安威川沿いの木が…-茨木の風景(千歳橋からJR線路のあいだ)
はい、茨木ジャーナルです。
市民レポーターぱんちゃんから「ん?」というレポが届きました。茨木の風景がまた少し変わるのかなぁというものです。
「え、どうなるんだろう?」という方は、ぜひ最後までご覧下さいマセ。
千歳橋からの風景に大きな変化が…
Facebookで話題になっていた場所に行ってきました。
千歳橋から西河原新橋(JR高架)に続く安威川の河川敷土手の桜並木が伐採されるとの事。
「悲報!安威川の土手の桜の木が全撤去されることとなりました。
聞いた限りでは、千歳橋からJRの鉄橋の間ですが、その他の地域も計画があるかもしれません。生まれた時から毎年見ていただけに残念でなりません…・・ちなみにここの桜は何十年も前。当時の近隣住民の方々が苗木代を出し合って、植えたと聞いています。」(FBにあった投稿。ご本人に許可いただき掲載しています)
この投稿が9/29だったのですが…
10/1に河川敷近所に住む知り合いに確認したところ…
「確かに台風の影響で10月に入ってから伐採の回覧が来ていたけど、全部じゃないと思う」とのこと。
ほっ。
毎年、お花見をする人、散歩する人、BBQの人や、花より団子の人…たくさんの人を楽しませてくれている、綺麗な桜並木がなくなるなんて!と居ても立っても居られず確認に行ってきました。
(写真は2017年1月)
こちらの看板にも桜の木のイラストがあります。
この風景が・・・・
(FB撮影者さんから提供いただきました)
10/2現在、こうなりました。
ほとんど、全部ですね…。
対岸から見た風景が
この写真。
私事ですが山手台から総持寺に引っ越して見た菜の花と桜のコントラストがとても綺麗で、「こんな素敵な場所に引っ越しました!!」的な引越はがきを作ったり、海外の友人に自慢気味に写真を送った過去があります。
桜並木伐採の話をした知人と「そういえば土手の菜の花もいつの間にかなくなったよね」などと話していたのですよね…しみじみ。千歳橋から永久橋への桜並木も、ここ数年で千歳橋入口の桜が何本か伐採されていますが寿命だったのでしょうか?
地震から始まって台風直撃と災害続きで倒木の被害も出ていたとか…だけど思い出の風景がどんどん無くなってなんだか悲しいなぁ。
(写真は2017年1月)
<文:ぱんちゃん>
ぱんちゃん、ありがとうございました!
地震がきて、大雨も降って台風も…と、今年は自然の力の大きさを感じさせられました。レポを読んで「どうなるのかなぁ」とちょっと気になったので確認してきました。
安威川沿いの木の伐採は
(写真は2017年1月)
市民レポーターさんのレポには、木の伐採について近隣へ回覧も回っていたとあります。
茨木市の公園緑地課の話では、台風の被害で倒れたり危険だと考えられる木については伐採する必要があり、すでにその作業は終えているそうです。そのことが回覧でまわっていたのかな?
さらに確認…!
安威川は、住宅とのあいだに堤防がありますよね。堤防には、豪雨などの被害を防いでくれる役目がありますが、その管理は茨木市ではなく大阪府になるそうです。そこで、府の茨木土木事務所へも確認しました。
すると、左岸(庄地域のほう)の木は「老木」なので、伐採をしなくては今後も倒木する危険が考えられるのだそう。根元ごと倒れることも考えられるんだそうです。
木が倒れて近隣の住宅に被害を及ぼしたり、堤防が弱くなることも懸念されるため「地域の安全面から考えるとやむを得ないんです…」とのことです。
「桜の景色…というのは、皆さんに思い出もあるので…。寂しいんですけど」と市の方もおっしゃっていました。
FB投稿者さんから提供いただいた写真を見ると、ねぇ…、やっぱり寂しい気持ちもします。自然と一緒に暮らすというのはムズカシイ…というか「ずーっと同じってことはないんだよ」と自然に言われているのかも…とか思ってしまった。
伐採のことを確認しようと、茨木土木事務所の方と連絡が取れたのが19時を回っていたと思います。台風21号で受けた被害の作業が、まだ今も続いているのだそうです。改めて、自然の力の大きさを感じました。
台風25号も接近しているようですね。被害が少なくてすみますように…。