選ぶのはアナタ!茨木映像芸術祭の審査(2/1~20)に参加しません?
はい、茨木ジャーナルです。(2021年12月4日更新)
2020年夏に「茨木映像芸術祭/Ibaraki Film Arts Festival」がスタートしていたのを知っていますか?
地域や年齢を問わず『8分19秒以内の映像作品』を広く募集したもので、12月18日までの期間中、78作品の応募があったそうです。
今年1月には、4名の審査員によって、グランプリ、準グランプリ、特別賞などの入賞作品を含む15の入選作品が決定しました。
各賞の発表は、3月1日13時に、茨木映像芸術祭ホームページで発表される予定です。
あれ?
入賞が決まったのに、まだ発表してくれない?
そうなんです。
実は、その前に。
今日2月1日から20日まで、入選した15作品(入賞作品含む)がYouTubeで公開され、一般の人たちで「グッド賞」を選ぶんですって!
※審査期間は終了しました。
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【茨木映像芸術祭の受賞作品が決定-3月1日・茨木の風景と】(2021年3月1日)公開しています。
「グッド賞」選ぶのはアナタです!
YouTubeで公開される15作品から選ぶ「グッド賞」。選ぶのは、一般の私たちなんです。
YouTubeの【茨木映像芸術祭】ページで映像を見て「グッド」をクリックしたくなったら、ぽちっ!
作品につけられた「グッド」の総数によって、グッド賞が決まります。
これ、おもしろそう!と私が思ったのは、公開時点で「どの作品が入賞してるのか」がわかんないこと。
「審査員が選んだ作品」かどうかを知らないフラットな状態で、純粋に「グッド」をつけていくわけです。
4人の専門家と、一般の私たち。
「イイなぁ」と思うものが、似てるのか違うのか…。そんな視点で発表を待つのも楽しそうだなぁと、ちょっとワクワク。
せっかくなので、皆さんも参加しませんか?
この4名が、茨木映像芸術祭の審査員です。
私たちは、素直に「グッド」をクリック。
発表の日にすべての入賞作品がわかります。
茨木映像芸術祭「グッド賞」とは
- YouTube配信で、画面下にある「グッド」の数によって、1作品が選ばれます。
- 「バッド」の数は集計に含まれません。
- 複数の作品に「グッド」をすることはOK!
- アカウントを複数持っている人も、1作品について「グッド」は一回のみでお願いします。
グッド賞の発表は、各賞と同じ3月1日13時に、茨木映像芸術祭ホームページで公開されます。
茨木映像芸術祭は、なぜできたの?
茨木映像芸術祭を企画・運営するのは「One Art Project」。JR総持寺駅の自由通路にアート作品を展示する活動をしている人たち…というと「あぁ、あれね!」とわかる人もいらっしゃるでしょうか。
■【新展示スタート!JR総持寺駅の改札前の壁面アート】(2020年9月27日)記事参照。
今回なぜ「映像芸術祭」を開催したのでしょう。ずっと前から予定されていたのかをお聞きすると、きっかけは2020年の新型コロナ感染症の拡大だったといいます。
「予定していた茨木市の文化事業が軒並み中止に。このような状況で、文化事業にかわる取り組みができないか」と考え、コンクール形式の映像作品を募集する芸術祭をつくったのだそうです。
8分19秒以内の「映像」とは?
茨木映像芸術祭で募集したのは、8分19秒以内の映像作品。
8分19秒とは「太陽から私たちに光が届くまでの時間」だそう。
アート、光、映像…。んー、どういうことだろう。
「いいときも悪いときも、アーティストは自分自身の視点で世界と向き合い、新しい表現・美意識を生み出そうとする。その真摯な姿勢から生まれる作品を『光』と表現したい」
とOne Art Projectの稲垣さんと藤本さん。
自分が理解できているかは自信ありませんが、映像ホームページの中にあった一文が、私は心に残りました。
「表現方法や鑑賞形態が多様化する中で今一度『つくること・みること』について考えることはできないでしょうか。」というところ。
それぞれの8分19秒までの中から、自分がどんなことを感じるのかなぁと、楽しみなので「グッド」をつける審査に参加してみようと思っています。
「茨木映像芸術祭」公式サイト
https://www.819art.com/
タグ:アート