地震・台風・豪雨の備え<最初の避難編>-読者のアイデアや不安も紹介

はい、茨木ジャーナルです。

昨日4月14日は、3年前に熊本地震が発生した日でした。茨木でも2018年は大阪北部地震や台風で大変でしたし、日ごろからいざというときのために備えは大切。

3月11日に【いざという時への備え、どうしてますか?<アンケートから>】という記事をアップしています。

読者の皆さんからの「なるほど」と思うアイデアや「どうしたらいいのか…」というお悩みについて、もうちょっと紹介したいと考えていまして…。
今回は改めて「いざというときの備え」のなかから「最初の避難のときのこと」を中心にまとめました。

目次
・1、非常時の備え、何から始める?
・2、防災対策にかける費用は?
・3、「どこまで準備したら…」という声も
・4、2019年防災&防犯タウンページのリストがシンプル!
・5、災害に備えるものは?-非常時持ち出し品
 -(1)避難時に身につけるもの
 -(2)避難時に荷物として持ち出したいもの
・6、乳幼児を連れての避難について
 --液体ミルクは備蓄されてる?

1、非常時の備え、何から始める?

「準備、準備!」と思うけど、私はいつも「結局なにを揃えたら?」と、満足できる準備ができないまま。

茨木市ハザードマップIMG_8878

【茨木市 防災ハンドブック 非常持ち出し品】には、食料・衣類・衛生用品・日用品・貴重品などにわけて、いざというときに備えたいものがまとめられています。

子どさんのいるご家庭向けに配布されている子育てハンドブック【子育てハンドブック 災害持ち出し品リスト】でも、災害時の持ち出し品がリストになっています。

すると、万能ナイフ・ライター・消毒薬や毛抜き・包帯・三角巾・エアー枕・簡易トイレ・通帳・パスポート・印鑑・保険証…。

ひぃぃ…!
「いっぱい揃えなあかんやーん」と、思ってしまって手をつけられないまま。どれも大切なものばかりで、結局どこから手をつけたらいいのか…と困ってしまうのです。でどうしていいかわかんなくなってしまうのです。

2、防災対策にかける費用は?

防災にかける費用IMG_8881
(写真:2019年3月2日読売新聞より)

2019年3月2日の読売新聞に「家庭の防災費 初の4,000円超え」という記事が掲載されていました。

住友生命保険がまとめたアンケートの結果で、非常用の飲料水や食品の購入など、2018年に防災対策に使った費用は平均で4,054円だったそう。
近畿では4,640円で、北海道地震のあった北海道(7,680円)に次ぐ数字です。

これまでに揃えているものに買い足す人や、一から揃える人、家族が増えた人など、家庭によってさまざまですが、予算的には5,000円ぐらいと思ったらいいのかな。いや、私のようにほぼほぼ一から揃えていくなら、1万円ぐらい予定しておくのがいいんだろうか。(ちなみに、全国で最高の金額は42万円…!)

3、「どこまで準備したら…」という声も

アンケートでは
「家のスペースの都合によりなかなか保管できないのが実情」
「どこまで準備したらいいのか」
「使うかどうか分からないものを沢山用意するのも気が進まない」などの声も寄せられました。

わかるなぁと思いながらアンケートを整理していて「なるほど~」と励まされた回答に出会いました。

「(非常時の持ち出し用に準備しているものは)1日生活出来る物」(MAJ-YASUさん)。

こう言われると、できそうな気がしてきませんか?
「非常時に持ち出したいもの」と「家に備蓄しておくもの」にわけて考えていくと、うまく準備ができそうです。

4、2019年防災&防犯タウンページのリストがシンプル!

2019年3月防災防犯ハンドブック表紙IMG_9006

写真は、2019年3月下旬に届いていた「防災&防犯タウンページ」という冊子。発行の日付が「2019年4月」と新しいし、茨木童子…じゃないや、ぼうさい童子も載ってるぅ!

その中に、参考になりそうなリストを発見しました。

2019年3月防災防犯ハンドブック持ち出しのものIMG_9009

避難するときに『身につけるもの』『リュックに入れて持ち出すもの』と、災害が落ち着くまで(救援物資が届くまで)生活するための『備蓄品』とに分けてまとめられています。

「非常時のために揃えたいもの」は、WEBサイトや冊子などいろんなところに載っていて、どれを参考にしたらいいか迷いませんか?防災&防犯タウンページは、わかりやすいなぁと感じたので、参考にしてみたいと思います。

5、災害に備えるものは?-非常時持ち出し品

防災&防犯タウンページに載っていた、避難するときのために備えておきたいものを紹介します。
まずは、非常時に持ち出すものです。

「1、身につけるもの」
「2、荷物として持ち出すもの」とに分けて表にまとめました。

(1)避難時に身につけるもの

下記は避難するときに、身につけたりポケットに入れるなどするといいというものです。

ヘルメット
厚底の靴
軍手
マスク
携帯電話・スマートフォン

なんと6点だけ。(☆1)
実際にバッと避難するときに最低限、身につけていたいもの…と考えると、これがベースになりそうな気がします。

☆1、防災&防犯タウンページのリストでは、上記6点にプラスして「防災タウンページ」も。役立つ情報がまとめられているので、持っておくと安心です。

(2)避難時に荷物として持ち出したいもの

「1」のものを身につけて、さらに避難をするときに持ち出したい荷物が、次のリストです。(防災&防犯タウンページより)

飲料水(500ミリリットル程度、家族各人1本ずつ)
携帯ラジオ
筆記用具・メモ帳
トイレットペーパー、ティッシュ、ウェットティッシュ
衛生用品、生理用品
通帳・保険証などのコピー、メモカード
携行食(ビスケット、チョコレート、バランス栄養食品など)
懐中電灯、予備電池
ビニール袋、ポリ袋
防寒具・雨具・携帯カイロ
応急医療品
充電器、モバイルバッテリー
タオル、下着、靴下
現金(小銭)、通帳、印鑑
多目的ナイフ
(☆2)おむつ、離乳食、乳幼児ミルク
(☆2)入れ歯、コンタクトレンズ、眼鏡
(☆2)常備薬、お薬手帳

(☆2)は「必要な方は、日ごろから使用しているものを準備しておきましょう」というもの。

アンケートでは、参考にしたいなぁという回答もいただいています。

非常時の持ち出しで準備しているもの(アンケート回答から)
■「豚皮の工事用軍手。布の軍手はケガしますよ!」
■「ワークマンに行けば女性用の軽い安全靴が3000円代で買えます。仕事用に買いましたが一度だけ使って不要になったので災害時用にしてます。滑り止めもちゃんとしてるしこれは必需品!」
■「粉塵も吸い込まない用にワークマンで買った工事用マスク。コンクリート粉塵は凄いと思う。」
(以上サンダーバードさん)
■「昨年の震災以来、常に持ち歩いているもの。
ソーラーモバイルバッテリー/ポケットラジオ/小さい懐中電灯/ホイッスル/寝袋にもなる防寒アルミシート/使い捨てカイロ/カロリーメイトやチョコレートなどの携帯食/ウエットティッシュ/生理用品/ビニール袋」
(えっちゃんさん)

「災害時用に」とこれから揃える方は、参考にしてみてくださいね!

他にも、ラップ、ガムテープ、バールなどの用意や「好きな文庫本・好きなお菓子(まゆさん)」と、大変なときだからこそ、ホッと心がゆるむものを準備しているという方も。
上記表のものをベースに、自分が必要なものをプラスしていくと、整えやすそうです。

ただし!
いざというときに持ち出せるものは、男性で15キロほど、女性で10キロほどが目安です。(茨木市 洪水・内水ハザードマップより)
実際に荷物を作って、持って(背負って)歩けるかどうかを試しておくことも大事かも。

アンケートの回答に寄せられたアイデアも参考にしてみてくださいね。
【いざという時への備え、どうしてますか?<アンケートから>】の記事。

ぼうさい童子防災シェイクアウト訓練DSC01194

6、乳幼児を連れての避難について

上記「2」の表で「☆2」印の中に「おむつ、離乳食、乳幼児ミルク」の項目があります。

アンケートの回答でも、赤ちゃんや子どもを連れての避難、介護が必要な方の避難についての不安を挙げられる方がいらっしゃいました。

乳幼児を連れての避難・準備の心配事(アンケート回答から)
■「小さい子どもがいるので、子どものために何がいるのかがまだ良くわかっていません。(子どもが成長するとともに、用意するものは時事刻々と変わっていくと思うので、いつの時期は何が必要でということを知りたいです)」
(つーさん)
■「子供が哺乳瓶をまだ使用していますが、市の備蓄に液体ミルクなどはあるのかなどが気になります。個人で置いておくのにもやはりかさばってしまうので…」
(うぼさん)

小さい子どもさんのいるご家庭では、茨木市の子育てハンドブックのリストが参考になりそう。
【茨木市 子育てハンドブック災害持出品チェックリスト】

多くのものがリストに入っているので「わぁ、たくさん揃えなくては」と思う方もいらっしゃるかな。

■「…どれを優先するべきで、どんなセットが望ましいのか。例えば、女一人で子どもを抱っこしながら逃げるとなったら、水を何本も持つことはできないと思います。」(つーさん)

そうですよね、不安です。

子育てハンドブックIMG_7533

子育てハンドブックのリストから「赤ちゃん用品」の項目にまとめられているものだけを、ピックアップしてみました。

粉ミルク、哺乳瓶、離乳食
スプーン
清浄綿・ぬれコットン、ガーゼ
バスタオル
紙おむつ、おしり拭き
おもちゃ
着替え
ベビーカー
おんぶひも
お菓子

赤ちゃんや子どもさんの月齢・年齢に合わせて、中身を変えていきます。
子育て関連の専門の方にお聞きすると「子どもが普段使っているもので準備していく」のが、コツだそう。「子どもの好きなものを入れておくといい」のだそうです。

アンケートの回答も参考になると思うので、紹介します。

非常時の持ち出しで準備している子ども用のもの(アンケート回答から)
■「子供用(ぬり絵、お絵描きグッズ)」
(まゆさん)
■「家族1人に付き1つの懐中電灯」
■「子供たちは不安になるでしょうし、お菓子は多めに。保存用のパンと、普段食べているお菓子、あめちゃん。防災食は何年も消費期限が長いので安心。でも、普段食べているお菓子も消費期限半年くらいはあるので、半年ごとに入れ替えればいつものお菓子も入れておけます。」
(いちごさん)
■「…(略)一般的な防災グッズの中身と子供が小さいのでオムツを必ず1パック以上はストックしています。
また、バスタオル2枚を縫い合わせ、なかにフェイスタオルや緊急連絡先を入れて作った防災ずきんを用意しています。
参照 https://egaocare.net/useful/life/215.html
(うぼさん)

いちごさんが「半年ごとに入れ替えれば…」とおっしゃっていて、今回のアンケートでも多くの方が「ローリングストック」という言葉を使っていました。

ストック品は「使いながら。消費したら買い足す」を繰り返し、一定量を保管していく方法です。特に子ども用の持出品は、成長に合わせて変わるので「使いながらストック」がよさそうです。

液体ミルクは備蓄されてる?

アンケートにもあがっていた「液体ミルク」は、災害時の備蓄品として役立つのでは‥と期待されていますよね。

保存期間が6ヶ月程度なので、乳幼児のいるご家庭ではお出かけ時に使いながらのローリングストックがいいのかも。
確認した2019年3月中ごろ時点では、茨木市での備蓄はされていないようでした。これからまた変わっていくかもしれないので、赤ちゃんのいるご家庭ではチェックしておきたい事柄ですね。

ヘルメットと懐中電灯と水IMG_8585

「防災、減災!」の準備に、これならできそうなか~というリストと、読者さんからのアイデアを紹介しました。参考になればと思います。

今回は、まず最初に避難するときに身につけるもの、持っていくものだけまとめました。
地震発生からしばらくのあいだ必要になる「備蓄品」についても、次回紹介したいと思います。

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