そうだ!大名気分を味わってみよう -国史跡の郡山宿本陣(椿の本陣)へ-
どもども、いばジャルです。
茨木市内には、いろ~んな古くからあるものが残っていますが、
そのひとつに、国史跡「郡山宿本陣」がありますよね。
別名「椿の本陣」と呼ばれているここは、大名が西国街道を通って、江戸へ向かうときに泊まった宿です。
京都の羅城門と、西宮神社を結ぶ西国街道が栄えたのは、
大名たちが江戸へ向かうのに、船を使って神戸の港を使うようになったからだそう。
その西国街道には、「昆陽」「瀬川」「郡山」「芥川」「山崎」と
五つの宿駅があり、その中央にあった「郡山宿本陣」。
今の郡山宿本陣は、享保3年(1718年)に類焼にあってしまったのですが、
その3年後には、西国諸大名の寄付によって再建されたものです。
再建されたもの…とはいえ、こんなカタチで残っているものは
ここだけ。
その郡山宿本陣は、第17代ご当主が今も管理なさっていて
普段は、中を見るには、5名以上の団体で事前に予約した場合に限ります。
ですが、年に2回だけ、一般公開されているのだそうで、
ちょーーーど今、春の特別公開の時期!
なんとなんと、明日16日(日)までなのです。
さぁっ!もう、うだうだとは申しません。
タイトルの通り!
国史跡「郡山宿本陣」へ行ってみましょ~!
国史跡「郡山宿本陣」(椿の本陣)への行き方
郡山宿本陣は、阪急バス「宿川原」バス停が最寄りです。
駐車場もありますが、スペースに限りもあるので
バス利用がお勧めです。
阪急茨木市駅からもバスは出ていますが、
JR西側ロータリーのバス停からの乗車がオススメ。
阪急茨木市駅発より、本数が多いようです。(1時間に8~10本ぐらい)
「阪急石橋」「郡山団地」「豊川診療所前」「小野原」「彩都西駅」行きに乗り、
約15分ほどで、「宿川原」バス停に着きます。
バスを降り、進行方向へちょっと行くと、
道が二手に分かれているので、斜め左へ進みます。
これが、西国街道ですね。
なんとな~く、趣きのある道を歩いて、ちょっとすると
どどーん!
国史跡・郡山宿本陣(椿の本陣)です。
大名が入るのは、こちらの御成門(おなりもん)から。
家紋の入った幔幕と提灯が掲げられているのは、大名がここへ泊まるという時だけだったようです。
見学は、この御成門に向かって右手にある受付からスタートします。
土間にある関札が迎えてくれました。帳場にはお雛様も飾られていました。
早駕籠も置いてあって、意外と簡単なもので「揺れで乗っている人が酔ったりしないように、担ぎ手には技術が必要でした」と書いてありました。
おもしろい~♪
本物を実際に見るほうがおもしろいと思うのですが、その中からちょっとだけ「ほぉぉ♪おもしろいなー」と思ったものを、ご紹介したいと思います。
・・・次回に♪
【国史跡・郡山宿本陣で見つけた、いばジャル的「へぇ♪」なもの】の記事へ続く。
大阪府茨木市宿川原町3−10