マイヨーロッパさんに聞いた、海外旅行をするときに気を付けたい8つのこと

はい、茨木ジャーナルです。

社会人には春休みもないので、この時期の旅行ってあんまりピンとはきませんが、ゴールデンウィークもあるし、もしかすると「溜まった有休を使って旅行でもしようかな」と考えている人もいるかもしれませんね。

茨木市下中条町の中条公民館そば「マイヨーロッパ」という、オーダーメイドツアーを組んでくれる旅行会社があります。

〒567-0886 大阪府茨木市 下中条町3-22-1

新聞やニュースでは、海外の心配な出来事を見聞きしますが、実際のところ、海外旅行をするならどこが危なくて、どこなら安心?・・・と思って、話をお聞きしました。

海外旅行、どの国が危ない?どこの国なら大丈夫?

マイヨーロッパ大成さんご夫妻DSC04519

ご対応くださったのは、株式会社マイヨーロッパの大成眞知子さん。ご主人の大成浩一さんも、ともに海外旅行の企画や手配など多岐にわたり豊富な経験をお持ちで、ご自身もヨーロッパが大好きという大成眞知子さんに、海外旅行についてお聞きしました。

海外の心配な事件を耳にすることが多いけれど、例えば「ヨーロッパならここは安全」という国は、どこなんでしょう?

この質問に大成さんは、うーん・・と少し考えて「心配とか危ない・・とは、テロなどの事件のことでしょうか。そういう意味でいうと、もう同じですね」と言います。
「例えば日本だって『ぜったい』とは言い切れない。どの国なら絶対に大丈夫というよりも『気を付ける』ということですよね、当たり前なんですけど」

あー、確かに。
いろんな事件が「まさか、ここで?!」という場所で起こっていますよね。どこだから安心とは、もう言い切れないのかもしれません。
それでも、せっかく海外を旅するなら、無事に楽しんで過ごしたい!
海外の様子にも詳しい大成さんに、知っておきたい「海外旅行を安全に楽しむ対策」を教えてもらいました。

海外旅行で気をつけたい8つのこと

マイヨーロッパさんオフィスでDSC04511
(写真は、マイヨーロッパの事務所の窓際。欧州らしい小物たちが並んでいます)

大成さんの話をもとに、海外旅行で気を付けておきたいポイントをまとめてみました。「海外旅行」では、気持ちがウキウキするし、特別な楽しい思い出を作りたいと油断しがちです。紹介するのは、海外旅行で気を付けたい8つですが、日本国内でも気に留めておくとよさそうですよ。

1、現金持ってますオーラを出さない

「悪い人って、見てるんですよ」
まず最初に大成さんが挙げたのが、これ。支払いのときも、お札が人目につくようにパラパラさせるなんて厳禁!(「現金」に掛けたわけではありません・・・)
旅行時は、ウキウキと楽しくなってしまうのでガードもゆるみがち。そんな姿は、悪い人の目に留まりやすいものです。分厚い財布を腰ポケットに入れる、なんてもってのほか。

「現金持ってますオーラって、どうしても出てしまうんです。見ててわかるんです」という大成さん。ご自身も海外旅行のときは、現金は持たないようにしているそうです。

2、「行ってはいけない場所」を知っておくこと

どんな国でも「ここは危ないですよ」という場所があります。まずは「ここは行ってはいけない」という場所を事前に確認しておくことが大切です。
「旅行の予約をするときや、できれるなら地元の人に聞くのがいいです」と大成さん。

どんな国でも、暗い道や寂しい場所など、日常生活で危険だと考えられる場所はあります。そのような場所へは、絶対に近づかないようにすることは、とても大事です。

3、賑やかな場所こそ、気を付ける!

では、賑やかな場所なら大丈夫かというと、残念ながら、有名な観光スポットでの被害は多いのだそうです。
「こういう場所でも、お金を持たないこと」と大成さん。ただでさえ、ウキウキした観光客は目立ってしまい、ターゲットになりやすいのです。
また、悪い人側からすると、賑やかな場所は、一般の人の中に紛れこんでしまえるんですね。多くの人がいるから安心ということは、なさそうです。

4、地下鉄内ではドアのそばに立たない

地下鉄で移動するのも、海外旅行では楽しみの一つ。大成さんは「地下鉄に乗るとき、私なら車両の中のほうで立っています」と教えてくれました。

ドア付近に立っていると、悪い人に囲まれてしまう可能性があり、そうすると身動きも取れないからです。車両の中まで進んでいって、荷物は自分の体の前で持つのが良いそうです。

ちなみに・・・。
最近、海外旅行から帰ってきた知人は「一緒に旅行していた友人が地下鉄に乗る人の波に紛れてスリに遭った」と言ってました。

5、荷物は抱えて持つ!

「海外では、自分の席の隣に荷物を置くのは危険です」と大成さん。何かをするときに、荷物を置いてしまう日本人は「持っていってください」と言ってるようなもの。大成さんは食事のときも、バッグを自分の膝の上に置いているそうです。

ちなみに・・・。先ほど書いた、友人がスリに遭ったという知人からの話でもう一つ。

警察へ被害届を出しに行ったとき、同じように被害に遭った日本人に居合わせました。その彼は「コートに何かついてると言われて確認しようとコートを脱いだとたん、コートを持って逃げられた」のだそうです。
コートに携帯も財布も入っていたんですって。想像するだけで、こちらもブルーな気持ちになります・・・。

6、外務省のホームページもチェック!

外務省のホームページでは海外安全情報が出されていて、渡航先別の安全対策も記載されています。海外旅行をする前には、チェックしておくといいですね。

「注意喚起が出てないから安全」というわけではなく「こんなことに気をつけましょう」という情報を確認し、さらに個々で気をつける必要があります。
「注意喚起の出ている国へ行くなら、特に心に留めておくことです」と大成さん。

7、勘を働かせる

街中でも、例えば大きな通りから一本道を外れただけで、なんとなく寂しい通りや危ない雰囲気を感じる場所に足を踏み入れてしまうこともあります。「あれ?」と思ったら、すぐにそこから離れること。「観光で、つい気持ちも緩んでしまいますが、勘を働かせることが大事」と大成さん。
勘を働かせるって難しそうですが、警戒しておくということなんでしょうね。

8、大きな声を出す

最後に覚えておきたいのは、危険を感じたら大声を出すということ。
「とにかく大声です。『あー!』でも『うぉー!』」でも、日本語でもなんでもいいから、お腹の底から大声を出すことです」と大成さん。
大声って、意外となかなか出せないものです。でも、「うぉー!」と太い声を出せれば、悪い人も驚いて逃げ出すかもしれないし、助けを求めることにもなりそうです。

海外旅行で持っておくべき大事なこととは

マイヨーロッパ窓際の飾りDSC04512

いかがでしょうか。

今回お話をお聞きした「マイヨーロッパ」は、オーダーメイドツアーを提供してくれる旅行会社。
「ここへ行って、こんなことをしてみたい」というお客様の希望に合わせて旅を提案してくれるので、何度も利用するお客様もいらっしゃるのだそうです。

大成さんに話をお聞きして、そのしばらく後に偶然知人から、一緒に旅行へ行った友人がスリに遭った話を聞きました。

マイヨーロッパの特長の一つが「現地の情報も含めてサポートしてくれる」ということ。

「海外旅行で気をつけたいこと」にも書いたように、どんな国にも危険な場所ってあります。海外旅行で持っておくべき大切なことって「必要な情報を持っているかどうか」なのかなと感じました。現地の情報、様子を知ってるかどうかが、快適な旅になるかどうかを左右するのかもしれませんね。

知人のスリに遭ったという話も「地下鉄に乗るときはね・・・」と知っていたら、防げたのかもなぁ・・。

「その国、その地域、やってみたいことなどによって『今がいい時期ですよ』というのも違います。早めに相談していただくのがいいですね」と大成さん。
大手旅行会社のパックツアーから、予約がまだ空いているところを探して旅行するのもアリですが、せっかくの機会だからと「自分の希望すること」を中心に旅を組み立てるのも、良さそうです。

ご丁寧にいろいろと教えてくださった大成浩一さん・眞知子さん、ありがとうございました!

【マイヨーロッパ】

所在地: 茨木市下中条町3-22-1
電話: 072-627-5468
営業時間 9:30~18:30
日・祝祭日休み

※営業時間外でも相談は受け付けてくださいます。
(事前に電話かメールでの連絡が必要です)

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