ヴィーガンってなに?「やさイイね!フェス」スタッフが実現したかったこととは
はい、茨木ジャーナルです。
先週末も少しお天気が心配でしたが、5/13(土)の茨木市役所北側IBALAB@広場では「野菜」「おいしいもの」「音楽」のイベントが実施されていました。
「やさイイね!フェス」
お肉や魚などの動物性の食材を使わないメニューにスポットを当てています。
広場では、ヨガやトークセッション、音楽ライブやグルメブースなどのお楽しみ企画がいっぱい!
動物性のものを食べない、と聞くと「ヴィーガン(完全菜食主義)」という言葉を思い浮かべます。
「やさイイね!フェス」は「ヴィーガンってなに?」という人にも、菜食の魅力が伝わってくる優しい内容でした。
11時過ぎに到着して、まずはランチを求めてウロウロと。
2021年秋に「ヴィーガン&グルテンフリーメニューを始めた」と紹介した「お茶とお花とモンブラン プランツ」(茨木市双葉町)のブースへ。
「これがヴィーガンメニューなのか~!」と感動したブッダボウルとグルテンフリーの焼き菓子をいただきました。
(現在、ランチメニューはパスタのみ)
市民レポーター・うっきーさんが紹介してくれた「宇(のき)」(茨木市末広町)の野菜チラシも気になったのですが、すでに完売していました。
大阪・兵庫のお店や、和歌山で野菜を育てているお店も参加され、いつものIBALAB@広場とはまた異なる雰囲気を楽しめました。
「調理の実演をしたかった」
この日おもしろいなぁと思ったのが、IBALAB@広場でのステージプログラム。
2店舗の方が「調理の実演」をしてくれたんです。
料理ができるまでを、生演奏の心地いい音を聞きながらその場で見る…という贅沢な時間でした。
(実演しているのは野菜居酒屋「いたぎ家」さん)
お店の方と司会の方のおしゃべりも楽しいし、ヴィーガンに限らず、ふだんの料理でも役に立つようなポイントや野菜の特徴を聞くことができました。
芝生の上でメモを取っているお客さんもいらっしゃいましたよ。
「これがやりたかったんです」と、ステージをじっと見つめていたのは、主催する茨木市文化振興財団の職員さん。
「わたし、あまりお肉を食べないんです。こんなイベントができたらと思って。そのときにやりたかったのが、調理の実演です」
言われて、ハッと気づきました。
動物性食材を使わないメニューが気になる。でも、自宅で作れなければ外へ食べに行く…。
そっか。
自宅で作ることができれば、ヴィーガンがもっと身近な「いつものこと」になるのかも!
動物性食材を使わない…ことを、私はすぐにできそうにない…。
でも、せっかくなので「かわにし農園」さんで、育てた野菜から作った「タマネギ塩」を買ってみました。
作る野菜を無駄にしない…という思いが伝わってくる、すてきなお店でした。
(このタマネギ塩、超おいしかった!!)
調理の実演をしていた「シチニア食堂」さんでは、焼き菓子と自家製ドリンクをいただきました。
とても気さくで親切なスタッフさんで、お店があるのは宝塚。なかなか予約が取れない有名店です。
「ヴィーガン」と言われると、構えてしまう人もいるかもしれないんですけど、このイベントでは、もっとカジュアルな雰囲気を感じました。
お茶とお花とモンブラン プランツさんのブッダボウルも、
ドレッシングは、魚の形のアレに入ってるという(笑)。
こういう「抜け感」も、親しみやすくてイイなぁと思いました。
おいしくて楽しくて、心地いいイベントだったので紹介しました。また開催されるといいですね~!
■今回は買えなかったんですが、宇さんの野菜チラシも気になっています。
(2023年4月17日公開記事でどうぞ)
(写真は2023年4月)
【茨木市駅近く「宇」で野菜のちらし寿司コースのランチ。また行きたい!】
■お茶とお花とモンブラン プランツのヴィーガン&グルテンフリーメニューのことも、前に紹介しています。
(2021年10月7日公開)