生徒の染額、見事!福井高校KIMONOプロジェクト続編
はい、茨木ジャーナルです。
去年11月に【福井高校がKIMONOプロジェクトに参加!夢は2020年東京五輪!】の記事で、世界各国をイメージして一枚の着物を作るプロジェクトのこと、茨木の福井高校生がネパールの着物デザインを制作していることを紹介しました。
「母校がこんなことをしてるなんて!」とたくさんの反響があった、KIMONOプロジェクト。生徒が友禅体験をしている様子を紹介しましたが、その後、生徒は授業だけでなく放課後も作業をして、作品が完成しました。
生徒が染めた作品は額におさめられ、1月21日(土)茨木市立生涯学習センターきらめきで開催された「国際交流のつどい」で展示されていました。
在日ネパール大使館からの後援も!
展示では、KIMONOプロジェクトの取り組みの様子や、生徒がデザインをするまでに調べたことなど、友禅体験に至るまでのプロセスも紹介されていました。
取り組みを知った在日ネパール大使館から「茨木市で、福井高校生がデザインを手掛けてネパールのキモノ制作をしていく活動に後援承認します」と、連絡もあったそうです。
日本中で、世界各国をイメージした「たった一枚の着物」が作られていますが、そのほとんどが職人の手によるもの。しかもすでに完成している着物は、ミラノ万博(2015)やG7北九州エネルギー担当大臣会合(2016)、カンボジアとの直行便スタート時のセレモニーで披露されているなどスケールは壮大。
はじめは「?」と手探りだった生徒たちも、額に入れる完成イメージが見えてくるにつれ、いっそう前向きに制作していきました。
見事!
色使いも美しいし、細かいところを丁寧に塗っている人もいます。
染額で展示されると、さらにステキ。この染額が並ぶ前は、撮影スポットになっていました。キレイだもんねぇ。
生徒は、どんなふうに塗っていくか自分でどんどん考えていって、指導する兵江さんが「ちょっと難しいよ」と言っていたぼかしも、どんどんトライしていったのだそうです。
生徒の中には、色が滲んでしまった部分は、逆にその滲みをいかして模様にした人もいたようで、柔軟なアイデアもおもしろいなぁと感じました。
生徒が考えたそれぞれのデザインをそのままモチーフに使って、一枚の着物が作られるそうで、完成も楽しみです。この染額は、2017年は立命館大「ASIA Week」や福井高校の文化祭などでも展示される予定です。
【福井高校がKIMONOプロジェクトに参加!夢は2020年東京五輪!】の記事もぜひご覧いただいて、頑張ってほしいなぁという方や企業は寄付というかたちでも応援できますよ。
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