2016年弁天さん花火大会のこと、聞いてきました!
はい、茨木ジャーナルです。
【速報・茨木市民・元市民の皆様、2016年は花火が打ち上げられますよー!】の記事でお伝えしているように、2016年は3年ぶりに弁天さんの花火大会が開催されます。
※花火大会については「弁天」「弁天さん」と記載していますが「辯天宗」が正式な表記です。
あっという間に、8月8日まで1カ月を切りました。ワクワクしますね!
花火大会が中止になったとき、辯天宗の樋野祥陽さんを訪ねて、中止の理由をお聞きしました。
そのときのことは、【茨木「弁天さんの花火大会」中止の理由を聞いてきました!】の記事で書いています。
花火大会が開催されるなら、やっぱりお話はお聞きしたい!
そう思って、またまた辯天宗の樋野さんにお話をうかがいました。
2016年辯天宗花火大会の概要
弁天さんの花火大会は、すでに辯天宗のホームページ他、いろんなところでお知らせされています。
開催日は、例年通り8月8日。
19時30分ごろから約1時間の間に、3,000発の花火が茨木の空を照らします。
今年、花火大会を開催するにあたっていつもと違うことは、なんでしょう?
「一番大きいことは『茨木辯天花火大会実行委員会』主催の花火大会になったことです。茨木商工会議所、茨木市観光協会、辯天宗からなる実行委員会で、花火大会を主催します」と樋野さん。
2013年に、福知山の花火大会で事故が発生したことから、2014年に茨木市でも火災予防条例が改正されました。時期が夏を目前にしたころであったため、2014年花火大会は残念ながら中止となりました。
その後「茨木辯天花火大会実行委員会」ができて、条例に基づいて、花火大会が安全に開催できるよう準備が続けられていたというわけです。
(花火大会で「スターマイン」が打ち上げられるポイント)
毎年夏に開催され、茨木市だけでなく近隣地域からも多くの人が訪れる弁天さんの花火大会は、もうすっかり茨木市民の夏の風物詩。茨木のイベントと思っている茨木市民も多いですよね。
茨木辯天花火大会実行委員会の主催となり、これからますます「茨木の花火大会イベント」として、茨木市民の皆さんに親しまれていくんだろうなぁと楽しみです。
準備でお忙しい時期にも関わらず、樋野さんは笑顔で
「花火大会開催と知って、いろんな方面の方から『よかったです』とお喜びの声をいただきます。わたしたちも嬉しいですね」と話してくださいました。
では、3年ぶりの弁天さんの花火大会を楽しむために、知っておきたいことをピックアップしておきます。毎年見に行ってたよという方も、今年初めて行くよという方も、ぜひチェックしてくださいね!
1、今年は屋台は出ません
今年の花火大会当日、今までと一番異なることが、屋台などの出店がないことです。
ずらーっと並んでいた屋台も花火大会を楽しむ一つでした。屋台を見たり買い物していると、急な坂道もあっという間に上りきれたのですが、今年は屋台・露店の出店はありません。
「夜も、まだまだ気温は高いし、たくさんの人で蒸し暑いでしょうから、皆さんそれぞれで飲み物をご用意いただいて、熱中症対策をいつも以上にしていただきたいですね」と樋野さんも呼び掛けていらっしゃいます。
せっかくの楽しい花火大会ですもんね!うちわとタオル必携。お茶はいつもより多めに準備しておくといいですね。
2、弁天さん花火大会・周辺アクセス
花火大会当日は、周辺道路は夕方から通行止めになります。
許可車以外は、通れませんので、弁天さんへはもちろん、周辺施設やお知り合いのお宅へも車で進入することはできませんのでご注意を。
弁天さんへは、JR茨木駅から「茨木弁天」行きの近鉄バスが出ています。多くの人でいっぱいですので、歩いていくのもいいかもしれません。
自転車も、駐輪する場所はほぼないと思ったほうがよさそうです。JR茨木周辺の駐輪場に置いて歩いていくのがいいんじゃないでしょうか。
「近くのコインパーキングに停めて~」という方も、通行止め解除までは道路の通行はできませんよ~。
道路もたくさんの人であふれます。小さい子どもさん連れの方は、しっかり子どもさんの手を握っておきましょうね。
別記事で、先日見に行った辯天宗境内の様子もちらっと紹介しますね。
辯天宗・樋野さん、お忙しい中ありがとうございました。
■2014年8月7日に、辯天宗へお話をお聞きしたときに見せていただいた、花火打ち上げのスポットは【茨木・弁天さんの花火は、ここから夜空へ飛び立つ!】の記事で紹介しています。
■ひとつ前の【知る人ぞ知る撮影スポットが弁天さんに。花火を見られる場所も紹介】の記事で、花火を見られる場所も記載しています。
花火だけでない、ステキな撮影スポットも!
〒567-0073 大阪府茨木市西穂積町7−41
弁天さんの花火が無事に復活開催されました。
”チープだ”、なんだといわれても地元民としては、うれしい限りです。
それにしても、一昨年の急な中止決定は意外でした。福知山の花火大会での事故を受けての国の指導による安全対策とはいえ、開催一ヶ月前の条例制定は、いくら制定期限があったとしても、何があったのかと思いました。
地域活性策のため、条例とともに特別条例を策定して同年の花火大会を条件付で開催した地域もあったので、市議会は何を考えているのだろうと思ったものです。そのときの事情や、花火大会中止による市や民間の損失といった市経済へのマイナス効果はどの程度だったのかも知りたいものです。