JR駅近・春日商店街はランチOKの店も増えた!「以前はどんな商店街?」をちょっと聞いてきた
はい、茨木ジャーナルです。
JR茨木駅近くの春日商店街。
駅に近いのですが、商店街の入り口がちょっとわかりにくいのが特徴で、初めての方にはきょろきょろと探す楽しさもある商店街です。
最近は、土日にガイドブックやスマホを片手に訪れる人を見かけることが多くなりました。いろんなお店ができて、特にランチを楽しめるお店が増えたように感じます。
この看板の前で、目的のお店の場所を確認している人を見かけるときもあります。
もともと飲食店が多い商店街ですが、もっと以前は商店街の真ん中あたりにスーパーもあって、昼間から買い物のお客さんで賑わっていました。
「元々ここは通勤の人たちの通り道だった」という話を耳にしたことがある春日商店街。新しくできた店と昔から営業している店が並び、遠方からの来街者が増えています。
改めて、春日商店街でランチを楽しめる店をまとめてみようと思います。
「春日商店街って、もともとどんな商店街だったんだろう?」と私も知りたかったので、昔の春日商店街を知る方に、お話もお聞きしました。
ずっと以前の春日商店街って?
お忙しい中、ご協力いただいたのは春日商店街の寿司屋「多幸作」の店主・寺崎さん。
「新しい店が増えましたよ。昔からのお店も頑張っていますし」と、最初に見せてくださったのは、3、4年ほど前に作ったという『春日商店街散策MAP』です。
春日商店街の真ん中あたりにあったスーパーは、すでにマップに載っていません。
「このマップを作ったときから、入れ替わっている店があるからねぇ」と寺崎さん。数えてみたら、数年の間に7店舗ほど入れ替わっているようです。
春日商店街の始まりは、昭和58年で、約20~30店舗ほどの店でのスタートでした。
「商店街になる以前から、元々ここにはたくさんのお店が並んでて、それが始まりです。下駄屋さん、呉服屋さん、文具屋さん、八百屋に魚屋…。いろんな店が揃ってました」と寺崎さん。
昭和33年に茨木市松下町にパナソニックのテレビ工場ができてから、この道路は通勤道路として利用されてきたのだそうです。のちにパナソニックの送迎バスが運行するようになりましたが、建設された当初は歩いて畑田のほうへ通勤されていたのですね。
「通勤の道なので、飲食店が多かったんです。万博が45年でしょ。その頃には確か寿司屋だけでも5~6軒ぐらいあったんとちがいますかね」と寺崎さんが言うように、会社帰りの人たちで春日商店街は賑わい、スナックも7軒ぐらいあり、夜中23時、24時ぐらいまで営業する店も多かったのだそうです。
春日商店街ってこんなこともしてました
もともと夜に営業する飲食店が多い春日商店街でしたが、3年ほど前からランチ営業の店も増えてきました。個々のお店もいろんな取り組みをなさっていますが、春日商店街としても通りににぎわいを作るために、いろんな取り組みを重ねてきています。
春日商店街の事務所には、今までの活動などがわかる資料もあり、それを見せていただきながらお話をお聞きしました。
平成19年(2007年)には街路灯をリニューアル。その記念にライブ演奏などのイベントを開催したそうで、多くの人が集まっている完成記念の様子が写真に残っています。
この年は、茨木商工会議所のお世話で、商店街の活性化事業として街路灯をリニューアル。春日商店街に作られた追手門学院大のチャレンジショップ「追い風」の学生さんと一緒に商店街を盛り上げることができました。大阪府の打ち水大作戦も「追い風」の学生さんや担当の教授と一緒になって取り組んだそうです。
打ち水で利用する雨水を貯めるタンクは今も、春日商店街のところどころに設置されています。
茨木には追手門学院大、立命館大、梅花女子大と大学が多く、今もさまざまなところで学生が街に出て活動をしています。春日商店街でも、ずいぶん前からそのような取り組みがされていたのですね。
「商工会議所さんにもお世話になりました。学生さんと一緒に活動することも、楽しんだ人が多かったんじゃないかな」と寺崎さんは振り返ります。
打ち水の取り組みや街灯が新しくされることは、派手に見えるものではないかもしれませんが、商店街を訪れる人が気持ちよく過ごせるように、安心して通れるようにと考えて取り組みがされているんだなぁと、今回改めて知ることができました。
JR茨木駅から近くにありながら、商店街への道筋がわかりにくい春日商店街。逆に「隠れ家っぽい商店街」として、新しいお気に入りの店を探したいという人たちを惹きつけているのだと思います。また、商店街の人たちの「商店街を元気にしたい」という気持ちがゆるやかに漂っているのも、人気の秘密かもしれません。
寺崎さん、お忙しいところありがとうございました!
お話をお聞きしたのは昼間でしたが、多幸作さんの夜の雰囲気もいいですね~。
夜の宴会はもちろん、ランチタイム営業もなさっていますよ!
春日商店街ランチのお店
では、最後に春日商店街でランチを楽しめるお店をピックアップしておきますね。気軽にランチやお茶でいろんなお店に行ってみるのもいいし、夜にゆっくり楽しむお店を探してみるのもいいですね!
(情報は2016年2月のものです。営業時間、定休日等は各店舗でご確認のうえご利用ください)
- 燻製ビストロ Atalu
- 住所:茨木市春日1-9-18寿マンション
- 17:00~23:00 日曜休み
※Ataluさんのランチは予約のみです。
【JR茨木・春日商店街 次にオープンするのは、こんなお店!】記事参照
- 笑日(閉店しています)
- 住所:茨木市春日1-12-7
- ラ・ロジエ
- 住所:茨木市春日1丁目12−2
- 11:30~15:00/18:00~22:30(L.O22:00) 火曜休み
【春日商店街にフレンチの店「ラ ロジエ」-ランチ、人気ですっ!】の記事参照
- ハポロコ
- 住所:茨木市 春日 1-8-28
- 11:00~14:30(月~金のみ)/17:00~翌1:00 日曜と祝日の月曜休み
- FEEL GOOD FACTOR(フィールグッドファクター)
- 住所:木市春日1丁目8−28 ホワイトハイツ春日103
- 18:00~24:00(火~金)、14:00~23:00(土日祝) 月曜休み
遅めのランチなら、土日祝日でも大丈夫・・という感じです♪
【春日商店街・クラフトビールの店で♪マスターが好きなものって?】の記事参照
- 多幸作
- 住所:茨木市 春日 1-1-23
- 11:00~22:30 火曜休み
- 彩食厨房あどあ
- 住所:茨木市春日1-8-26
- 11:30~14:30/17:00~22:30 不定休
【春日商店街の「彩食厨房あどあ」がお引越しリニューアル】の記事参照
- カフェ カクタス
- 住所:茨木市春日1丁目9−18
- 11:00~23:00 水曜休み
【春日商店街「カフェ カクタス」は、一人ランチにもオススメ♪】の記事参照
- カフェ レードル
- 住所:茨木市春日1丁目1−24
- 10:00~22:00 水曜休み
【「茨木」「パンケーキ」と言えば、どこ? -春日商店街のカフェ-】の記事参照
- 中華料理 天山
- 住所:茨木市春日1丁目9−4
- 11:00~14:30/17:00~23:00 木曜休み
- 洋風酒房 MANABIYA -まなび舎(閉店してます)
- 住所:茨木市春日1-9-12
- 19:00~23:30(LO23:00)日祝休み/ランチは月~金(祝日除く)12:00~
2016年2月現在で、ランチ営業しているお店をピックアップしました。
間違えているとか、変更になってるなどの情報があれば、コメントでお寄せいただけるとウレシイです!
春日商店街には、コメントもいろいろいただいているので、最後にそちらを紹介しておきますね。
- 「入ってすぐの所は、たくみっていう居酒屋さんでした!
高槻に移転したみたいですよ」(あいさん) - 「記事とは直接関係なくてすいません。
この記事のトップの春日商店街の医療センター側からの写真見て気づいたのですが、左上のほうにあるli看板って確か「百両寿司?」とかいうお寿司屋さんの看板ですよね。
もうかなり昔に無くなったお店なのにまだ看板あげたままなんだなと、なつかしく思いました。
昔の万代の入り口付近(今は「花車」さんのあたりかな?)にあったお寿司屋さんだったと思います。
昔を思い出してなつかしい気分になっています。」(atu_fkさん) - 「ものすごく変わりましたよね。
昔を覚えてらっしゃる方がいてうれしいです~」(Rさん)
ずーっと長く続いているお店と新しいお店とが並んでいる、本当にゆる~い雰囲気の商店街です。
まだ行ったことがない、という方はぜひ気軽に出かけてみてくださいね。
”春日商店街の始まりは、昭和58年”とは意外ですね。
昭和40年代の半ばくらいには”春日名店街”と呼ばれるアーケード街(屋根は無かったけど)でした。
昭和40年代半ばごろのイズミヤや昭和50年ごろのニッショーストアに進出で苦戦しているような話はありました。
記事中にあるスーパーは万代百貨店の時代もありましたが、昭和のうちに撤退したようにも思います。
そんな感じで、一新して昭和58年に名前を変えたのかもしれませんね。
茨木市の広報誌見ました~!!
管理人さんのお顔が見られて、興奮(笑)
テンションあがりました~!!
それだけなんですけど…
嬉しくなったので…
これからも、いろんな情報楽しみにしています♪