かどや酒店に聞いた、2017年・父の日におすすめのお酒は?
はい、茨木ジャーナルです。
2017年の父の日は6月18日。やっばー、もう日にちがない!
ちょっと前の記事では、お父さんへ贈るのにおすすめのグリーンを、ザ・ファームさんに紹介してもらいました。でも「うちのオヤジは、やっぱり酒やねんなぁ」というあなたのために、今年も頼ってみたいと思います。
2016年に【「かどや酒店」に聞いた父の日プレゼントおすすめ5選!】でも、おすすめのお酒を紹介してくれた、かどや酒店。
3歳の息子さんが描く「お父さん」がさりげなく飾られるかどや酒店は、父の日モードになっていました。イラストにそっくりの店主・角本稔さんにお話をお聞きします。
あぁ、もう日にちがありません。試飲ばっかりしてられませんよ~。
迷ってるヒマはない!オヤジのタイプ別で選んでみよう
かどや酒店に並ぶのは、角本さんが「これはぜひ!」とすすめたいお酒ばかり。味がイイことはもちろんですが、それだけじゃないところがオモシロイ。
造っている人の背景や完成するまでのストーリーに、角本さんがハートを掴まれたお酒が並んでいます。
ストーリーを持つお酒から、今回は「こんなお父さんにはこれ」と、タイプやシーン別におすすめの贈り物を紹介します。
がんこなオヤジにこの一本!ドンッ!!
「おぉ、これこれ!」という人、多いかもしれません。
「がんこおやじ手造りのワイン」です。
ワイン造り2代目・仲村現二さんが羽曳野で自ら大切に育てたぶどうを使い、造ったワイン。どんなに寒くても、眠くても、毎日夜中の2時に起きてぶどうの様子をみてきた現二さんの、酒造りへの「がんこ」な想いがカタチになった一本。
手間をかけるワインは、そんなに数多く造ることはできません。かどや酒店へ来たお客さんの中には「わぁ、なんでこのワイン、ここにあるんですか?!」と歓喜の声をあげる人も多いのだとか。
顔を合わせると説教してくるお父さん。
母や子どもが「お父さん、こうしたら?」と言っても決して言うことを聞かないお父さん。
そんなお父さんに
「んもう…、お父さん、これでも飲んどき!はい、いつもありがとう」とドン!サクッと渡して、がんこオヤジを黙らせてみませんか?
がんこオヤジの家族に「さちこ」がいるなら
仲村現二さんが造る大阪のワインからもう一品。
例えば、お母さんやおばあちゃん、娘さんに「さちこ」という名前の人がいたら、
「がんこおやじの手造りワイン」と一緒に、この一本もセットにして贈ってみては?夫婦茶碗ならぬ、夫婦ワインです。
もちろん、これを渡すときも
「んもう…、お父さん、これでも飲んどき!お母さん、グラス持ってきたって!」とドン!クールに渡して、ガンコオヤジをウルッとさせてみませんか?
伝統大好き!一途な頑固親父にはこれ!
がんこなんだけど、どちらかというとカワイイ系頑固。
「日本酒っちゅうたら、やっぱり新潟の酒が一番や。昔からそう決まってんねん」と信じている昭和レトロなお父さんにおすすめなのが新潟県「〆張鶴」というお酒。茶色の瓶とラベルからは「ザ・日本酒!」の雰囲気がプンプン漂います。
「辛口で旨い酒ですよ。ここはね、頑なに崩さずやってる蔵。頑固に造ってるんっすよねぇ」と角本さん。どうやら角本さんは、造り手さんの頑固さにココロ揺さぶられる傾向にあるみたいです。
マジメでがんこに筋を通す蔵元さんが造るお酒は「ニッポンの伝統が好き」というお父さんの喜ぶ顔が目に浮かぶ、一本です。
遠く離れて暮らす親父へ贈りたい一本
「今から送っても間に合わないんじゃないかっ!?」と焦ってしまいますが、それもプランの一つにできる贈り物。(写っているおちょこは別売り)
父の日にはなんの音沙汰もなく「楽しみにしてたけど、やっぱりなんの連絡もなかったな」と、寂しそうなお父さん。そこへ、ピンポーン!と宅配業者がやってきます。開けてウレシイ、ちょっと遅れの贈り物は、毎日でも気軽に飲める青森のお酒「田酒」です。スタンダードでどんな料理とも合う一本。
お酒の横に入っているのは、
お酒のラベルをそのまま身にまとえるTシャツ。
Tシャツを着て、片手に酒瓶を持ちピースサインをするお父さんが、写真を送信してくること間違いナシ!海外で暮らすお父さんへプレゼントすれば、このTシャツで街の人気者になれるかも♪
どんなお酒をセットにするのか、Tシャツとの組み合わせなど、お店でいろいろ選べますよ!
新しいものにアンテナを張っていたいお父さんには
新しいものが好きだけど、お父さんでは見つけられないようなお酒や、自分では買わないだろうお酒を、私も3つピックアップしてみます。
去年の記事で写真はチラ見えしてたのですが、今年も並んでいました。
涼やかなビンのお酒には、日本酒業界もビックリの筆文字&ひげ文字を一切使わないおっしゃれ~なイラストのラベルが!
ラベル買いしてしまいそうなお酒は、飲み終わってもずっとそばに置いておきたくなりそうです。
「蔵元がサーファー」というPOPには、女子マラソン中継時の増田明美さんの解説も想像させられます。(わかる人にだけわかればいいです)
贈るときにも「この酒は、蔵元がサーファーやねん」と一言添えて渡したい!
ラベル買いといえば、茨木・追手門大の「茨木日本酒プロジェクト」の「きっかけ」も6月1日から販売がスタートしています。もちろんこれも、贈り物にピッタリの「たぶん、親父が自分では買わないようなお酒」です。
【茨木の米で作った日本酒、3/17から販売!-日本酒プロジェクト】の記事もご参考に。。。
いろいろ楽しい、かどや酒店
かどや酒店の楽しさは、商品を紹介するPOPにもあります。「後ろを向いてみて」と言われて、振り向くと
こんなふうに、試飲コーナーもあるんです。
先日は、かどや酒店ファンからの信頼も厚い、スタッフ「すみこ」氏による「冷凍庫フェス」も開催。お酒の新しい楽しみ方も伝授してくれました。
店主・角本さんが「いつか酒店をオープンさせたら掲げたい」と自ら彫った看板は、酒樽の蓋を半分にカットしたもの。造り手の思いを届けようとするパッションを感じます。
おそらく、蓋の半分がこれ。
あれ?「P」の看板、前からあったっけ?今ごろ気付きましたが、矢印のほうを見ると
かどや酒店の向かい側に駐車スペースがありました。車で来たら試飲はできませんが、たくさんの瓶を買うときは、車でもどうぞ。
角本さん、すみこさん、ありがとうございました!!
所在地: 茨木市蔵垣内3-18-16 |
電話: 072-625-0787 |
営業時間 10:00~19:00(土日は18:00まで)
月・祝日休み
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駐車スペース1台分。 近くにコインパーキングもあります。 |
〒567-0878 大阪府茨木市蔵垣内3丁目18−16 かどや酒店