映画「古都」公開記念ランチを市内で多分一番高いフロア・茨木スカイレストランで
はい、茨木ジャーナルです。
【2016年12月茨木市で開催されるイベントまとめ!】の記事で12月に茨木市内で開催されるイベントをアップしたあと、12月5日に1件のイベントを追記しました。映画「古都」の公開記念で、川端康成文学館で「なりきり康成」という企画がスタートしていますよ~という内容です。
さらにさらに。
「古都」公開記念で、茨木市役所のスカイレストランで限定ランチがあると聞いたので、行ってきました。
茨木市役所南館スカイレストラン、初ランチ!
スカイレストランは、茨木市役所の南館9階にあります。市民もそうでない方も、いつでも利用できるそうなのですが、行ったことってありますか?私、実は初めて行きました。
11時半ごろに到着したので、フロアはそんなに混んでいませんでしたが、みなさん、よくご存じなのですね。ちらほらと一般のお客さんもランチを食べ始めていました。
「限定ランチ」はB定食と聞いていたので、どれにしようかな~と迷うことなく食券を購入。
「映画古都公開記念・特別メニュー」の看板が置いてありますが、これは食事を受け取るカウンターにあったので、「限定ランチはBですよ」と聞いていなかったら、私は迷ったかも。食券販売機の前に並ぶ方たちは、慣れていらっしゃるのかスイスイとメニューを選んでいらっしゃいました。
看板には「映画『古都』が12月3日から公開されることを記念して、『古都』または『川端康成』にちなんだ特別メニューを・・・」と書いてあります。
それが、
こちらの5品!(500円ぐらいだったかな?)
どんな内容なのかも知らずに来たのですが、こんなにたくさんなんだ~と、ビックリ!
「おしながき」もいただきました。これ、A4の用紙を折りたたんで手作りしてあって、茨木市の気合を感じます。
5品の内容と、川端康成のどんな部分にちなんで作られたメニューなのかが書いてあります。
幼いころに川端康成が好きだった海苔巻きのアレンジだそうです。「この時期、ちょっと胡瓜の価格が高かったので、『はやと瓜』も使ってるんです」と食堂の方。
いとこと高槻へ茸狩りに行った日の食事に鶏肉が出た、と日記に書いてあったことから、の一品。
川端康成にとっての「ふるさとの味」なのだそうです。
牛蒡のお煮しめは、川端康成の好物のひとつだったのだとか。
おそらく・・!担当の方の渾身の一品ではないかと思います(笑)。
「『古都古都』ならぬコトコト煮込んだポトフスープ。「宙(そら)いも」が入ってます」(紹介文そのまま)
宙いもというのは、茨木で採れたサツマイモで茨木の名産品を作ろうという「宙いもプロジェクト」で収穫したサツマイモです。詳細は【宙いもプロジェクト】サイトで。
この特別メニュー、おいしかったですよ~。中でも、胡瓜巻きのかつお節の醤油味としゃりしゃりした歯ごたえが、予想以上においしくって、鶏肉の照焼き、高野豆腐、牛蒡とこんにゃくの煮物との組み合わせもヨカッタです。「コトコト煮込んだポトフ」もゴロンとお野菜を食べられて、満足っ。
ところがところが!
これだけいろいろと考えられたメニューで、看板も、おしながきも手作りされていて・・・なのに、この限定ランチ、一日だけなんですってー!!もったいなーい。
毎日はムリでも、例えば月に一回などしばらく続けたらいいのになぁと思っちゃいました。もっとたくさんの方に食べてもらえたらなぁと、本当に思いました。茨木産のお野菜も使ってるそうだし、食べたいですよね?
J-comさんも取材に来てました。
はっ!「明日(12月7日)の午前中に放送します」と言われたのに、チェックするの忘れてた。
初めての市役所ランチは、楽しかったです。12時ごろになると、市役所の職員さんでいっぱいになって、なんとなく学食を思い出しました。窓際のカウンターは、窓から連なる山を眺めながら食事もできるとあって、人気。ぼ~っとしたいときにまた来ようかな~と思います!