かぴっかぴのデニム&シューズ展、開催中!茨木市役所でハブ・イバラキ
はい、茨木ジャーナルです。
ここ、どこの写真かわかりますぅ?茨木市役所の本館と南館の間を、グラウンド側から見たところです。ここをまっすぐ進むと、
茨木市役所の本館と南館を繋ぐ渡り廊下に出ます。向かって右の本館のほうへ入ると、
手すりのある壁のところ。
ハブ・イバラキ(HUB-IBARAKI)・アート・プロジェクトの中島麦さんの作品が完成していました。
2017年3月に【こんなところで公開制作してた!明日は休みだから、今日だけ!茨木市役所で】の記事で急いで紹介していた場所です。
あっちが南館のほう。
この渡り廊下、一般の人はあんまり通らないですねぇ。本館の端の奥と、南館の奥を繋ぐ廊下なので、ほとんど通るのは職員の方のような感じ。私も、ここで制作をしていると聞いて初めて行きました。私たち一般の利用者は、本館と南館の移動ではいったん外に出てしまうことが多いと思いますが、ぜひこの機会に渡り廊下をどうぞ♪
壁が作品になっているので端っこに「読めないサインはキライなんでぇ」という、とってもわかりいやすい麦さんのサインが。
で、渡り廊下を通り南館へ入ったら、エレベーターで8階へ。
静か~~~なフロアをソソソと進むと、
文化振興課のところに、「誰かの落とし物です。心当たりのある方、お申し出ください」のようなコーナーが。
よく見ると、さっき渡り廊下のところで見た、わかりやすいサインが。
落とし物のコーナーではなく「中島麦さんのデニムとか展」が、文化振興課のすぐそばで開催されています!
ハブ・イバラキ(HUB-IBARAKI)・アート・プロジェクトの作品を制作するときに、中島麦さんが着用していたデニムやパーカーなどの展示です。制作時に幾重にも絵の具が飛び散り、作品だけでなく身につけていたGパンやパーカーなども「アート作品」のようになっています。
公共施設へ制作した作品はずっと残りますが、デニム展では「ハブ・イバラキの制作エピソード」的なものを感じられます。
ジャケットの肘のところや、Gパンの太ももから膝あたり、絵の具の重なりが激しくって、かぴっかぴ!肘や膝の曲がり具合に合わせてそのまんま、かぴっかぴ!
「中島麦さんのデニムとか展」は、入場無料。
かぴかぴを優しく撫でることもできます。制作中、洗濯することはなかったそうなので「(展示前に)ファブリーズでもする?」なんておっしゃってましたが、結局「ノーファブリーズ」です。美術家の香りに触れてみたい人は、・・・どうぞ。
デニムなどを飾っている壁面に掲げられているのは、【ハブイバラキ(HUB-IBARAKI)除幕式でアートのかけらの贈り物】の記事にも書いていた、アートのかけらです。わざわざ作った作品ではなく、汚れないように敷いていたシートのかけら。シューズの下に敷いてあるのも、そのシートで、紫色の模様は靴底の模様ですね(笑)。
なんでもアートになっちゃうんだなぁ。「中島麦さんのデニムとか展」ってネーミングもステキ。