大徳旅館の下にあった、むか~しの水路を見てきた!
はい、茨木ジャーナルです。
この前、いばジャルの【茨木小学校前の大徳旅館が・・・】という記事で紹介した、大徳旅館の工事。
売りに出されたのかなぁと思っていたら、ある日建物がごっそりなくなっていた!という内容だったのですが、その後のことをコメントしてくださった方がいました。
「今ならレンガ組みの水路トンネルが、見られるよ」とのことで、行ってみました。
ここが工事現場。
まだ更地にはなっていなくて、重機がこの日も活動中。あたりに畳とかタイルとか散らばっていて、古い建物だったと思うと、そのどれもが貴重なものに見えてきます。
いただいたコメントには写真も載せてくださっていたので、それを頼りにキョロキョロ。
たぶん、赤い印をつけたあの辺りの写真を送ってくださったんだろうなぁ。今は見えなくなっていて、もしかしたらもう崩されてしまったのかもしれません。
工事現場にいらっしゃった方に「水路・・・ってあったんですか?」と聞いてみました。すると、
「ありましたよ。ここは古い旅館やったんですかね。その建物の下にありました。もともと水路があってその上にかぶせて建てたはったんですかねぇ」と教えてくださいました。
「今もまだありますけど、作業するときに落ちたらアカンので、畳をかぶせてるだけです」
う・・・・、見たい・・・・。
「いいですよ」
ガサッと畳をあげて見せてくださいました。
おぉ・・・!
「ここから、あっちの先までつながってますね」
アーチになってるところはレンガで組んであるのかなぁ。でも奥に見えるところ、石が組んであるようにも見えるし。
ここから・・・・
こっち側へ。すこーしだけ、水が流れていました。
いつの時代のものなんでしょう。
すぐそばにある茨木小学校の北部は、茨木城の本丸があったと言われている場所。このあたりを中心に水路なども整備が進んでいったのでしょうか。
昔につくられたものがちゃんと土の中に眠ってるんだなぁ。オモシロい!
水路はこのまま残るそうですが、残りわずかとなった大徳旅館の壁は、もう間もなくなくなるんだろうなぁ。工事作業の邪魔になるわと、水路を見せていただいたらサッサと退散したのですが、建物もなくなる前にじっくり見てみたかったなぁなんて思いながら、現場を後にしました。
工事の手を止めて説明してくださった作業中の皆様、コメントをくださったわきこさん、ありがとうございました!
(写真がまだ横を向いていて、スミマセン!!)