暮らしを支えるものづくり企業・辰巳工業へ行ってきた!いばらきオープンカンパニー事業
はい、茨木ジャーナルです。
2025年、茨木市では「茨木オープンカンパニー事業」を実施していました。市内企業の認知度向上を目的にした取り組みで、2023年から続いています。
私たちの暮らしを支えてくれている企業とその技術を市民が直接学べる機会、それが「いばらき、クルクル」。

いばジャル市民レポーターのぞーさんが、辰巳工業株式会社(茨木市佐保)での様子をレポートしてくれています。
「いばらき、くるくる」辰巳工業で鋳物体験!
【市民レポーター ぞーさん】
いばらきクルクルの体験レポート、今回は、金属製品鋳造を行っている辰巳工業株式会社です。
前に紹介したアース環境サービス株式会社に続き、こちらも普段は絶対に見ることができない貴重な経験ができました。

(辰巳工業株式会社さんへ!体験する会場の看板も手作りです)
辰巳工業さん、どんなことをしてる?
はじめに、辰巳工業さんから会社の案内がありました。
歴史のある会社で、アミューズメントパークの見えない部分や発電所の部品などを作っていて、まさに縁の下の力持ち。
迎えてくださった社員さんや工房の様子に堅苦しさがなく、お客様だけでなく従業員も大切にする優しさあふれる会社だと思いました。
鋳物体験“箸置きを作ろう!”
いよいよ「体験」の時間です。
まずは型選び。

3種類の型があったので、我が家は1人1つずつ選びました。
次に砂を木型に入れて押し固めます。

しっかり押し固めるのがポイント!
すり切って表面を平らにします。

その後、上下が反対になるようにひっくり返します。

ちょっとヒヤっとしますが、手伝ってくださるので大丈夫でした!

木型を真上に真っすぐ外します。

私は木型を外す時に最後に気を抜いてしまい、少し砂の形がずれました…。
溶かした金属(錫)を注入!

流し込んだ錫の熱が冷めたら木型から外して完成です!

じゃーん! !

可愛い~!!
従業員の皆さんが手取り足取り教えてくれたので、私は子どもそっちのけで自分の箸置き作りに集中できました!
ありがたや~。
工場見学へ
帽子とサングラスを装着して、現場へ移動。この日は真冬日の天気でしたが、工場内は暖かかったです。
それもそのはず。
なんと約1600℃で溶かした金属を扱っているのです。ちなみに火山のマグマは約800℃程度らしいので…2倍!!!
真っ赤な液体と共に火花も散っていて、こんな光景を目の前で見ることができるとは…迫力満点でした。
他にも3Dパズルコーナーもありました。もちろん手作りです。見た目以上に難しく…大人も苦戦しながら楽しんでいました!
こんなユニークな形もパズルも!

さらに、こちらのコマ。
回すと…何の形か分かりますか?

『!』マークでした!
なかなか入れない工場の様子も見られて、大人も大満足。
作った箸置きは帰宅してから毎日食卓に並べて使っています。安心の錫100%で程良く重さもあってしっかりしているので、長く使い続けたいと思っています!
茨木市には他にも素敵な会社がたくさんあるはず!
オープンカンパニーのような機会があれば、ぜひ参加してみてくださいね。
【辰巳工業株式会社】
所在地 大阪府茨木市佐保48
辰巳工業株式会社HP

<以上 文・ぞーさん>
金属を注ぐ型も自社で作っている辰巳工業さん。伝統と技術の力とが合わさって、私たちの暮らしを支えてくれています。
目に見えないところにある技術の、ほんのほんの一部を体験させてもらえた、オープンカンパニーでした。
ぞーさんが前に紹介してくれたオープンカンパニーのレポも、ぜひ~!
【茨木オープンカンパニー「アース環境サービス株式会社彩都総合研究所」へ行ってきた】
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