ありがとう市民会館―夢のあとかたづけ (最後の最後に聞いてみました)
はい、茨木ジャーナルです。
2015年12月で閉館することが決まっている茨木市民会館。
会館前の大階段のところに、閉館までのイベント「ありがとう市民会館シリーズ」が表示されていましたが、最後の最後「夢のあとかたづけ」が、12月27日に開催されました。
11時から、茨木市内のイベントではおなじみの、市内のお店さんたちによる屋台がスタート、午後からは大階段ステージで演奏やパフォーマンスが始まりました。
昼間は都合がつかなかったので、夕方から出かけました。このステージの風景は最後なんだなぁと思いながら。
市民会館の大階段前、人工台地には客席とそれを囲んで屋台がいつものように出ていました。茨木のイベントの特長は、市内のお店さんが屋台を出していることだなぁと、毎回思います。
実際のお店に行ったことがなくても、屋台で気軽に飲んだり食べたりして、その店を知ることもできます。
北野酒店のおでんは、やっぱり寒い日のイベントにウレシイ♪
cafe & bar Fさん。あったかーいウィスキーが人気!
フロレスタさんは、久後商店さんの海苔を使って「のりドーナツ」を販売してました!
なんというか、炎が目に入るとついつい寄っていってしまう・・・♪
夜は、ほーーんっとに寒かったので、とにかく温かいものがうれしくって。
みんなの「すーーーーっ」というアレ、ほらよく寒いときになぜか口にするあの「すーーーっ」と吐いてるのか吸ってるのかよくわからない息♪
あれが、人工台地のあちこちから聞こえてくる中、
ステージではいよいよクライマックスへ向けて、和太鼓のステージが始まりました。
茨木では旧正月に合わせた週末に、市民会館前で「鼓動初め(たたきぞめ)」というイベントが2008年から開催されています。
「茨木の一年は鼓動初めから」って感じで、毎年楽しみにしている人も多いんじゃないでしょうか。
そこにいつも出演している和太鼓のチームが「鼓動初めALL STARS」として、演奏してくれました。
太鼓の迫力もすごいし、何といってもこの衣装!しかも裸足です・・・。
打楽器って、メロディを奏でるのではないけれど、こちらまで気持ちが高ぶってくるからフシギです。
最後の最後には、全員で本当に楽しそうに演奏をして、会場もこのときばかりは寒さなんて忘れちゃっています。
わーっ、火っ♪
花火が出てきました~。
ぐるんぐるんと回っております♪
会場のみんなも、大喜び!
これが、最後かー。うぅ、寂しい。
そうして、ゆっくりと出演したみなさんがステージを去っていきます。
多くの演者さんが「小さいころ、ここで発表会に出た」とか「成人式はここだった」と話していて、46年の間にここで思い出を作った茨木市民がたくさんいることを、改めて感じました。
そのあとに出てきたのは、
茨木童子くん。
ゆっくりと大階段を掃除していきます。
茨木市民のたくさんの思い出の詰まった階段を、ゆっくりとキレイにしていきます。
「ばいばーい」
あーあ、終わっちゃった。
やっぱり寂しいなぁ。
ふと思い出して、いばジャルに残っている写真を探してみたら、以前心斎橋商店街の山口紅葉堂さんに見せていただいた写真が出てきました。
これ、茨フェスでの抽選会みたいですけど、市民会館だったんじゃないかなぁ。
これは、テレビ番組の収録があって、見に行ったのだと話してくださったもの。場所は市民会館です。
この日、何人かの方に
「このあとに、何ができてほしい?」と質問して回ってみました。
などなど、やっぱりいろんな人が使える施設ができたらいいなぁという声が聞かれました。何になるのかはまだ決まっていないみたいですが、場所もJR茨木駅と阪急茨木市駅の真ん中あたりで、いいところにあるので、市民が集まることのできる場所になったらいいなぁなんて思いますね~。
※追記
2016年1月【うわぁ、さよなら市民会館・・・、バイバイ、ユーアイホール!】の記事で、その後の様子をアップしました。
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