茨木市駅Socio-1でアート展開催中!見えないものが見えてくるかんじがオモシロい
はい、茨木ジャーナルです。
今日は8月7日月曜日。
しまった!
「明日8日まで」という催しを案内させてください。おもしろかったんです。
なので、近くへいらっしゃる方や興味のある方はぜひ!
場所は、ココ。
阪急茨木市駅に直結している「Socio-1(ソシオ‐1)」2階です。
前にも展示会の紹介をしたことがあるので「あれかな?」と思われる方もいらっしゃるでしょうか。
はい、そうです。
SOUです。
「SOU-JR総持寺駅アートプロジェクト」で、今年3月からJR総持寺駅の自由通路に展示されている作品の「ほんもの」が、ソシオ-1で展示されています。
明日8月8日まで開催している「SOUのほんもの作品展」へ行ってきました。
8月4日の開催初日は、作家さんお二人もちょうどいらっしゃったので、作品についてもお聞きすることができました。
線がおもしろい-杉山卓朗さんの作品
視力検査みたいなかんじだなぁ…とまず入ったのは、杉山卓朗さんの展示ブース。
白いキャンバスにピシッと線が描かれている作品が並んでいました。ぼやぁっと眺めていたら、
上の写真と下の写真右側の作品は、見えるものが違うなぁと気付きました。
真ん中から延びる直線の集まりのなかに、ふわっと形が浮かんでいますよね。
「人によって見え方が違う?心理テスト的なもの??」なんて思ってしまいました。
そんな偶然に浮かんでくるものではなくて、綿密に計算されて描かれた線が生み出すアートでした。
中央に見えている白い四角や円も、線の始まりが集まって作っているんです。
見えている線が、見えないカタチが浮かび上がらせているところや、それが細かい計算の上に作られているところがオモシロいなぁと感じました。
緻密さと偶然がある空間でした
ブースには「ちょっとした偶然から、想定していたのとは異なる形ができてきた」というセメントの作品も展示されていました。
緻密な計算から生まれる作品と、偶然をおもしろがっている作品が並んでいて、右や左や下からといろんな方向から眺めて楽しめました。
光っておもしろい-城戸保さんの作品
もう一つのブースには、城戸保さんの作品が展示されていました。
色とりどりの写真が並んでいて、まぶしいほど。
天気のいい日に撮影をしているのだそうで「光があるから影や形が見えてくる」と、城戸さん。
太陽によって見える影は意識したことがありますが、カタチや色も光によってわかるんだなぁ、と改めて気付きました。
写真のなかに「もともとあるもの」と「たまたまそうなってるもの」が一緒に写っているのもおもしろくて見入ってしまいました。
見えているものには「色」がある
鮮やかな作品の反対側には、白黒の写真も。
水面に写る風景の写真も「これも、太陽の光が斜めにあたるから見える風景」と教えてくれました。
以前は、白黒写真を作品にしていたという城戸さん。
「見えているものには色があるのにな…」と、色彩豊かな作品を出すようになったとか。
フィルムをわざと感光させた写真もありました。
光の存在に改めて気付く作品で、時間の流れのようなものも感じられて、オモシロイなぁと思いました。
アートはどんなふうに見てもいいし、感じ方もそれぞれでいいと教えてもらったので、人によって感想もいろいろでいいですよね。
私はふたつのブースで、見えないものを意識させられる作品に会えたようでおもしろかったです!
ソシオ-1での展示は、明日8月8日まで。
お二人の作品を大きくしたものは、JR総持寺駅の自由通路でも見ることができます。
大きな作品で見ると、また印象が違うのかもしれないなぁ。私もまだ行ってないので、JR総持寺駅の作品も見に行きたいと思っています。
【real SOU#11 Halation】
開催日 8月4日~8日(火) 12:00~19:00 |
会場 Socio-1 (茨木市永代町5番) 2階特設会場 ☆日替わりカフェスペースもあります! |
【第11回 SOU-JR総持寺駅アートプロジェクト】 JR総持寺駅改札前の通路で、作品展示しています。 「ハレーション」 2023年3月26日(日)~2023年9月30日(土) 展示期間が変更となる場合もあります。 公式サイトでご確認ください。 【SOU 案内ページ】 (リンク先が開きます) |
■2022年12月 Socio-1でのアート展の様子を紹介しています。
(2022年12月15日公開)
(写真は2022年12月)
【12/16~20阪急茨木駅前ビルSocio1でアート展!日替わりカフェもオープン】
(リンク先が開きます)