茨木産の米粉で作ったガトーショコラが、しっとりでサクサク!
はい、茨木ジャーナルです。
10月に季節のごはんカフェsatonoで子ども食堂を取材したときのこと。当日メニューに米粉を使ったものがあって、お聞きすると「茨木産のお米から作ってるんです」とのこと。
姉妹店のBONOcafe(茨木市水尾)では、米粉を使ったスイーツの販売がスタートすると聞き、買いに行ってみました。
(写真はBONOcafe提供)
米粉を使ったスイーツは、チーズケーキとガトーショコラと米粉クッキーの3種類で、ほかにも試作を重ねていく予定だそう。
私は、米粉を使ったガトーショコラ(1,000円・税込)を選んでみました。
さっくり軽い!生地に入っているのは?
濃厚なガトーショコラに小麦粉ではなく米粉を使ったら、食感も変わるのか楽しみ。米粉はもっちりするので食べ応えもありそうだな、と想像しながらいただきます。
ホールケーキをカットすると、ふわっとチョコレートの香りが立ちのぼります。
違いがわかるものかなぁ…と思いながら口に入れようとした、その瞬間!
ふわっと「あんこ」の香りがしました。
口に入るとチョコレートの風味が広がって、でも意識するとほんのりと「あんこ」の味も感じられる!
お聞きすると、BONOcafeの米粉を使ったガトーショコラには、なんと「餡」を混ぜているんですって!
(写真は、BONOcafe提供)
米粉のサクサク感をうまく表現したい、と「あんこ」を混ぜてしっとりさせているのだとか。使っているのは「ハシモトのあん」の茨木産のあんこです。
このガトーショコラは、クセになりそう!
なんといっても、口当たりが軽いんです。
ガトーショコラといえば、チョコの濃厚さが特徴。BONOcafeの米粉のガトーショコラも、チョコレートのコクがあり、それでいて軽い!
「濃厚なデザートはちょっと控えたい…」と思っている人にも、オススメしたいメニューです。
米粉のスイーツを作った理由
BONOcafeには、もともと米粉を使ったスイーツのメニューもあります。今回「米粉を使って作る」と、改めておっしゃっているのは、なにかきっかけがあったのでしょうか。
「製粉してみようと思って」とオーナーの樋口さん。
BONOcafeで使う米粉は、店で製粉しているというから驚きです。そこまでこだわるのか…。
「茨木でお米が余ってるんですよね。だから、米粉を積極的に使いたいなとずっと考えていたんです」
米粉を使えばグルテンフリーのメニューが作れるので、考えることも楽しみだそう。
「製粉って意外と手間がかかる。1キロの製粉に最低でも1時間は必要」で、大きな音がするので、作業は営業が終わってから。
手間も時間もかかるし、米粉だからといって小麦粉より安くなることもないそうですが「製粉、楽しいんです」と楽しそうに話してくださいました。
(写真は2017年。BONOcafeのチーズケーキ)
常連さんに大人気のチーズケーキは、クッキー生地に米粉を使いました。
「小麦粉の代わりに米粉を使うのも、すんなりはいかないんです」
チーズケーキは完成してすぐではなく、1日ほど置いて納得できるおいしさになってから販売します。
「くちどけのいいサクサク感が出るんです。常連さんにも、気に入ってもらえると思う」とオーナー。
どちらも、予約なしで購入できますが、日によっては早いうちに売り切れてしまうこともあるそうです。
satonoのガトーショコラと食べ比べ
BONOcafeで買った米粉のガトーショコラがおいしくて、次の日に今度は姉妹店の「季節のごはんカフェsatono」へ行ってみました。
satonoさんのガトーショコラも、BONOcafeのオーナーが考えたレシピ。
味を覚えているうちに、食べ比べをしようと思いました。
米粉のガトーショコラの風味を思い出しながら食べてみると、違いがよくわかりました!
satonoのガトーショコラも甘すぎず、チョコレートの濃厚さをシンプルに味わえます。
米粉のガトーショコラは、しっとり感のなかにサクサクした歯ごたえがあって、それで軽さを感じるのかも。
次は、米粉のチーズケーキも買ってみたいなぁ。
販売スタートしてから好評で、早くに完売してしまう日もあるようですが、トライしてみようと思います。
あ、お間違いのないように。
米粉のスイーツメニューは、茨木市水尾の自然食レストランBONOcafeで買えます。
濃厚ガトーショコラは、岩倉公園向かいの季節のごはんカフェsatonoのデザートメニュー。
BONOcafeとsatonoは、姉妹店で、どちらも「茨木産」にこだわったメニューを楽しめる店です。
- BONOcafe(ボノカフェ)
- ■所在地 茨木市水尾2丁目14−35
- ■営業時間 11:00~16:00(LO 15:00)
- ■日・月・祝日休み
☆2022年1月から定休日が変更になっています。 - ■駐車場 あります。
- ☆【BONOcafe公式サイト】
- ☆最新情報はインスタグラムでチェック!
BONOcafeインスタグラム
〒567-0891 大阪府茨木市水尾2丁目14−35
■姉妹店・季節のごはんカフェsatono(茨木市新中条町)では、毎月第3金曜に「子ども食堂」を実施しています。
2022年11月9日公開
【子ども食堂で一緒に食べよう!季節のごはんカフェsatonoが茨木の野菜を使って】
■大切にしているのは「作りたいものを、好きなペースで作ること」という樋口さんの話は「クッキー缶-綾-」の物語から。
2021年5月12日公開
【BONOcafeの焼き菓子「クッキー缶-綾‐」は、仲間への贈り物が始まり】
■2018年11月3日公開
【育てる人と作る人。伝えたいのは、茨木の価値-千提寺farm.とBONOcafe】