ターミナルズ茨木の魅力は共有スペースにあり!ソーシャルアパートメントって?
はい、茨木ジャーナルです。
【茨木の風景-JR西日本の寮跡の工事、商業施設とソーシャルアパートメントに】(2019年1月)記事でちらっと紹介したソーシャルアパートメント「TERMINALS(ターミナルズ)茨木」。
入居している人同士の交流スペースもあるようで、気になりますよね。入居が始まる直前の5月末に開催されていたメディア向け内覧会が実施されました。ソーシャルアパートメントって、ワンルームマンションとはどう違うんでしょう?
新中条町1-30.茨木市, 大阪府, 日本
TERMINAL茨木ってどんな感じ?
TERMINALS茨木(以下ターミナルズ茨木)は、商業施設「VIERRA茨木新中条」の5、6階を専有。下層階にはスーパーや飲食店、美容院、医院やドラッグストアなどが軒を連ね、暮らしやすさを求める人には満足度も高そう。
JR茨木駅からは徒歩約10分、南茨木駅からも徒歩約15分ほど。モノレール宇野辺駅も歩いて20分前後という立地です。
「社会人・学生など幅広い入居者を想定」していて、徒歩圏内に3路線があるのは特にお勤めの人には便利ですよね。
居住フロアへつながる玄関は、ムダにごちゃごちゃ飾りすぎず…、でも帰ってきたときにホッとできそうなエントランス。「こりゃ、意識高い系が入居する場所か…」と少し気後れしつつ、お部屋と共有スペースを見せていただきました。
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この順に紹介していきまーす!
ターミナルズ茨木の部屋2パターンの違いとは
まずは、一人ひとりのお部屋をチェック。
一人暮らしの部屋選びで、なにを優先させるかはいろいろ。居室や収納スペースの広さ、お風呂とトイレが別かどうかも、重要視する人も多いかな。
ターミナルズ茨木の部屋のつくりは2パターン。
専有面積は22.04~22.9㎡で、大きな違いは感じませんでした。
バスルームとトイレも別になっています。
2パターンの違いはバスルームにありました。
浴槽がついているユニットバスか、シャワールームのみか…です。
違いは、バスルームのみで、他に大きな違いはないようでした。
キッチンも気になるかなぁ…とちょっとチェック。玄関のすぐ隣がキッチンです。
ミニキッチンには、シンクとコンロの間に調理スペースがありました。これ、貴重なスペースですよね。
ただ、上の写真を見て「コンロは一つか…」と思う人がいるかもしれませんね…。
実は「それなら大丈夫だ!」と思える理由が、このあと案内された場所にありました。
ターミナルズ茨木「ソーシャルラウンジ」がアツい!
ターミナルズ茨木の最大の特長は、共有スペースにありました。
その一つが「ソーシャルラウンジ」。入居者なら誰でも無料でいつでも使えるスペースです。入ってすぐにあったのが、
本格的な調理機器を備えたラウンジ・キッチン。調理スペースも器具も充実していて、もちろん誰でも使えるんです。食材と一時的に保存しておける共有の冷蔵庫も設置してありました。
ね?それぞれの部屋のキッチンがミニでも問題ないでしょ?
例えば料理やお菓子作りが趣味なら、高価な調理家電を買わなくてもOK。さらに、料理ができたらこのラウンジにいる人たちにシェアする、なんて楽しみ方もできちゃいます。
キッチンそばのカウンターで、おしゃべりしながらワイワイと調理しても楽しいし、
奥にデデーンとある、大きなソファーセットでゆっくりするのもアリ。
景色を楽しめるテーブル席も落ち着きます。
一つの空間にいろんな表情のあるスポットがあり、誰といつどんなふうに使うのかを自由にデザインできるんです。大勢でも少人数でも、もちろんOK。
ソーシャルラウンジには、
プレイラウンジも併設されていました。
プロジェクターも利用できるので、好きな映画を一人で観るのもいいし、何人かでお楽しみ企画を考えてみるのも楽しそう!
ビリヤードをプレイするのも、もちろんOK。(卓球台ではない…ってところが、オシャレなのよぉ♪)
「作る・飲む・食べる・遊ぶ」に自らのアイデアをプラスして、同じターミナルズ茨木の入居者で交流を深めることができる。これが、ソーシャルアパートメントの最大の魅力です。
自分たちでコミュニティを形成する共同住宅
内覧会では、ターミナルズ茨木を運営する株式会社グローバルエージェンツ・営業部の内山拓哉さんにも話をお聞きしました。
ご自身も関東での一人暮らし時代に、同じアパートの人たちと「一緒に飲みましょう」とよく集まり、立場を超えてさまざまな話をしたのだそう。
「寝るためだけに帰るのでなく、住む場所にも知り合いができたことは、プライベートの時間を豊かにしてくれた」と振り返ります。
「場所と人と時間の使い方によって、いろんな繋がりができて、何かが起こるかもしれない。一人ひとりが『こうなりたい』という姿を見つけたり、それに近づいたりできるような、そんな場所を提供したい」と内山さん。
ターミナルズ茨木には、新しい人との繋がりや自己実現のきっかけに出会える仕掛けがあると言います。
屋上にも、
テーブルセットもいくつか設置されていて、お天気のいい日は屋上でランチを食べたり、星を見ながら語り合っちゃうのもアリかも。
「あんなこともできそう」「こんなこともやっていいの?」とワクワクさせられるソーシャルラウンジや屋上スペース。
「場」だけが用意されていて、どう使っていくのかは住まう人たちに任せられているのが、ターミナルズ茨木の最大の特長。自発的にコミュニティを形成していけるような仕組みを持つ共同住宅です。
一人暮らしの方にとって、住まうエリアでのご近所付き合いはハードルも高い…、でも身近に話ができる人がいると心強いですよね。住む人それぞれにとっての心地よい距離で、住まうことができる場所のようです。
心地いい距離感も大切に
ターミナルズ茨木では、それぞれの部屋以外にも「集中して何かをしたい」というときに使いたくなる「ワーキングラウンジ」がありました。
電源完備で、PCを使って仕事や勉強に没頭できます。部屋にいるとテレビもあるから気が散ってしまう…というときにいいですよね。
「個」の時間も互いに尊重しあえる空間が確保され、暮らしやすそうな印象でした。
共有のランドリールームも、部屋が男女に分かれていて安心して利用しやすい心配りもありました。
(もういばジャルの「コインランドリー記事」なんてチェックしなくてOKです…涙)
京都・大阪へ通勤する人に人気!
(ターミナルズ茨木内は、タワーマンションのような内廊下。ホテルっぽくて、足音も響きません)
これまでにないスタイルの共同住宅として、京都や大阪に通勤する人たちからも注目されてているターミナルズ茨木。茨木市外から引越して来られる方も多いのだとか。
2018年10月に竣工したターミナルズ高槻では、オープンから3ヶ月ほどでいっぱいになったほどで「ソーシャルアパートメント」は人気です。
ターミナルズ茨木の入居は2019年6月からスタート。5月の時点で、すでに3割入居が決定していて、今も問い合わせが多く、人数を限定して内覧を実施しているようです。
入居までの内覧では、ターミナルズ茨木での基本的なルールなどを説明し、みんなが気持ちよく住まうことができるよう運営スタッフがサポートしています。
私は今のところお引越し予定がないんですけど、ただ寝るためだけに帰る場所でなく、自らの暮らし方を考え作っていくことのできる「場」なんだなぁと、うらやましく感じました。
気になる方‥、問い合わせてみちゃいます?
【ソーシャルアパートメント ターミナルズ茨木サイト】をチェックしてみてね。
【季節のごはんカフェsatono-山とまちの手しごとを発信する場所】(2019年5月22日)記事もどうぞ!