茨木から熊本へ ―茨木市役所にも募金箱
2016年4月14日夜に発生した熊本地震。
被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げます。
発生から10日過ぎても「まだ活発な地震活動は続いているので、引き続き警戒してください」と、気象庁から発表がありました。多くの方が避難所や車中で過ごしていらっしゃって、新聞・テレビ・ネットなどでその様子が伝えられています。私たちが見聞きしているのは、たくさんのご苦労の中のほんの一部かもしれませんが、心が痛みます。
熊本地震への茨木市の対応
茨木市役所のホームページに「熊本地震について」というお知らせが出ています。募金箱の設置に関することや、消防援助隊の出動や職員の派遣などについて、情報を見ることができます。
市役所に募金箱
スーパーやコンビニなど、様々な場所に募金箱が設置されています。テレビや大きな企業でも義援金を募っています。
茨木市役所でも、一階に募金箱が設置されているとのことで、どんなふうに置いてあるんだろうと思って行ってみました。
茨木市役所本館、入ったところの受付そば。許可をいただいて撮影を。。。
大きな募金箱と、そばに「義援金にご協力を」と書かれたのぼりがあるので、玄関から入ると迷わずたどり着けます。
本館の北側入口の受付にも設置しているというので、行ってみます。
JR茨木と阪急茨木市駅の間をつなぐ中央通り沿いからの入口ですね。
ここにも小さな募金箱。
募金箱のそばに「義援金にご協力を」と書かれたのぼりが立てられているので、それを目印に探すとすぐわかります。
本館の南隣、消防署側の建物が
市役所の南館。こちらの受付にもあるそうなので行ってみます。
あった。本館の正面入り口の受付と同じぐらいのサイズの募金箱。
受付の方にうかがうと、連日たくさんの市民の方が募金をしていってくださるのだとか。毎日、社会福祉協議会の担当の方が募金を回収しているそうです。そこから日本赤十字社へ集められて、義援金は被災した方へと送られます。
茨木市から消防隊員も
少し前のツイッターで、大阪府からの災害支援隊の車列が九州へむかっている画像を見ました。その中の一台の救急車に「茨木市・・」と記載がありました。阪神淡路大震災以降に創設された「緊急消防援助隊」に、茨木市消防の車両も登録されているので「見られた写真は、その様子でしょうね」とのこと。隊員の方が、交代で現地へ行って活動しているのだそうです。
義援金と支援金、どう違う?
できることは何かと考えると「募金すること」という方が多いんじゃないでしょうか。では「義援金」と「支援金」ってどう違うのでしょう。
簡単に言うと、義援金は被災した方へ配られるお金で、支援金は、被災した人を支援しているところを支えるものだそうです。
集められた義援金は、日本赤十字社などから被災地の自治体へ送られます。被災者に公平・平等に分配するので、実際に被災した方の元へ届くまでには、かなり時間がかかるのだということですが、私は義援金を送ることに。
支援金は、被災した方へ直接届くものではありませんが、支援している人たちを支えるもの。やっぱり大切ですよね。
NPO、NGO団体等、どこへ寄付するのか自分で調べる必要がありそうです。医療・物資・メンタルケアなどの対応をする団体だけでなく、外国人・アレルギーを持っている人・障がいを持つ人などへ個別の課題に対応する団体もあるようです。
「義援金」と「支援金」、どちらも大切な寄付ですね。これから寄付をと考えていた方の、参考になればと思います。
さて、最後に動画をご紹介。
先日からテレビで取り上げられていたので、ご存じの方も多いと思います。スミマセン、私は逆に励まされてしまった。
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