追手門Candle Night(キャンドルナイト)は地域の人も楽しみにするイベントに
はい、茨木ジャーナルです。
12月13日(水)に追手門学院大キャンパスで「キャンドルナイト」が開催されました。去年、初めて見に行って「キレイだなぁ」と【学生と地域の人が飾る「ありがとう」の灯り☆追手門学院大キャンドルナイト】(2016年12月)の記事で紹介しています。
「キレイだったよなぁ」と思い出して、今年もまた行ってきました。
2017年追手門大のCandle Nightは
キャンパスの門から建物に向かってずらっと並ぶキャンドルには、去年と同じように一つずつメッセージ入り。
2017年のキャンドルナイトは「宝物」がテーマ。夏・秋に開催された茨木市内のイベントを通して、広く一般の方にも「宝物」をテーマにメッセージを書いてもらい、今年もたくさんのキャンドルが並んでいます。
実行委員の方の合図で、キャンドルナイト会場の照明が落とされ、あたりは「宝物」をテーマに並べられたキャンドルの灯りでいっぱいになりました。ワクワクしながら見ていきます。
キャンドルナイトに参加している学生さんが、いくつかの班に分かれてそれぞれに作る「宝物」のストーリーが並んでいます。
グラスの中にキャンドルを入れているのですが、そのグラスにも班それぞれでいろんな飾り付けがしてありました。
飾りをつけずにシンプルなグラスそのままを並べて表現している班も。手作りした大きな家や車と合わせて、何か大切な「宝物」を表現しているんだろうなぁ。
見ている人たちが「これって、家族?」とか「告白してるところ?」など、表現されているものを見ながら想像していってます。
キャンドルで文字を作っている班もあります。
それぞれのキャンドルの作品は、3メートル四方ぐらいあるのかなぁと思いますが、そのスペースを使って何をどう置くのか、どんなシーンを表現するのか、学生たちで相談して作っています。
グラスに貼り付けているのは和紙かなぁ。どんな形のものを貼るのか、並べるのか…みんなで調整していく作業にも、苦労だってあっただろうなぁと想像しながら見せてもらいました
それぞれの作品の中にストーリーがあります。見る人によって「わぁ!」と思うところも違ってオモシロい。
ぐるぐる回る木のメリーゴーランドみたいなのもありました。凝ってるなぁ。
暗いので写っていませんが、この広場のところにたくさんの人がいて、地域の方たちも楽しみに見に来られているのかなという印象です。やっぱり、ロウソクの灯りはなんともいえない温かみがあってイイなぁ。
Candle Nightのツリーは人気!
芝生の広場から階段を上って上の広場へ行くと、色とりどりのガラスに入ったキャンドルのツリーがありました。やっぱりココは「インスタ映え」するからか、たくさんの人たちがツリーをバックに写真を撮っていました。
グラス一つずつに、メッセージ入り。それぞれ見ていくと「カワイイなぁ」と思えてきます。
幼稚園の子どもたちに描いてもらった紙の袋に入ったキャンドルも、ずらっと並んでいます。「わー、あった!」と自分や友達の描いたものを見つけて喜んでいる様子は、まさに「宝探し」のよう。カワイイわぁ。
キレイだなぁ。紙の袋とガラスの器とロウソクで、こんなに幻想的な雰囲気を作れてしまうんだなぁ。
オモシロい!Candle Nightのいろんな展示
オモシロいなぁと思ったのが、全国のキャンドルナイトイベントを調査した展示。実際に見に行ったのかどうかはわかりませんが、それを調べてみようと考え付いたことに「なるほどね~」と思いました。
全国で開催されているキャンドルナイトのイベントは、開催時期もキャンドルの数もテーマもいろいろ。街全体で開催しているところや、観光イベントみたいになっているところなどもあるんですね。
茨木市の竹灯籠イベントやこのキャンドルナイトは一日だけのイベントですが、複数日の開催をしているところもあります。ロウソクに点火する作業のことを思うと…いやぁ大変だろうなぁ。
建物の中にも展示会場があったので入ってみました。外はガチガチに寒かったので、ほ~♪っと温まります。
部屋がね…目がおかしくなるんちゃうか…と思うほど、炎カラーになってました。
照明に、炎カラーのフィルムが貼ってあったみたいで、暖房はもちろん、目からも温かい展示に。
キャンドルナイトのイベントはもう8回目になるそうで、一度今までを振り返ってみようと、これまでのキャンドルナイトを紹介しているようです。
私がおもしろいなぁと思ったのは、
軍手の展示。
キャンドルナイトイベントで実行委員が使う軍手なんですけど、毎年デザインが変わっているみたい。
2017年の軍手も展示されていました。こういうのイイですよね。小さな思い出の形が残るっていうか。他の人から見たら「軍手やん」…なんですけど、キャンドルナイトに携わった人たちにとっては「大切な時間を一緒に過ごした軍手」になります。
追手門学院大のキャンドルナイトの始まりは、職員の方によるものだったとか。去年から学生が主体となって開催するイベントになったそうです。私は去年初めて見に行ったのでそれ以前を知らないんですけど、心あたたまる時間になってるなぁと感じました。
学生の「こんなんいいんちゃう?」「それ、アカンやろ」「おもしろいんちゃう?」みたいなことが、わーっと混ざり合って作られていってるのかなと伝わってきて、それが好き。
この一日のほんの数時間のために、暑い時期から少しずつ一般の方へも呼び掛けて作っていってることとか、キモチがぐぐっと入ってる手作り感いっぱいの作品など、カッコ良くスマートにというよりも「一生懸命やりました」がストレートに伝わってくる温かいイベントでした。
地域の多くの方も楽しみに来られているようだったので、ずっと続いていったらいいなぁと思いました。