知っとこ、止血・固定の術!本結びってできますか?
はい、茨木ジャーナルです。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますね。残暑はおさまってきましたが、台風など不安定な気候も続きます。私は相変わらず、いざというときの備えが不充分ですが、皆さんは、どうしていますか?
あまりカタく考えるのは苦手なタチですが、9月17日(土)の「商店街×大学生!炊き出し試食会~災害発生時に私たちができること~」イベントで見つけた、ちょっと記憶しておきたいものを、紹介しておきます。
先日のイベントの様子は【立命館大岩倉公園(防災公園)でイベント「災害時に私たちができること」】の記事で。
できる?止血や固定に役立つ本結び
見つけたものとは、いざというときのために知っておきたい「本結び」の巻き方。教えてくれたのは、IVUSA大阪茨木クラブの学生さんです。
「商店街×大学生」のイベントで、「防災運動会」という企画も中心になって進行していたのが、NPO法人IVUSAに参加している立命館大の学生さんたちで、彼らは熊本地震や東北地方の台風災害後にも、現地でボランティア活動をしています。
本結びって?
本結びとは、三角巾などで止血や固定をしたときに結ぶのに用いるもの。
「普通に結んだらいいんちゃうの?」と思うのですが、本結びのメリットは、しっかり結ぶことができるし、はずすことも簡単だということ。簡単にはずせるチョウチョ結びのようなものだと「わー、ほどけた!やばい!!」となってしまうことも。
不用意にほどけることを防ぎ、容易にはずせることが可能な本結びは、知っておくと良さそうです。
トライ!止血・固定の術・本結び
実はとっても簡単な本結び。実際にやってもらいました。
「じゃ、はじめまーす。まず、こうやって端を持ちます」
「一回結びます。そして、上になってるほうの端っこを」
「下になってるほうの、下から上へ通します」
わかりにくいですよねぇ。上側から出てる端持って、反対側の端の下から上へ通す・・・んですけど。
で、シュッと引っ張ると、シュッと外れる・・・っと。
ポイントになるのは、
この、二回目に結ぶとき。でも、あんまり深く考えずにやれば、大丈夫です。
ただですね・・・、
「あれ・・・、ほどけない」ということ、けっこうあります。私も家でやってみたんですが、イラスト通りに結んでも、なかなかシュッとほどけませんでした。これ、結ぶのよりも、ほどくときにどこをクッと持つかということのほうに、コツがあるように感じました。
「シュッといけますよ~」
んー。いざというときに、ササッと結んだりほどいたり手際よくできるように、練習しておいたほうがいいのかなぁ・・・。
皆さんも、暇なときにでも試してみてくださいマセ。なーんにも考えずにやると、けっこうシュッとほどけます!そのコツを手にしっかり覚えさせておきたいもんです。
教えてくれたIVUSAの皆さん、ありがとうございました!