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巡りごはんいろは「体に優しいお食事」を。薬膳ってオイシイね!

JR茨木駅から徒歩2分ほど。
駅に近いのに「どこ?」と探す人も多い、巡りごはんいろはは、旬の素材をいただく「巡り膳」が人気です。

「食」への関心が高い人はもちろん「体調がスッキリしない…」という人も多く利用しています。巡りごはんいろはは漢方・薬膳カフェ。ハードルの高さを感じる人もいますが、実は「お腹に優しいものを食べに来た」と来店したことをきっかけに、それ以降なんども訪れる人も多いのだとか。

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(写真は2016年)

今回は、巡りごはんいろはオーナーの鍋谷充子さんと、スタッフの内田美知さん・田中千津さん・小川貴子さんに話をお聞きしました。

いろはを訪れるお客さまは

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(写真は2016年)

 ―― 季節の変わり目や寒暖の差がある日には、よく「いろは」さんのことを思い出します。

鍋谷充子さん 「体調を崩しやすいですもんね。調子がイマイチだなぁなんて言って来られるお客さんも多いですよ」

 ―― お客さんは薬膳を食べようと思って来られるんでしょうか

小川貴子さん 「薬膳っていうより『体にやさしいお料理ですよね』と言われることが多いかなぁ。人に教えてもらって来ました、という方も多いですね」

田中千津さん 「なかには、薬膳に詳しい方もいらっしゃいますよね」

小川 「お一人で来られる方も多いなぁと思いました」

田中 「そうそう。一度来られて、次は親御さんと一緒に来られる方も」

内田美知さん 「体にいいものを紹介したくなる気持ちは、わかります。私も親に食べさせたいなぁって思う」

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鍋谷 「いろはの料理は、旬のもの、季節のものを使うことがベース。でも、どう?『薬膳』っていうと『うわ、ムズカシソウ』ってイメージ?」

田中 「最初は、ちょっと構えてました。でも『あ、私、ふだんやってることやん』って気付いたんです。旬のものを食べるって、多くの人が普通にしてるんじゃないかなぁ」

鍋谷 「そういう感じなんですよ、いろはのごはんって」

田中 「友達にも『薬膳って苦いでしょ?』って聞かれるけど、説明すると『そうなんや~』って」

小川 「お客さんの中には『冷え性だから、私は生姜』ってリクエストする方もいますよね。いろはへ通ううちに、ご自身に合うものを見つけられたのかな」

鍋谷 「いろはの食事が、生活の中でなにかを取り入れるきっかけになったら嬉しいなぁ。薬膳って、特別なものじゃなくて、実は身近なことだから」

「私」にとっての「巡りごはんいろは」って

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 ―― 巡りごはんいろはのスタッフは、皆さん薬膳に詳しいんですか?

鍋谷 「スタッフ10人のうち、薬膳の資格を持ってる人は3名。皆さん、いろはに来てから『薬膳って、そうなんやぁ』とわかっていってくれてるみたい(笑)」

内田 「私は、いろはがカフェのスペースを借りてイベント開催をする頃に働き始めたけど、実は薬膳については知らなくて。いろんな人に会えるのが楽しくて続けてます」

 ―― 長く働いていらっしゃるんですね。小川さん、田中さんは?

小川 「ここへ来て1年ぐらい。田中さんもそれぐらい?」

田中 「もうすぐ1年かな」

 ―― 薬膳やお料理に興味が?

小川 「薬膳のことはわかってなかったけど、すてきなお店だなって。でも、一度辞めようと思ったことがあるんです。高齢の親の用事で時間を取られてきたので」

 ―― それでどうされたんですか?

小川 「充子さんに相談したら『働くことは辞めないほうがいいと思うよ?』って言われたんです。ありがたいですよねぇ」

 ―― 辞めないほうがいい、と。

小川 「時間的に大変で少しになったとしても、外で働く時間を持つことは、家の用事をするためのチカラになるなぁって。この年齢になっても教えてもらったり、注意してもらえる場所ってないでしょ。」

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 ―― 田中さんはいかがですか?

田中 「私、面接が心に残ってるんです。『うちの店があなたの役に立てることってあるかしら』って聞かれたんです。そんなこと言われたのは初めて。『あぁ、そういうお店なんだ』とびっくり。私もこの店のお役に立ちたいって思いました」

鍋谷 「私たちの年代って、自分の時間が持てそうだけど、やることはやっぱり多い。スタッフさんには、いろはでの時間が生活の弾みになったらいいなって思います」

内田 「それプラス、食べ物の旬に気付いたり、違う視点、新しいものの見方に出会えるのが楽しいですよね」

 ―― お客さんへの思いと似てます?

鍋谷 「そうですね。いろはで過ごす時間が『ご自身のための時間』になってほしい。ふと思い返して、生活の弾みや、何かのきっかけになれたら嬉しいです」

 ―― 皆さんは、いろはで働くことをきっかけに、変わったことってありますか?

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(写真は2017年)

小川 「ピピっとアンテナが出てる感じがする。本やテレビで、薬膳の特集があると気になるから。吸収したことが、自分の知識としてお客さんへ案内できたらなって思ってます」

田中 「私は、おかゆ生活になりました」

一同 「えー、そうなんですか?!」

田中 「朝はおかゆです。胃がラクになってるの!料理は好きだったので、薬膳の本も買ってみました。『メニュー、どうしようかなあ』とか聞かれたら、いつか答えられたらなぁって思ってます」

鍋谷 「あ、嬉しい!スタッフさんから意見をもらえたらなぁと思いつつ、負担にさせてもなぁ…って」

内田 「頼っていいと思いますよ!私は、充子さんに聞くばっかりだけど(笑)」

鍋谷 「こっちこそ、わからないことは聞いて~。『薬膳とは』『東洋医学とは』みたいな話、私もスタッフさんにわざわざ伝えてないから」

小川 「メニューを聞きながら、自然と知っていってる気がしますよね」

鍋谷 「そうそう。薬膳ってそういうところから始まるんだと思うよ」

体や生活をちょーっと振り返るきっかけに

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 ―― ところで、スタッフの皆さんから見て、鍋谷さんはどんな人?

小川 「気遣いの人。『忙しくなったら言い方がきつくなるみたいだけど、怒ってるんじゃないからね』ってわざわざ言ってたり。そんなん気ぃ遣わなくていいのに(笑)」

鍋谷 「言ってたっけ…(笑)」

田中 「最初は、ガードが固いのかなぁ、しんどいんじゃないのかなぁって思ったこともあるんです。そのガードが、フッとゆるんだときがかわいらしい。甘えてくれていいよ~って思う」

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鍋谷 「そう?ガード固い?」

田中 「お店のことを精いっぱいやって、さらに違う部分も頑張りたいって言ってて、本当にパワフル!体調を崩さないようにしてくださいね」

 ―― お忙しそうですが、体調を崩すことはありませんか?

鍋谷 「ちょっと前に、急に胃が痛くなったことがあったんですよ」

内田 「冷たいものを食べちゃったとか?」

鍋谷 「いえいえ。冷たいものを食べてもあまり胃痛を起こさないんです。野菜でも体の中を冷やすこともあるし、たっぷりのオイルは胃の動きを鈍らせることもあるから、いろいろ考えてみて…」

小川 「私だったら市販の薬飲んじゃう」

鍋谷 「私も迷ったんだけど『なんとかできないかなぁ』って。お味噌汁を飲んだら、治ったのよ!」

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 ―― お味噌汁がいいんですね?

鍋谷 「お味噌が体の中を温めてくれる。液体の冷たいものより食事系の冷えが、私にはよくないんやなぁって、学んびました」

小川 「充子さんは、自分でどうしたらいいかがわかるの?」

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鍋谷 「自分の体のことならね。大変な病気になれば、お医者さんにかかるよ?でも、任せっぱなしじゃなくて『なぜそうなったのか』が、食べ物や生活の中から自分でわかれば、その部分は自分でコントロールできるよね」

 ―― ホルモンとか自立神経とかとは、また別?

鍋谷 「そうねぇ。体の中の巡り、気・血・水がどう動いてるか、みたいなことを考える。痛みを薬でブロックするんじゃなくて『巡らせるにはどうしたら?』って。あー、ちょっとむずかしい話になってる?」

内田 「話を聞くと、わかる気がするけど、なかなか自分では…」

 ―― 私も自分ではわからないかも。

小川 「お客さんが気持ちよくお食事を楽しんで、また来ようって思ってくれたら、いろはの思いに共感してくれたってことかなぁ」

内田 「確かに。『旬のものを食べるといいんですよ』って伝えてますよね。そこが、いろはのベース…かな」

鍋谷 「そうねぇ。私、ついアツく語っちゃうけど、薬膳も東洋医学もゆる~いものだと思ってる。以前『とっつきやすいですね』って言われたことがあって、私が伝えたいことは、それだなぁって感じました」

 ―― 私も、いろはさんで食べてみて「身近なことなんだなぁ」と思いました。

鍋谷 「そうそう、ガチガチにしなくていい。私だって、夜はささっと済ませることもある。完璧にはできないし、朝だってパンを買う日もあるもん」

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気付きやきっかけと出会える場所に

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(写真は2017年)

 ―― 巡りごはんいろはでは、スタッフさん同士の学びもあるんですね。

鍋谷 「皆さんに、外の講習で学んできてもらってるんです。そこで得たことをみんなへシェアしてね、って。今日は千津さんが月餅のワークショップに行ってくれたので、そのシェア会をします」

 ―― なぜ、そういう機会を?

鍋谷 「スタッフさんの言葉は、お客さんに言葉に近いから。私は、ムズカシイ文言も入ってきちゃう。そのまま伝えても、お客さんにもわかりにくいでしょ。スタッフの説明で『その言い方のほうが優しいなぁ』って気付くこともあります」

 ―― それ以外にも、他で活動している方がいろはさんでセミナーを開催したり。

鍋谷 「お客さんには、興味のあるコトといろはの食事やスイーツをセットで楽しんでもらえたらなぁって思っています」

小川 「セミナー開催日は、ランチ営業がお休みになるので、予約や問い合わせをしていただくといいのかも」

内田 「そういえば『場所がわかりません』って問い合わせも多いですよね。外から見えにくいからかな。気軽に問い合わせていただけたるといいですね!」

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 ―― 最後に「巡りごはんいろは」と、皆さんご自身のこと、どうなったらいいなと考えていらっしゃるか聞かせてください。

内田 「やっぱり、おいしく食事を楽しめる場所にということが一番ですね」

田中 「薬膳を通してお客さんが笑顔になれるようなお店になったらいいなぁって。まだまだ私には難しいこともあるけど、自分の生活へ吸収しながら、お客さんへも提供していきたいです」

小川 「気持ちよく過ごしていただきたいですよね。私も店やスタッフ、お客さんとのご縁を大切にしたいと思っています」

鍋谷 「食事を通して『薬膳って身近なんだ』とか『自分の体のことは自分でわかるんだ』みたいなことに気付くきっかけになったら嬉しい。巡りごはんいろはでの時間が、何かのチカラになれたらいいなって思います」

 ―― 素敵なお話をたくさん聞かせていただきました。皆さん、ありがとうございました。

巡りごはんいろはは、体にやさしい食事ができると幅広い層に人気のお店。お一人でも、ご家族とのゆっくりした時間を過ごすのにも、おススメです。

【巡りごはんいろは】

所在地: 茨木市駅前1丁目3-9  生田ビル2F
電話: 072-648-5950
営業時間
ランチタイム 11:00~(L.O 14:00)
カフェタイム 14:00~16:00(L.O 15:30)
 ※イベント日はお休みになります。
ディナータイム 木・金曜日のみの予約制となります。
(18:00~20:00 L.O 19:30)
※前日の18:00までにご予約ください。
不定休。
セミナー開催日はお休みになります。
HPでチェックしてくださいね。

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