座談会「私がBONOcafeを好きな理由」-茨木野菜のランチとスイーツ
はい、茨木ジャーナルです。
茨木産の野菜を使ったヘルシーランチとスイーツが人気のBONOcafe(ボノカフェ)が2017年11月12日~2018年1月11日まで、お休みをすることになりました。
(記事の最後にお知らせのメッセージを載せています)
今回は、店長・樋口智香さんと、ボノカフェをよく利用するという3名の方に集まっていただき、話をお聞きしました。
参加くださったのは、ご近所にお住まいの筒井重勝さん、保育士・ヨガ講師の西出智子さん、歯科助手の吉川知寿さんです。(以下敬称略)
1、BONOcafeとの出会い
―― 今日はよろしくお願いします。最初に、皆さんが普段どんなふうにボノカフェを利用しているか教えていただけませんか?
筒井「多いときは週に6回(笑)。少なくても週に2回かな。ランチを食べて、またコーヒーを飲みに行って、用事を済ませた帰りに寄る日もありましたね」
西出「私は、季節が変わる頃。BONO定食や季節限定のスイーツなどを食べに、お友達や職場(保育所)の先生方と。小学生の子どももボノカフェのファンですね」
吉川「最近は仕事の都合もあって、月に1、2回。頻繁に来られない分、ゆっくり過ごします。店長と話をしたいなぁと思うと行きたくなるかな」
樋口「皆さん、いろんな街の店もご存知。その中で、ボノカフェへも来てくださって嬉しいです。厨房にいても『あ、来てくれてはる』ってわかるので、帰り際だけでもお話できたらなって思います」
「また来たい」と初めて来た日に思いました
―― ボノカフェへ初めて来たときって、どんな印象でした?
筒井「私はねぇ、2014年の9月13日だから4年前になりますね。」
樋口「筒井さんはブログにも書いていらっしゃるから、日付もバッチリですね(笑)」
筒井「初めて来たのは3年前だけど、ずっと気になってました。通っていた歯医者さんが『いい店ですよ』と教えてくれてたんです」
―― 初めて入ったときはいかがでしたか?
筒井「禁煙してから煙が苦手で、外でコーヒーを飲む機会が減ってましたが、店の入口に『禁煙』の札があったので入ってみました。コーヒーもおいしかったし、とにかく店長がいい方だったので、また来たいと思いました」
西出「私が最初に来たのは、8年ぐらい前かなぁ。店の前の道路もまだできてなかった頃で、この近所に住んでいたんです。情報誌で知って、友達とモーニングで利用しました」
―― 近所だったので行ってみようと。
西出「記事の中に『泉原』とか『銭原』って地名を見つけたんです。実は私も大岩に住んでたので、生まれ育った場所のことや、地元の野菜を使ってる店だと知って親近感を持ちました」
―― 実際に行ってみた印象は?
西出「おいしいし、雰囲気もステキ。次はランチだ、とすぐ思いました。BONO定食は、小鉢でいろんなものが食べられるでしょ?写真もインスタ映えしますよね。何よりも地元の野菜を食べてるって満足感があります」
樋口「吉川さんは、お母さんが最初に来てくれたのがきっかけですよね」
吉川「私も、まだ道が繋がってないころに(笑)。母がボノカフェのファンになって『店長もいい方だから』って誘われたのが最初です。木の温もりがあるし、店長もずっと前からの知り合いみたいに接してくれて、感激しました。私にとっても忙しい母にも、ホッとできる居場所です」
2、ボノカフェが茨木の季節を伝えてくれる
―― まだボノカフェを利用したことがない方へ紹介するなら、ボノカフェのどんなところをおすすめしたいですか?
西出「メニューも店の雰囲気も女性が好きなものが揃ってますよね。特におすすめしたいメニューが、チーズケーキ。私も大好きでよくテイクアウトします。おいしいから贈り物にしても喜んでもらえます」
吉川「わかります!チーズケーキは、お土産や何かお礼をしたいときにおすすめ。ここでしか売ってないものっていう特別感もあります。茨木産のものを使って手作りしてるジャムも、そう。」
―― 筒井さんは、歯医者さんでボノカフェのことを聞いたとおっしゃっていましたね。ボノカフェでも「ヘルシーランチ」とうたっています。皆さんも「体にいいものを」と気にかけていらっしゃるんでしょうか?
筒井「以前は、まったく気にしてませんでした。検診で生活習慣について言われたことを店長にちらっと話したら『こんなふうに調理したらいいですよ』と教えてくれて、今は雑穀米をボノカフェで買って、お鍋で炊いてますよ」
吉川「わぁ、すごいですね。私はあまり意識してないんですけど、ボノカフェでは旬のものを食べられるところがいいですよね。ランチもスイーツも四季を味わえますよね」
西出「私も、普段はあまり気にしないかな。その分ボノカフェに来ると、『体にいいものを食べてる』って気持ちになります。ランチの小鉢は『この野菜はこう調理できるんだ』って発見もあるので、参考にもなります。知人にも『ランチで季節の野菜を食べられるよ』って紹介してます」
―― なるほど、季節の野菜が食べられるっていいですね。ちなみに、皆さんが「ボノカフェって?」と聞かれてパッと連想することは?
西出「今、ぱっと浮かんだのはチーズケーキ。吉川さんもおすすめしてたけど、おいしいですよね。あとは茨木の野菜を使ってることも!どこかしらで茨木の自然や四季を感じられます」
―― 茨木の野菜ってところも特長のようですね。
樋口「茨木の野菜のことになると、西出さんとよく『北部を盛り上げたいよね』って話になりますね。季節の野菜の料理を通して、茨木の街をいろんな人に知ってほしいです」
吉川「メニューも店内の雰囲気も、自然や季節感を大切にしているスタイルが好き。茨木の四季をボノカフェで感じられます。遠くに住む友達や、仕事や子育てに忙しい友達を連れてきたくなる空間です」
筒井「私は、最初にコーヒーをいただいたときの光景が浮かびます。ランチタイムが落ち着いた時間で、BGMに自分の好きな曲が流れてた。窓際のテーブル席がゆっくりできて、本当に居心地がよかったなぁ。友人にも『家族で来ておしゃべりなんかも楽しんだらいいよ』と紹介してます」
西出「確かに。テーブルも広くて、人数の多いときにもおすすめ。駐車場があるので、私は車を使うことの多い高槻の友達にも勧めてます」
吉川「茨木の季節を感じられるメニューがあって体にもいい。落ち着いた空間は、妊婦さんや子育て中の人、忙しい人にも、気分転換になりますね」
3、「店長に会いに来る人も多いと思う」
―― 皆さん「店長がいい人なので」とおっしゃっていますね。
吉川「ボノカフェと出会った最初のころ。なんとなく『あぁ、しんどいなぁ』と思うことも多い時期で出かけることも億劫でした。それが、初めてボノカフェを利用してから変わりましたね。ここへ頻繁に来るようになって、朝から夕方ぐらいまで過ごしたこともありました(笑)」
樋口「そんなこともありましたね」
吉川「店長の気遣いがさりげなくて、優しい。おしゃべりして、気付いたら元気になれてる感じ。店長の人柄に惹かれて店に来てる人も、多いんじゃないかなぁ」
樋口「ありがとうございます。実は、私のほうが皆さんからパワーをもらってるんですよ」
―― 西出さんはいかがでしょうか?
西出「今年の3月の末に貸し切りで、職場の『一年間お疲れ様』の集まりに使わせてもらいました。そしたら『お疲れ様でした』ってメッセージの入った大きなケーキが出てきて、みんな感激!本当にいい時間になりました。細やかな気配りをしてくれるんですよね」
樋口「そんなふうに言ってもらえると嬉しいです」
西出「時々、職場の人がボノカフェのプリンを差し入れしてくれるんです。差し入れって、それだけで嬉しいでしょ?私たちは、あの楽しかった時間がセットで思い出されるので、さらに温かい気持ちになってテンションもあがります(笑)」
樋口「西出さんもいろんな挑戦をしてらっしゃるんで、私も頑張らなあかんなって元気になれるんですよ」
――筒井さんはいかがですか?
筒井「私は店長との会話で、いろんな新しいことを聞けるのが楽しいね。年代の違う人との会話には発見もあるし、逆に、私なりに積み重ねてきたことが活かされるといいなと思います。互いにいろんな話ができることは、嬉しいね」
樋口「筒井さん、スマホやパソコンにも詳しいので、助けてもらってて。実は、店の予約表、筒井さんが作ってくれたんです」
西出「えー!」
樋口「店に予約表がいるなぁって話をしてたら、すぐに作ってきてくれて!それが、私も筒井さんだと話しやすいんで、つい『ここはこうなってるほうが使いやすいです』とか言っちゃった。そしたらすぐに直して持ってきてくれたんです。もうスミマセン」
西出「筒井さん、それってお仕事じゃないですか(笑)」
樋口「そうでしょ?『私、なんにもお礼できないし、筒井さんには、話を聞いてもらったりアドバイスしてもらうことで感謝してるんです』って言うんですけど、もう本当に甘えちゃってて」
筒井「いや、喜んでやらせてもらってます。店長がいろいろ注文してくれると楽しいしね」
樋口「ボノカフェのデザートメニューのページも筒井さんがしてくださって『そろそろ季節が変わりますけど、書き換えなくていいの?』って催促されるほどです」
―― 楽しいやりとりもあるんですね。
吉川「店長の温かい人柄もボノカフェの人気の理由ですよね。そこに惹かれて協力してくれる人がたくさんいるんじゃないかなぁ。ボノカフェのスタッフも同じ雰囲気の方で、だからボノカフェって心地いいんだと思います」
4、BONOcafe、ちょっとだけお休みします。
――今日は、ありがとうございました。ボノカフェは11月12日から来年1月11日までお休みに入ります。
筒井「2ヶ月のお休みは、私にとって初めてのこと。私、大丈夫かな(笑)。店長との楽しいおしゃべりも、ちょっとの間は我慢ですね」
吉川「私も、自分がちょっと心配(笑)。年が明けてから、元気な顔が見られることを楽しみにしています」
西出「クリスマスにも、どうしてるかなぁって思うんだろうなぁ。お休み明けが楽しみです。ゆっくり子育てを楽しんでくださいね」
樋口「ありがとうございます。産休でお休みしますが、1月にまたお会いできることを楽しみにしています。定番のメニューも季節のものも、これまで以上にお客さんに楽しんでもらえるように、新しいチャレンジもしたいですね。ボノカフェの成長していく姿も見てもらえたらウレシイです」
―― 2018年のスタートを楽しみに待ちたいですね。お集まりいただいた皆さんもどうもありがとうございました。
BONOcafeからの大切なお知らせ
「いつもありがとうございます。
お客様が喜んでくれ、美味しいと言ってくれるのが嬉しく、毎日楽しく仕事ができています。
もう8ヶ月に入っていますのでお気づきの方もいるかと思いますが、
私のお腹に二人目を授かりました。
4年前に息子を授かり出産したときは、スタッフに無理をいい産前産後の3ヶ月ほど営業時間、営業日を短くして営業していました。
4年前に比べるとお店も忙しくなった今、私が数ヶ月休んで営業するのは難しいと決断し、一時的にお店を休むことにしました。
いつも来ていただいているお客様や野菜を作って下さる農家さん、一緒に働いてくれているスタッフのことを考えるととても辛い決断でしたが、お客様にご迷惑をおかけすることがあってはいけないと思いだした決断です。
不安はいっぱいです。
でも、元気な赤ちゃんを産んでまた全力で仕事に復帰したときには、スタッフと力を合わせてもっともっと素敵な店にしていこうという気持ちのほうが大きいです!
しばらくお休みを頂くことになりますが、今後もBONOcafeをよろしくお願いします。
そしてまた新しく変わっていくBONOcafeを楽しみにしていてください。
店主 樋口智香
座談会を終えて
2017年2月に【茨木の山の恵みを街へ伝えるボノカフェ・樋口智香さんの話】という記事でも紹介したボノカフェ。
今回は、実際にボノカフェをよく利用する方に話をお聞きしました。樋口さんの「茨木の野菜を通して、この街の四季を感じてほしい」という思いと、明るさと優しさのある行動力に、多くの方が惹きつけられていることを改めて感じました。
ちょーっとの間だけBONOcafeはお休みです。
年が明ければ、おいしいランチとスイーツ、そしてほっと寛げる空間と店長の明るい笑顔にまた会えます。楽しみに待ちたいですね。
座談会に参加してくださった、筒井さん、西出さん、吉川さんに改めてお礼申し上げます。ボノカフェ店長・樋口さん、お体に気を付けて楽しい時間をお過ごしくださいね!
【BONOcafe ※2017.11.12~2017.1.11お休みしています。】
所在地: 茨木市水尾2丁目14−35
電話: 072-632-5124
営業時間 11:00~17:00(LO 16:00)
休み: 日・祝
※情報は2017.11.8現在のものです。
駐車場 あります。
【BONOcafe公式サイト】
〒567-0891 大阪府茨木市水尾2丁目14−35