いばらきうつわ市へ行ってきた。9月、10月も開催、出展者も募集中!
はい、茨木ジャーナルです。
8月19日(日)のこと。大池コミュニティセンターで、立命館大学生の有志(うつわ市実行委員会)が「いばらきうつわ市」というイベントを開催すると聞いていたので、ちょっと覗きに行ってきました。
モヤモヤ気分が「うつわ」でワクワクしますように
私はお昼ごろに行ったのですが、午前中には広い部屋にわあっと器が並べられ、近隣にお住まいの方がふらっと遊びに来てくださっていたようです。
6月18日の大阪北部地震の影響で「食器が割れたー!」という方は多かったんじゃないでしょうか。私も大量の食器が割れてしまいましたが「余震もくるだろうし、買いそろえる気になれない」と思っていました。
いばらきうつわ市は、地震から少し日がたって落ち着いた時期だからこそ、気軽に手にとってもらえる機会を…と開催されているようでした。
「うつわ市実行委員会」は、災害ボランティアとして茨木市社会福祉協議会で活動をしていたメンバーが、災害ボランティアセンターの方に相談しながら、同じ思いを持つ学生と一緒につくりました。
毎日の生活に「とりあえず必要」という食器が並んでいるのかなと思いましたが、お客様用のカップのセットや大皿などいろんな食器が並べられていました。
「割れたけど、もうそのままでいいかなと思ったり、新しく買いそろえる気分になれない方も多い。落ち着いてきたから、ちょっとワクワクできるような食器にも手を伸ばしてもらえたら」と実行委員のメンバーは話します。
助け合いの思いから集められた食器
この日、いばらきうつわ市に並んでいたのは、名古屋にあるレスキューストックヤードから送ってきてもらった食器です。
レ月スキューストックヤードとは、災害が起こったときに必要となる物資を、普段から備えている場所。被災した方に必要なものはもちろん、復旧作業に必要となるものもストックしているそう。
茨木市で大切に使ってもらえたら、と送られた食器です。
部屋の片隅には、食器に添えられたメッセージもありました。
どうやら食器には、熊本地震のときに名古屋のストックヤードから送られたものもあるようです。「よかったらどうぞ」の気持ちがまわりまわって、茨木へ届いています。
9月と10月にも開催予定!
8月のうつわ市は、開催までの準備も忙しかったようですが、近隣の方に足を運んでもらえたようです。買い物しなくてもふらっと訪れて、学生たちとおしゃべりを楽しむ方もいて「なんとなくすっきりしない気持ちが解消できたり『がんばろう』とちょっと思えるような場になってたら、うれしい」と実行委員会のみなさん。
9月は30日(日)10:30から16時までに、大池コミュニティセンターで開催します。(12:30~13:30はお昼休憩)
(※9月30日のうつわ市は、台風24号接近のため開催中止となりました)
詳細は、【2018年9月いばらき市内のイベント8つ!】の記事で。
10月21日Asia Weekにも出展予定
10月に開催される「Asia Week」の日も、岩倉公園で「いばらきうつわ市」を開催します。食器類をお買い物するスペース以外にも、相談のスペースや、住民同士や学生同士で交流できるスペースが設置されます。
訪れる人たちが、いつもの暮らしにちょこっと活力をプラスできたら、と準備を進めているそうです。
10/21「いばらきうつわ市」へ出展したい人、募集中!
(写真は2017年11月)
10月21日(日)の「いばらきうつわ市」では、出展してみたい!というアーティストや学生を募集しています。
アーティスト…といっても、陶芸家さんだけでなく「作るのが趣味なので、見てもらいたい、買ってくれるとウレシイ」という方の出展も大歓迎だそうです。
出展費用は、1,000円(一般。学生は500円)
雨天時は場所を変更して出展します。
出展申し込みは9月21日締切です!
お問い合わせや申し込みは「いばらきうつわ市」へメールでお問い合わせくださいね。
お問い合わせ:ibaraki.utsuwaichi@gmail.com
告知なども、実行委員会でしてくれるようなので「出してみたいなぁ」という方は、いい機会です!
■7月にアップした【災害ボランティアセンターに聞いた、6月18日からの1ヶ月。】の記事も、よろしければどうぞ。
タグ:地震, 立命館いばらきキャンパス