ロウソクの灯りにうっとり。総持寺の竹灯籠はやっぱりステキだった。
はい、茨木ジャーナルです。
「ぜひ、見に来てください」と案内をいただいたのは、10月の最初。【夜空にふわっとスカイランタン!500個飛んだかな?-中央公園のイベントで】の記事で紹介した、スカイランタンを飛ばすイベントでのことでした。
旧・市民会館前の人工台地で、並べられた1,000本の竹の中にあるろうそくに「朝から作業している」と火をつけていってた方が「総持寺のもイイですよ」と教えてくださったのが竹灯籠のイベント。毎年開催されていますが、実は行ったことなかったんですよねぇ。
いばらき竹灯籠at総持寺さん
総持寺へ向かったのは、17時ごろ。境内の手前の道では、グルメブースが並んでいました。
エビフライを販売していたのは【パプアニューギニア海産のオーガニックshop「TAYUCOCO(タユココ)」】の記事で紹介しているパプアニューギニア海産。
最近は従業員さんの「フリースケジュール」という働き方が注目されている会社です。イベントのグルメブースにエビフライっていうのも、ユニークですよね。
「やっぱりロウソクの灯りはイイですよ~!ゆっくり見て行ってください」とパプアニューギニア海産の武藤さんもおっしゃいます。ますます楽しみッ。
【硬いのに柔らかい!思わず立ち寄ってしまったユニークなスポットの柔らかい○○】の記事で紹介した射場石利石材さんもいらっしゃって、
射場さん作の石窯で、ピザが!
この石窯は、いろんなイベントで活躍していて、安威川フェスティバルにも出店していらっしゃいます。
■2015年11月【安威川フェスティバルで、ダム工事現場を見学してきた!】の記事もどうぞ。
幻想的な総持寺さん
グルメブースを過ぎて、いよいよ総持寺の境内へ。
坂をのぼっていくと、すでにほわ~っとした灯りに照らされた境内のほうからは、厳かな雰囲気も漂ってきます。
もうねぇ‥、やっぱ写真と実際は違う!(いや、写真を撮るのは上手じゃないけどね)竹の中に小さく灯るロウソクの炎は、やっぱり実際に見ると何とも言えない温かみがあります。
竹と炎。
とっても幻想的で、どこを見ても「わぁ‥」と見とれてしまう景色です。多くの方がシャッターを切っていました。そりゃもう撮らずにはいられないですよね、美しくて…。
境内の木はライトアップされていて、池に周りの景色が映っていました。鯉がゆっくり体を揺らして泳いでいて…
よく見ると、水面にロウソクが浮かべられていました。「なるほど~、こんな演出もあるのか~」と、ちょっと感動。
芸能の森の特別野外ライブも、いい雰囲気。あたりは、ほとんどロウソクの灯りだけなので、小さなステージが浮かび上がってるようでした。
大きな門のところは境内から見ると、
こんな感じ。下から見上げると
こう。
小さな灯り一つ一つが、こんなふうに並んでいると力強くて圧倒されます。キレイだぁ。
境内には、
「竹田」「茨木」の文字に並べられたロウソクがあって、炎が消えているものには、みんなが火をつけていってました。
「なんで『竹田』なの?」という声もちらほら聞こえてきていました。
大分県竹田市と茨木市は、2013年に「歴史文化姉妹都市」を提携しているんですけど、まだまだ知らない方も多いのかも。(私も、そんなに詳しくないです…)
茨木城主・中川清秀の次男が家臣を連れて岡藩城主になったことや、キリシタン史跡や文化財があること、また川端康成を通しても繋がりがある竹田市と茨木市。
「いばらき竹灯籠」で使われているのも竹田・茨木両市の竹なのだそうです。
竹灯籠のイベントが続いていくことで、だんだんと竹田市との関係が伝わっていくのかなぁなんて思いました。
総持寺…の文字もロウソクの灯りで。
光の回廊のイルミネーションも華やかでキレイだったけど、ろうそくの灯りの「時々消えちゃうから火をつけないと…」という感じもステキでした。10月のイベントで好評だったスカイランタンは、この日も飛ばされたようですね。
竹灯籠を見られるのは、また来年…なのかな。
ロウソクの灯りの幻想的な風景は、12月13日(水)に追手門学院大で開催される「キャンドルナイト」でも見られますよ!
あー、見に行ってヨカッタ。