和菓子屋『石州』さんの名言を聴きながら『水無月』を味わう
はいっ、いばジャルです。
6月・・・、梅雨・・・・、あ!水無月やん!と思い立ち、茨木心斉橋商店街の【石州】さんへ。
春に、いちご大福にハマっちゃっていた時に訪れて以来、
久しぶりのお買いものです。
参考【いばジャル的マイブーム「いちご大福」を「石州」で】の記事
ご主人が店頭に立っていらっしゃって、お店へ行くと
「お帰り~」と声をかけてくれました。
いいですよねぇ、こういうの。
水無月は、もうすこーしあとの6月末ごろに食べて
一年の折り返しに、それまでの罪を祓って、残り半年の無病息災を願うもの。
形が三角なのは、暑気払いの氷を表しているからだそうです。
白と抹茶と黒糖の三種類の水無月を買いました。
包み紙には、「石州」の名前の由来が書かれています。
お店のオモテには、キレイな季節の生菓子も並んでいて、
一番左から「アジサイ」、「田んぼを耕して田植えをしてるところ」、
「びわ」、一番右端も「アジサイ」を、それぞれ表していて、
一番右の「アジサイ」の上にある、薄いグリーンのは「青梅」を表しているそうです。
きれいですねぇ。。。
石州さんと言えば、この間訪れたときに教えてくれた、
小さなお客さんからの可愛いお手紙を、お店に貼っちゃっているんですが
ちゃーんとそれもまだ飾ってあります。
参考【老舗和菓子「石州」にある温かい贈り物】の記事
この時、お手紙について教えてくれたのは女性のお店の方だったんですが、
そのことに話題が移った時、ご主人が
「あぁ、アンタやったんか~、載せてくれたんは・・・!」と。
このカワイイお手紙の差出人さんが、茨木ジャーナルの記事を見て下さったとかで
それを、石州さんに「載ってたよ」と教えてくれてたんだそうです。
「喜んでくれてて、『またお手紙書くー』って言うてくれてんねんわぁ。
ありがとうなぁ」とご主人。
ひえぇ、こちらこそウレシイですぅ、ありがとうございますっ!
ご主人、水無月を包んでくれながら
「やっぱり、しゃべらなアカンってことやわなぁ」とポツリ。
ピッ、ピッ・・・とバーコードを読み込んでお金をやり取りするだけでなく、
「いらっしゃい!何しましょ」
「今日は、遅いなぁ」
「何がオススメ?」
「アツなったな~」
「また来てな~」・・・みたいな、普通のおしゃべりをするのが
やっぱり大事やわなぁ、と。
なんか・・・、名言だなぁ、なんて思っちゃいました。
別にわざわざしゃべらなくても、買い物自体はできるからOKなんですけど、
なーんてことないおしゃべりの中から、なにかイイことに出会えたりしますよね。
石州さんと、このお手紙を書いてくれたカワイイお客さんとの間にも
そんな「イイこと」が育ってるんだなぁ・・・、羨ましい♪