見山の郷近くの素盞嗚尊(すさのおのみこと)神社へ
はい、茨木ジャーナルです。
茨木市の北部にある「見山の郷」。茨木で作られた米や野菜やそれらを使った加工品を中心に「茨木産」のものが販売されている場所で、週末にはたくさんの人で賑わいます。
2016年10月に「日本酒プロジェクト」の取材で稲刈りへ行ったときのこと。
ふと、見山の郷の向こう側にある山の中で、何人かの人が作業しているのが見えたので行ってみると、「山の木の手入れをしてました」とのこと。ちょうどその作業が終わり、
こんな急な階段を下りて来られているところでした。
この上には神社があるそうなんですが、あまり目立たないような場所にあるので思わず行ってもいいのか聞いてしまったほど。
「上の方の境内は整備の工事中ですけど、手前までは大丈夫ですよ」とのことで、途中まで行ってみました。そのときに上った場所から見山の郷のほうを見ると、
こんな感じ。
小高い場所に神社があることがわかるかなぁ。これは、最初の階段を上ったところから撮ったもので、階段はもっと上のほうまで続いています。
2017年4月に見山の郷へ行ったときに、再度神社へ足を伸ばしてみました。
見山の郷のちょっと先の山にある階段から
場所は、見山の郷の水車小屋があるほうの出入り口から山へ向かって歩いたところ。ハイキングコースにもなってる道のようですが、見山の郷のほうから見ても、神社への階段はちょっと見えないかなぁ。
最初の階段を上った先に鳥居が見えます。
(上は2016年10月撮影)
「素盞嗚尊神社」と書かれた鳥居神額。素戔嗚尊(スサノオノミコト)というのは、天照大神(アマテラスオオミカミ)、月読命(ツクヨミノミコト)とともに「三貴子(さんきし)」と呼ばれる神様なのだそう。
この先にも、急な階段が続いています。階段は、ギリギリ人がすれ違うことができるかなぁというぐらいの幅。
いったんここで、上ってきた階段を振り返ってみると、
わかるかな?けっこう急でしょ。途中まで何段あるのか数えていましたが、この先まだまだ階段があるなぁと思ったので、数えるのはヤメ。
何段かごとにある階段は、どれも急になっています。けっこう高いところに拝殿があるようです。
周りの木々が空に向かってびゅんとまっすぐ伸びています。ヒノキらしいんですが、幹の色が少し赤っぽくて、美しい。
空に向かって伸びているのは、木だけではなくて、階段も。急な階段が長く続きます。あっさりとお参りに行けないような場所に、わざわざ作ったんだろうかなんてふと思ったり。
「それだけ、熱心な人がお参りに訪れていたってことか?」とか「お参りに行くのが大変なぶん、ご利益があるってことか?」なんて勝手に想像してしまいます。
素盞嗚尊神社、ようやく到着
やっと到着だ・・・!向こうの方がとっても明るい。
立派な門の向こうに、拝殿が見えます。
拝殿の前は広く、あたりはとてもきれいに整えられ、葉っぱが落ちたままになっていることもありませんでした。この場所に人の気配はないんですけど、手入れがされています。手前の手水舎もちゃんと使われていて、きれいでした。
拝殿の後ろ側に坂道が繋がっていました。私は、見山の郷のほうから坂道を上り、階段を使って上まで来たんですけど、別の方向から坂道を上ってくる方法もあるかもしれません。
いろんな方向から、この神社を目指して人々が訪れているのかな。
上ってきた方を見下ろすと、こんな感じ。ずーっと下のほうに一の鳥居が見えます。とにかくとても美しい景色です。
赤い幹の木が何本も、神社を囲むように伸びているのもきれいです。静かで、空が近くて、うっとりと景色も楽しむことができる神社でした。
2016年秋に、たまたま山で作業をしている方たちの様子を見かけなかったら、ここに神社があることも知らなかったなぁ。
2017年4月に【BBQもDIYもできる茨木市里山センターに行ってみました!】の記事をアップしています。その際に話を聞いた茨木市里山センターの方が、茨木の山は里山のボランティアの方々が手入れをしていると教えてくださいました。
あの時に作業をしていたのが、里山のボランティアの皆さんだったのかはわからないんですけど。
素盞嗚尊神社はとても美しくて、階段も上りやすくなっていました。それも、地域の方やボランティアの方がきれいにしていらっしゃるからなのかもしれませんね。
■日本酒プロジェクトについては【茨木の米で作った日本酒、3/17から販売!-日本酒プロジェクト】の記事でどうぞ。