茨木から世界へ!子どもの小さな手に贈りたい「f-pzl(エフパズル)」

はい、茨木ジャーナルです。

「いばらき遊び」・・・というゲリラ的な遊びのときにお会いする方から「ん?」と思うコトを教えてもらいました。「世界で初めて…なものがあるよ」というのです。
(あ。いばらき遊び、そろそろまたやる予定です…♪)

世界初っ?!フェルト素材のパズルがあるらしい

ローズワム2019年1月IMG_8395
(写真は1月のローズワムのときのもの)

出かけたのは、ローズワム。和室で「エフパズルの体験会」が開催されていました。

茨木市の株式会社f-pzl(以下f-pzl)が販売する「エフパズル」という商品を、実際に遊んでみるという体験会でした。

エフパズルで遊ぶ1IMG_8720

カラフルなフェルトが畳の上に広げられていて、子どもはもちろんお父さん、お母さんたちも一緒になって遊んでいました。

エフパズル作品ボールIMG_8731

エフパズルとは、フェルトを材料にした知育玩具。約5センチ角の正方形に切り込みがあり、パズル同士を手で組み合わせるクラフトです。

組み合わせ方によって、できる形はさまざま。室内で遊べるボールも作れるので、これなら、体にあたっても痛くないですね。和室の障子が破れたぁ…という悲劇も起こりません。

エフパズルIMG_8736

ピースを合わせて何かを作るというものは、ブロックやツミキなどがあります。エフパズルも似たようなおもちゃですが、一番の特長は素材がフェルトであること。

体に当たったり踏んだときも痛くないし、軽くて持ち運べることは、ママさんにとっても嬉しいコトかも。長距離移動の車内やお出かけ先で子どもがグズッたときに、エフパズルで気を紛らわせてあげることができそうです。

確かに、これまでになかった商品なのかも。
そもそも、西島さんはどうしてこんなユニークな商品を作ったんでしょう。

エフパズルのきっかけは、こんにゃくの手綱結び

おせち
(写真はイメージ)

きっかけは、こんにゃくを手綱結びにしていたときのこと。

カットしたこんにゃくに切り込みを入れ、くるっと巻き込んで作る手綱結びを「もっとおもしろくできないかなぁ」といろいろ試すうちに、細長くするだけでなく「縦や横へどんどん広げていく」楽しさに気付きました。

当時、洋服のオーダーメイドをしていた西島さん。新しいマテリアル(材料)を探していたこともあり、フェルトを繋いでみることを思いつきました。フェルトの繊維はしっかりしているため、さまざまな形に繋ぐのに適していたのです。

試作ではジャケットも作り、ホビー賞にも出展。優秀賞を受賞し、問い合わせも多くあったことから意匠権も取得しました。
2016年には、キッズデザイン賞を受賞しています。(f-pzl 12色セット)

作りたいものを想像し指先を使う楽しさを伝えるために「子ども用のユニットパズルとして展開したい」と考え、商品化しました。

子どもも大人も楽しめるエフパズル

エフパズル商品IMG_8737

2012年から販売を始め、展示会へ出展すれば多くの問い合わせもありましたが、当初は単価や生産体制に課題がありました。
2017年12月、中国での生産体制が整い、本格的に販売がスタート。幼児向け教材としての取り扱いも増えていきました。

さらに、今回の体験会のように、実際に触って知ってもらえる機会も設けています。

「最初にちょっとしたコツを説明しますが、子どもは自由な発想でいろいろ繋いでいるし、ふと見ればお父さんやお母さんが必死になにかを作っていたり。親子で一緒に遊んでもらえると嬉しいですね」と西島さん。

エフパズル作品がま口IMG_8734

この日の体験会でも、ちょっとしたコツはお父さんやお母さんに聞き、好きな形に作っている子どもがたくさん。さすが子どものアタマは柔らかいッ♪

エフパズル作品ポテトIMG_8724

「ハッピーセット~~~!」と、おそらく今食べたいんだろうなぁというモノも完成させていました。

エフパズル作品プリンIMG_8723

「プリンのセット~~~!」と、これまた今、食べたいのかい?って作品。ちゃんとお皿の上に乗ってます。カラメルソースもかかっているし、台形に作られているのが、ナイス!

エフパズル作品ホットドッグIMG_8726

「ホットドッグ~~~!」と見せてくれた作品。コッペパンには彩りよく具材が挟んでありました。写真はさらに「チーズも乗せる~!」とガンガン豪華に作られていってるところです。

「ちょうどおままごとが好きな年ごろで、形を作ったり色のことを考えたりして遊んでます」
「キットで手本通りに作るだけでなく、いろんな食べ物やアクセサリーを作ったり、子どものアイデアが広がっているのが楽しい」など、参加したお母さんたちも楽しそうでした。

子育てマスターインストラクターの前田真理さんも、知り合いのお母さんたちに声をかけて、ご自身も子どもと一緒に参加しました。
「シンプルなものだけど、親子で自然とコミュニケーションを取れるのがイイですね」と話していました。

「コミュニケーションツールとしてワークショップの機会を作っていますが、エフパズルの楽しさは、実際に触ってもらえると伝わると思います」と、この日の企画をした「縁がワーク」の下川大輔さん。

エフパズルは、茨木から広く世界へ向けて発信するために、多方面から応援されている、これまでになかった新しい商品です。

エフパズルの購入は?

おうちで遊ぶのにもいいし、外出時に持ち歩くのもラク。贈り物としても喜んでもらえそうだなぁと感じました。

エフパズルを買ってみたい方は、ホームページからお買い物ができます。
実際の商品を見て選びたい場合は、エフパズル本社でも買うことができるようなので、お問い合わせくださいね。

【株式会社f-pzl】

所在地: 茨木市五十鈴町5-26
電話: 072-634-8545
Fax: 072-634-8546
f-pzl公式HP https://www.f-pzl.com/

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