リノベいばらき・DIY工房の壁塗り体験!-阪急本通商店街で
はい、茨木ジャーナルです。
11月12日(土)に阪急本通商店街へ。通りの茨木神社寄り、以前は子供服販売店「ロマン」さんだった場所で、
「リノベいばらき」のワークショップが開催されると聞いて、行ってみました。
10月にも「リノベのいばらき×マルシェドママン」というイベントが、中央公園南グラウンドで開催されていたので「行ったよー!」という方もいらっしゃるかな。
この日のワークショップは、リノベいばらきの活動拠点となるDIY工房の壁を塗るもの。集まった約30名ほどの方々が、プロの職人さんに教わりながら壁塗り体験をしました。
リノベいばらきって?
リノベいばらきとは、まちづくりのプロジェクトの一つ。
自分の手を動かす「DIY」と、手を加えて価値を高める「リノベーション」という二つの視点から、自分たちの住む場所や街のことを考えていくプロジェクトで、誰でも参加できます。
今回壁塗りをする場所は、リノベいばらきのDIY工房。12月10日(日)にオープンし、DIY講座の開催や市民・学生・大学が連携を取りながら活動をしていく拠点になります。
ワークショップ後に参加者の方に聞くと「また、やってみたい!」とか「もっと教えてほしい!」という声はもちろん「ここに参加する人での交流ができたらいいのに」という声もありました。オープン後は、どんなことがここで行われるのかも楽しみです。
では、壁塗りワークショップの様子を紹介します。
DIY工房の壁塗りワークショップ、はじまり~!
ワークショップは10時にスタート。大人も小さな子どもさんも一緒に、壁塗りをしていきました。まずは、職人さんの説明を聞くところから始まります。
「気を付けてほしいことは3つ!ケガに注意すること、道具を大切にすること、そして丁寧にすることです~!」と注意事項を聞いて、いよいよ壁塗りへ。
お手本を見せてくれる職人さんたち。すすすすいーーっと塗っていっちゃいます。
黄色い壁と白い壁があり、ボードが貼ってあるのが黄色い壁。白い壁はもともと土壁なので、左官屋さんがあらかじめ下処理をしてくれています。
さぁ、できるかなー。
壁塗りに挑戦!意外とムズカシイゾ…
どこからどう塗ろうか、ちょっと迷いながらもエイヤーッと皆さん、少しずつ作業を開始。
黄色い壁部分は、ボードを合わせている目地部分を先に塗り、そのあと壁全体を塗ってなじませていきます。職人さんはスイスイと塗ってたけど、やっぱりムズカシイみたい。
西側にある場所は、物置になる予定のところ。ここも頑張って塗っていきます。職人さんが皆さんからの質問に答えながら、ポイントを教えてくれています。
中庭のほうでも作業中。大人も子どもも集中していて、だんだんとコツも掴んできて、少しずつ塗る作業もスピードアップしていきました。
子どもさんたちの様子を撮影する方も。家族でやってみたいと思っても、なかなか壁塗りをする機会なんてないですもんね~。
ふと見ると、
庭からも撮影していらっしゃる。…と思ったら、「リノベいばらき」の札を撮影してるようでした。広報いばらき用かな?
アングルや光の加減がお気に召さなかったのか、こんな感じで撮影してらっしゃいました。
いったん休憩して、また塗ります!
半分ぐらい進んだころに一度休憩をとり、飲み物でひと息。その間に職人さんからアドバイスがありました。
「塗るときはあまり力を入れないで。意識するのは、コテの端っこじゃなくて真ん中です」と言って、また見本を見せてくれました。漆喰も、コテの真ん中に置くことと量は今よりも少し多めにとること聞きました。
「コテは体の延長ね!」
「僕らは、いつも教えるときに『感じてくれ』って伝えてるんですよ」と職人さん。
「コテは体の延長ね!」とキレイに塗るコツを教えてくれました。再び塗る様子を見せてくださいましたが、確かに、体からそんなに離れないところで塗っていってます。「コテの動きに合わせて体もついていく感じ」なんだそうです。
休憩が終わって、ふたたび作業に入ると
職人さんにもらったアドバイスがピピっとハマったのか、スピ―ドもアップしているし、休憩前よりもずっとずっと滑らかに仕上がっていってます!
壁に乗せる分量も「こんなに乗せていいんや」とスッキリわかったようで、さっきよりもずっと思い切って塗っていってるよう。
階段のところも手分けしてズンズン塗っていってます。
ほとんどの壁で下地やボード部分が見えなくなってきました。職人さんの言ってた「コテの真ん中」を意識して無駄な力を入れず、滑らかにしていきます。
わぁ、キレイに塗れてる~と思って見ていましたが、塗っていらっしゃる皆さんは「もっともっと」と本当に丁寧に仕上げていきます。
「普段から自分でいろんなものを作ってるからね」とサササッと塗っていた方。DIYの楽しさは「目の前にないものを、自分で材料や手順もすべて考えてカタチにしていくところ」だとおっしゃっていました。
物置になるところも、とっても丁寧に塗られていってます。自分の手で作られていく場所は、完成してからも大切に使われていくのかもしれませんね。
壁塗りワークショップを終えて
時間ギリギリまで根気よく頑張って、12時ごろにワークショップは終了です。最後に互いの感想を聞きあいました。
「プロの方の話を聞くことができたのもよかった。なかなか手が動かなかったけど、楽しい体験だった」
「分量を最初は少な目にしてたので難しかったけど、二回目の説明のあとは楽しかった」
「テレビで見て、やってみたいと思ってたので、実際にできてよかった」
「職人さんのやり方が聞けて良かったし、また家でもやってみたい」
職人さんの話を聞きながら実際に体験できたことを、皆さん喜んでいらっしゃるようでした。
「職人さんの技のスゴさを知った」という声もちらほら。
「左官の仕事ってこんなふうにするんだなと知って、ちょっと興味持ってもらえたなら、ウレシイです」と職人さん。
「僕らの仕事も若手を求めてますから、子どもさんたちにも参加してもらえてよかったです」という一言に、みんな大笑い。根気よく頑張るちびっこもたくさんいましたよね。
約2時間、和気あいあいと楽しい時間だったように思います。
高いところまで手を伸ばしたり、少しかがんで塗ったりと、けっこう大変な作業だったと思います。最後に参加した皆さんで集まって記念撮影。
ワークショップ後に職人さんがまた最後の仕上げをしてくださるそうですが、皆さんが塗った風合いはうま~く残して仕上げてくださるのだそうです。
リノベいばらきDIY工房12月にオープンします
リノベいばらきの活動拠点となる「DIY工房」は、12月10日(日)にオープンします。
実際にどんなことをしていくのかなどは、準備ができれば随時ホームページなどで知らせてくれるそうなので、チェックしておくといいですね。
12月10日はオープニングイベントも開催されます。
11:00~12:00
15:00~16:00
上記の時間は、どなたでも工房内を自由に見学できます。予約の必要もナシ!
13:00~13:45(予定)には、
バッファロー吾郎・竹若さんが「DIYトークショー」をしてくださるんですって。
竹若さんはご自宅を建てるときに、かなりの部分でDIYをなさった方。プロの職人さんとはまた違う立場で、DIYを成功させるコツや、苦労することや楽しいところを教えてくれるかもしれませんね。(トークショーは事前申し込みが必要です)
詳しくは、【リノベいばらきHP】でご確認ください。
■【リノベいばらきDIY工房オープン、ワークショップがモリモリと!】(2017年12月)記事もどうぞ♪
〒567-0882 大阪府茨木市元町3−39
参加した皆さま、お疲れ様でした。DIY工房のオープンを楽しみにしています。