骨董のお店の入り方 -10代続く『川本本店』が登録有形文化財に-
ども、いばジャルです。
「広報いばらき」にも掲載されていたので、ご存知ですよね。
茨木市上泉町にある、川本家住宅が
【国の登録有形文化財】に登録されました。
川本さんのお宅は、今は骨董のお店「福嶋屋」、
それに併設した「カフェ茶論 縁」、
そして「ギャラリー夢」として、誰でも気軽に訪れることができます。
※2019年9月現在、着物のリメイク、洋服の販売をしています。(カフェの利用は不定期です)
■【福嶋屋~発酵カフェが金・土曜だけOpen!-登録有形文化財・川本本店で】(2019年9月10日)記事もどうぞ。
【10代続く川本本店-築80年以上の町屋とギャラリー】でも
紹介しています。
今回、「古くから残っているものを、ちゃんと次へ繋いでいきたい」と
登録有形文化財として登録されたのですが、広報いばらきに掲載されたからなのか、
「なんとな~く、ふらっと訪れる人が増えたような気がします」と川本さん。
間口も広くて、外から見るだけでもとても興味深い建物なのですが、
せっかくなら、ぜひ中へも入ってみてはいかがでしょう?
色鉛筆だって買えます。ほんとに買えます。
お雛さんのお道具で見る、あの鏡! これも、買えます。
お部屋に飾ってみると存在感アリアリになりそうな、プレート。
一家にひとつ、いかがでしょう?
永遠の時を刻む時計も、古きよき時代のメモリーをそのままにとどめ、
時が経つのを忘れさせてくれるような空間を演出。
(いったい、今何時なん?!と、わからないけれど、まぁまぁ)
今も昔も、子育てママのサポートグッズはあったのですね。
立体設計(おそらく)の、抱っこバンドも販売中!
ね?骨董の福嶋屋さんには、ほんっとーにたくさんの品物が置いてあって
見るだけでも、とても楽しいのですよ。
ワタシは、以前訪れたときに、「長持」から出てきた手描きのちっちゃな器を
「なんかカワイイ~♪」と買っちゃいました。
初めての骨董体験で楽しかったですよ。
骨董でも、建物でも、興味のある方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。
骨董屋さんの入り方
初めてだと、やっぱり入りづらかったりするかもしれませんね。
何と言っても、人さまのお宅ですしねぇ。
川本さん曰く
「こんにちは~」とか「お邪魔しま~す」とか、ひと言声をかけて
入ってきたらそれでOKなのだそうです。
「ちょっと見せて下さいね」と声をかけてもらえると、川本さんご自身も安心なのだとか。
これ、なんだろ?というものを発見したら、ぜひ気軽に聞いてみましょう。
川本さんのお話は、とっても楽しいですよ。
で、お店に入ったらゼッタイ見ておくべきなのが
トロッコの線路。
奥の倉庫などに置いていた商品などを、その昔はトロッコに乗せて
店の外まで運んだという、その線路。
家に線路がある家・・・って、ワタシも今までにこちらの一軒しか知らないなぁ。。。
ゆっくり過ごしたい方は、
珈琲を注文しては?
注文すると、奥のほうからしばらくの間
「カラコロカラコロカラコロ・・・・・」と音が聞こえます。
川本さんが、珈琲豆を焙煎してくれている音。
本当に、時間がゆっくり流れる空間です。
【川本本店】 11:00~17:00 日・月曜休み
大阪府茨木市上泉町6−29