茨木のまちと人々を見守り、つないでくれたSHIP’S CAT、次の冒険へ-茨木の風景
はい、茨木ジャーナルです。
4月初旬に眺めた、茨木市役所の東側・おにクル。まだ若い桜の木の向こうに2階テラスが見えています。
3月の後半に撮った写真で2階テラスを見ると、体を伸ばしているSHIP’CATが。
まちと人々を見守るSHIP’S CATがこの春、おにクルから次の冒険へ。
3月15日~23日まで開催されていた「さよなら SHIP’S CAT展」の様子について、市民レポーターtentenさんが紹介してくれます。
(イベントは終了しています)
さよなら SHIP’S CAT展!(3/15~23)
【市民レポーター tenten】
開館から1年間、おにクルを守ってきたSHIP’S CAT。新しい冒険へと旅立ちましたが、2025年3月15日~3月23日までの期間限定で再びおにクルへ帰ってきました。
SHIP’S CATは、茨木市出身のアーティスト、ヤノベケンジさんによる猫の彫刻作品です。船旅をする猫をモチーフに、人々の旅の安全や地域への福を願うメッセージが込められています。
今回の展示は、茨木市の姉妹都市である小豆島町に2025年4月6日にオープンする小豆島坂手ポートターミナル(愛称:さかてらす)に常設展示される予定のSHIP’S CATをお借りしての新作のお披露目です。
おにクル1Fオープンギャラリーで行われていたのですが、まずはインパクト抜群の2体のSHIP’S CAT。
左側の大きい方はSHIP’S CAT(Jumping)。
右側のお座りをしているのはSHIP’S CAT(Boarding)。
そして天井からたくさんのSHIP’S CAT(Flying mini)がお出迎えです。
南茨木市駅にどーんと立っているサン・チャイルドパネルの展示や、ジャイアントスタンプもありました。
「ありがとうSHIP’S CAT」のメッセージボードにはとてもたくさんのメッセージが貼り出されています。
こちらのメッセージはジャイアントブックカートに投函します。
ヤノベケンジさんが京都芸術大学の学生さんと行っているウルトラプロジェクトの映像もありました。
関連企画であるスタンプラリーやデザインなどは、学生さんが主体となって取り組まれているそうです。
また、ヤノベケンジさんのグッズ販売もありました。
カプセルトイ(ガチャガチャ)まで!
今回のイベントのオープニング3月16日にはきたしんホールでヤノベケンジさんのトークショーも行われたそうです。
以前に私が実際見たことのある、中之島美術館の入り口にある巨大なSHIP’S CATも映像で流れ、圧巻でした。
様々な場所でまちと人々を見守るSHIP’S CAT、また、おにクルから次の冒険へと旅立ちます。
また!いつの日か新しい冒険話とともに凱旋してくれることを楽しみにしています。
- ヤノベケンジさんプロフィール
- 1965年生まれ。大阪府立春日丘高校卒業。京都市立芸術大学大学院修了。小学校から大学までを茨木市で過ごす。世界各国の美術館などで作品展を開くほか、様々なジャンルのクリエイターともコラボレーションを行う。大阪中之島美術館の「SHIP’S CAT(Muse)」の作者。
《以上 文:tenten》
「さよなら、SHIP’S CAT展」は3月23日までの開催。連日多くの人が訪れて、スタンプラリーの台紙なども、最終日をまたずになくなったほどだったようです。
(写真は2025年3月25日)
茨木市の姉妹都市・小豆島町の「小豆島坂手ポートターミナル(愛称:さかてらす)」での常設展示は、やっぱり実際に見に行ってみたいなぁと思っています。
tentenさんは「中之島美術館の入り口で巨大なSHIP’S CATも見た!」と紹介してくれています。
南茨木駅前でのサンチャイルドの展示もそう。同じ作家さんや作品に関連して、またほかの場所でいろんな作品を目にしたり「見に行ってみたい」と思わせてくれるところなど「アートっておもしろいな」と改めて感じました。
■ずいぶん前の記事ですが、サンチャイルドのことを紹介したのがこちらです。
(2017年10月6日記事)
【教えて、サン・チャイルド-南茨木の風景-】