祝45周年!大阪府中央卸売市場「日本で一番使いやすい市場を目指します」
はい、茨木ジャーナルです。
キッチンカーの来場など、一般の人でも利用シーンがある大阪府中央卸売市場(大阪府茨木市宮島)。
1978年(昭和53年)の開場から今年で45周年を迎え、5月8日に記念式典が開催されました。
会場は、管理棟7階にある講堂。
7階からは「ここが大阪北部の『食』を支えてくれてる場所なんだなぁ」と、市場を眺めることができました。
「開場から45年。大阪万博40周年の盛り上がりのあとは、不安なできごとも多いが、管理センターの活躍によって市場の活性は進んでいる」と、大阪府中央卸売市場協会理事長(代読)の挨拶から式が始まりました。
市場の建て替えも検討され、基本計画が年度末には決定されるのだとか。
「(市場の建て替えによって)『日本で一番使い勝手のいい市場』といわれるようにしたい」と、これからの中央卸売市場がますます楽しみなお話でした。
府知事表彰もあり、長年にわたり市場の発展に寄与したとして、事業所などの部8団体・団体役員の部4名・従業員の部23名の受賞者に、表彰状が手渡されました。
「大阪の食を支える、この市場の役割は大きい。生鮮食料品の流通拠点としての機能を発揮できるよう、再整備基本計画の策定も進めたい」と知事の挨拶も紹介されました。
結びは「45周年を節目に、市場の皆さまとさらなる発展を目指していきたい」との中村場長のご挨拶。
市場の資料には、開場から45年のあいだに大阪成蹊・梅花女子・追手門学院・大阪大学などの教育機関と連携した事業もあったと載っています。
(写真は2017年11月)
企業や地域との連携が行われてきたことで、一般の私たちにも親しみやすい市場になっているのだなと思いました。
コロナ禍で一時期はストップしていた市場の見学も春から再開。
子ども達に「こんなふうに、自分たちのところへ食べ物が届くんだなぁ」という学びの場の役割も担っています。
少しずつ、地域での催しも活発になり、中央卸売市場を頼りたいシーンもこれからまた増えていきそう。
いろんな場所で「大阪府中央卸売市場」の名称を見聞きする機会もあるようで、6月にはエキスポシティでのイベントにも参加が決まっています。
(写真は2020年6月)
中央卸売市場では、キッチンカーによるフードの販売も実施されています。
HPやSNSなどでチェックしてみると楽しいですよ!
■4月にはウクライナ料理のキッチンカーも登場しました。
(2023年4月14日公開)
【4/15、22限定!大阪府中央卸売市場にウクライナ家庭料理のキッチンカー登場】
【大阪府中央卸売市場】
所在地:大阪府茨木市宮島1-1-1 (管理センター:管理棟3階) |
【大阪府中央卸売市場 HP】 |