関西ゲートウェイで物流ターミナルを探検!見学できるよ~!

はい、茨木ジャーナルです。(2021年9月更新)

場所は茨木市松下町。あのパナソニックの工場跡にできた関西ゲートウェイでは、2018年2月に「関西ゲートウェイ見学コース」がオープンしています。
市民レポーターぱんちゃんが、巨大物流ターミナルの様子をレポしてくれました!
☆この記事は2019年3月5日に公開しました。
最新情報は、ご利用前に施設・公式サイトでご確認ください。

場所に届けるんちゃいますよー。人に届けてはります!

関西ゲートウェイ外観1IMG_9179

2017年10月に誕生した、ヤマト関西ゲートウェイ。
あのイギリス皇太子チャールズさんや、プリンセス・ダイアナ、中国の鄧小平も訪れた歴史あるパナソニック茨木工場が撤退し、ダイワハウスに売却されてあっというまにすごい建物が誕生。

171号線沿いからあのグルグル回る立体交差を見るたびに、絶対目が回るんちゃう??などと思いを巡らせておりました。

ヤマトゲートウェイ全景DSC09209
(写真は2017年1月)

すこし、前置きが長くなりますが…
昨年2018年の6/17に、茨木市商工会議所70周年記念講演として立命館ヒューチャープラザで開催された講演会『茨木をもっと どげんかせんといかん』。
最近ではすっかり俳句でお馴染みの、東国原英夫さんのお話が聞けるのを楽しみにして行きました。

関西ゲーツウェイヤマトの公演会チケットIMG_9208

オープニングは偉い人のお話や梅花女子チア。
そして、講演会第1部はヤマトHDの相談役・瀬戸薫さんが「クロネコヤマトの満足創造経営~お客様の声は宝の山」と題し、ヤマト運輸の誕生から、今に至るまでの話、企業理念などを画像や図解で解り易くお話くださいました。

めっちゃメモ取ってたーー! 字が汚いので、写真は割愛…

特に、最後の10分程度のVTRにとても感動しました。

被災地(関東地震・熊本地震)の話には涙が止まらず…ほぼ号泣。
瀬戸さんは「関西ゲートウェイではおよそ1000人が働いています。見学コースもあるので皆様、来てください」と締めくくられました。

誘われたからには必ず行くぞー!!と誓って、第二部へ。

で、肝心の東国原英夫さんの講演の内容は…行った人にしかわからない「ご飯粒の話し」しか記憶がない始末。ごめんなさい。

そして、翌日の朝6/18あの地震が…

前日の感動も、日々の自宅の復旧作業に追われて心の片隅に…見学申込もおざなりに。
でも、行きたい気持ちはずっとあり、リビングテーブルのリモコン箱にリーフレットをずっと入れて、タイミングを計ってました。

関西ゲートウェイパンフレットIMG_9191
(どっちらかが去年講演会でもらって、どっちかが今回もらった分)

申し込み完了!いよいよ関西ゲートウェイ見学へ

そして、先月2月某日インターネットでポチッと申し込んだら、すぐに予約完了のメールが来ました。(電話での見学予約も可能)

関西ゲートウェイIMG_9175

当日は、人の流れに飲まれて入ったら、まさかの従業員さんの入り口。ちゃんとPASSカードでピッてしないとゲートが開かず入れないようになっておりました。サスガです(あたり前?)

ガードマンさんに誘導され、秘密の扉から受付へ。

名前と予約番号を伝えて、首からさげる見学者用PASSカードをもらいます。カードにはキーがついていて上着や手荷物はパス番号のロッカー入れる仕組みです。
ちなみに館内は撮影・録音・録画禁止。

自動販売機もクロネコ仕様。
足跡や、ゴミ箱の投入口もクロネコ。
可愛いなぁ。

(下の写真は、関西ゲートウェイにある保育園。ここにもネコの耳があります)
ヤマトの保育園に猫の足跡IMG_6092

「100THANKS」「見学者ホール」でヤマトの歴史を

はじめにアテンドのお姉さんから『100THANKS』のエリアにて、ヤマトグループ100年の歴史をお話しいただき、クロネコマークの秘密やあんなことやこんな事で、皆んな「へぇー」とか「ほー」とか関心しきり。

順番に(これも茨木の誇り?)フジテックのエレベーターに乗り込み、2Fの『見学者ホール』へ。
なるほど!の理由がある『杉の木のベンチ』で、宅急便に込められた思いや仕組みについて映像を観ます。本日2回目の「へぇー」とか「ほー」とかの声。

そして、自動ドアの向こうは『見学者コリドー』…別世界へ!

「見学者コリドー」で圧巻の設備と機能を体感

大小様々な荷物がシューーーっと来て、パッと合流して、シャーーーって降りていく。

まさに未来の世界です。無人、オートメーションでコンピュータ管理されています。ベルトの速さは一秒間に3Mで、あまりの速さに動体視力が鍛えられます。

1、2階は通常の荷物、3階は冷蔵・冷凍のクール便が人の手はほとんどかからず、6桁の行き先コードで仕分けされるそうです。
3回目の「へぇー」とか「ほー」とか声。

ほとんど、となっているのはレーンに乗らない形の荷物や、梱包がきっちりしていないものや、ふにゃふにゃの袋での梱包は安定せず手作業が入るため。
中身を安全に運ぶ為に荷物はできたら『箱』で出して欲しいそうです。
なるほど、気をつけます。

最後は「見学者ホール」で、お・た・の・し・み♪

また『見学者ホール』に戻って映像。4回目の「へぇー」とか「ほー」とか声の後は、フリータイムで自由解散になります。

実はこの部屋、忍者屋敷ばりの秘密があちこちに隠されているので、老若男女問わず時間を忘れて楽しめます。

関西ゲートウェイおみやげIMG_9190

最後にヤマトさんが誇る『FRAPS(Free Rack Auto Pick System)』の作業体験。

ちゃんとピッキング作業が出来れば、非売品のお土産が貰えます。しかも、種類豊富で人によって貰えるかものが違うので、それもまた楽しみ♪

見学内容の画像もなく、細かく書くとネタバレするので、解りにくい内容かも...
ですが、とにかく『百聞は一見に如かず』です。是非一度行ってみてください!!

余談ですが、溜まっているT-POINTで クロネコメンバーズさんの限定グッズと交換できます。ヤマトさん限定の肉球の軍手とか印鑑たてとか…アレや、コレや。POINT貯めていて、限定グッズ好きな方は必見です。

関西ゲートウェイ、最後に所在地(茨木市松下町3-1)。
旧パナソニック(松下電器)の工場が「松下町」だったのでどうなるのかなぁ?と思っていたらそのままでした。

と、いう事は...太田東芝町もそのまま、なのかしらん?

<文:ぱんちゃん>

関西ゲートウェイ外観2IMG_7271

実は、私も一緒に行かせてもらっちゃいました。

説明はとてもわかりやすく、1時間半ほどの見学はあっという間に感じました。

最後の作業体験でもらえるお土産は「お仕事なので、欲しいものがもらえるかどうかはわかりません(笑)」というステキな案内。楽しい見学でした。

ぱんちゃんがヤマトHD相談役の講演で「特に、最後の10分程度のVTRにとても感動」と書いている内容も、実は見学コースをよ~く見ていくと知ることができます。(ぱんちゃんと一緒じゃないとわかんないけど…)
読んで私も感動しちゃいました。

関西ゲートウェイ見学の基本情報を

■所在地:茨木市松下町3-1
自転車、バイクは駐輪スペースがありました。
車で行く場合は「大阪府茨木市松下町1-1」とカーナビに入れるんだそうです。
来客用駐車スペースは数に限りがあるので、いっぱいのときは近隣のコインパーキング(有料)へ。

■見学は無料!
ネットで事前申し込みをします。
【関西ゲートウェイ見学コース】
(希望日30日前から受け付け。定員があります)

☆追記
2021年9月現在、関西ゲートウェイ見学コースは休館しています。
【関西ゲートウェイ見学コースの再開見通しについて】ページでご確認ください。(追記は以上)

■見学できる時間帯は、曜日によって異なります。
休館日は、毎週月曜日・年末年始・お盆(※月曜が祝日の場合は開館、翌営業日が休館)

■小学校高学年なら内容も理解しやすそうですが、誰でも見学OK!おすすめです。
盲導犬、介助犬、聴導犬の同伴OK。車いすやベビーカーの貸し出しも。(数に限りがあります)

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