうんですよ!
「昔、笹川良一先生がヘリでここへ来ましたよ」ですって!
ふへぇ・・、すごいっ。
ちなみに今は、周囲の木が育ってきているので
ヘリポートとしては使っていないんですって。
確かに、切るのがもったいないような木が生えてます。
そこからズズズッと崖を下っていきまして・・・
C地点。早打ちの花火はここで打ち上げられるそうです。
これ、ぜーーったい案内してもらわないとわからない場所にあります。
ここで樋野さんがおもむろに拾ったものが、
花火のかけら。
段ボールみたいな素材のかけらで、中には
紐がついているのもありました。
これが、花火の破裂とともに下へ落ちていくのだそうで
花火大会の翌朝、近隣のお宅を回って掃除するんですって。
直径500メートル四方ぐらいに落ちていくそうですが、
「風向きで、どの方向に落ちてるかわかります」とのこと。
準備も大変ですが、そのあとのことも大変なんですねぇ・・・。
三か所の打ち上げ場所は、それぞれ離れた場所にあって
打ち上げはこのあたりのテントから、コンピュータ-で操作。
ちなみに打ち上げをして下さるのは、
京都の老舗の花火会社、國友銃砲火薬店。
琵琶湖や淀川の花火大会なども、その会社が打ちあげてるとか。
「わぁ、きれい~♪」と見とれている花火は、こんな場所から
打ちあげられてるんですね。
まさか、こんな山の上で打ち上げてると思っていなかったし、
その場所を見る事もできて、もう感激です。
いつかまた、花火が夜空を明るく照らす日が来ることを祈りつつ
弁天さんをあとにしました。
お忙しい中、ご案内下さった樋野さん、ありがとうございました。