「自分と大切な人を守るために」立命館大いばらきキャンパスGENSAIプロジェクト
はい、茨木ジャーナルです。
(写真は2017年2月6日読売新聞)
2017年2月8日の新聞記事で、立命館大いばらきキャンパスの学生さんが、オリジナルの防災グッズを考案したと紹介されていました。かわいらしいハートの形をした笛で、阪神淡路大震災当時、生後2か月だった横山玖美子さんら、阪神淡路大震災の年に生まれた大学生が中心になって考えた防災グッズです。
神戸市内の自宅の様子について、ご家族から話を聞いていた横山さんは、成人式をきっかけに、阪神淡路大震災に興味を持ち、改めて防災の大切さを考えるようになりました。「一人でも多くの命を救うためにできることはなんだろう」と考えて作ったのが、記事で紹介されている「ゲンサイ笛(正式名称)」だそうです。
笛は、助けを呼ぶときに遠くまで聞こえるし、怖くて声が出せないときにも有効です。そういえば、昔観た映画「タイタニック」でも、笛を使って助けを読んでるシーンがあったっけ。
私は「いざという時のために、防災グッズを揃えておきたい」思いつつ、なかなか細かいものは用意できていないので、いい機会だと思い早速注文してみました。
上の写真が届いた「ゲンサイ笛」。色は、ピンクと黄色をお願いしました。
ゲンサイ笛は、メッセージカードが同封されています。メッセージを添えて、大切な人へ贈ることができるようにと考えられているんですね。「一人でも多くの人の命を救うために」という思いが、このようなスタイルになっているんだなぁとわかります。
一つひとつ個別にラッピングされたゲンサイ笛には、制作したGENSAIプロジェクトからのメッセージも添えられていました。
「防げる範囲で被害に遭ってしまうなんて嫌だ!どうしたら、もっと行動に移してくれるんだろう(メッセージから抜粋)」と、考えて作られたのが、このゲンサイ笛。
笛ですべてを防ぐことはできなくても、「毎日身につけ、目に入ることによって、無意識的にも防災・減災の大切さを感じ、教訓を行動に移す一歩目になってくれたらうれしい(メッセージから抜粋)」と思いが綴られていました。
身につけてもらえるために、邪魔にならないことや笛っぽくない形をと考え、さらに「大切な人へプレゼントできるように」この形になっているそうです。
届いたゲンサイ笛は、厚みがなく手のひらにすっぽり入るサイズ。例えば、自然災害のときだけでなく、夜道を歩くときにも、持っているといいかもしれませんね。
阪神・淡路大震災当時に赤ちゃんだった横山さんたち大学生も、4月からは社会人として新しい生活が始まります。注文を確認後、一からラッピングして発送してくれるので、手元に届くまでには少し日にちもかかりますが、現在も引き続き購入することが可能です。(在庫がなくなれば販売は終了です)
災害を防ぐことはできなくても、この小さな笛が助けを呼ぶのに役立つかもしれません。自分の身だけでなく、近くで困っている誰かを助けてくれるかもしれません。購入を希望される方は、以下に注文方法を記載していますので、ご覧くださいね。
【ゲンサイ笛注文方法】
(削除しました。2018.1.12)
タグ:立命館いばらきキャンパス, 防災