知っとこ。茨木市内の飲料水兼用耐震性貯水槽がある9スポット
はい、茨木ジャーナルです。(更新 2024年8月8日)
2021年1月17日、阪神淡路大震災から26年。
3月11日には、東日本大震災から10年を迎えます。
北海道・新潟・熊本で大きな地震もありましたし、豪雨で大きな被害に遭われた地域もありました。
茨木市も、そう。
茨木ジャーナルでは、ときどき「防災」をテーマに記事を作成しています。
大阪北部地震から一年たった2019年には、読者の皆さんにも協力していただいて「いざというときのこと」をまとめました。
■2019年3月11日
【いざという時への備え、どうしてますか?<アンケートから>】
■2019年4月15日
【地震・台風・豪雨の備え<最初の避難編>-読者の防災アイデアや不安も紹介】
■2019年6月8日
【地震・台風・豪雨の備え<防災・備蓄編>-みんなの心配ごともシェアします】
皆さんのいろんな工夫は、まとめながら私も「なるほどなぁ」と参考になりました。ありがとうございました。
6年前には、茨木消防本部でお聞きした話も紹介しています。
■2015年1月17日
【阪神淡路大震災から20年 -その日の茨木は?-】
今回は、茨木市内で貯水槽が設置されている公園をまとめてみました。
近くにお住まいの方はご存知でしょうが、外出先でもしものときに…の参考になればと思います。
飲料水兼用耐震性貯水槽のある場所
この貯水槽は、ふだんは水道管の一部として使用されています。地震などの災害時に、飲料水などの生活用水として使われ、消火活動での水源にもなります。
茨木市内で、飲料水兼用耐震性貯水槽が設置されている9ヶ所は次のとおり。9ヶ所、ザクッとマップにも落としてみました。
駅前3丁目,茨木市, 大阪府, Japan
真砂2丁目, 茨木市,大阪府, Japan
西河原2丁目, 大阪府, Japan
南春日丘4丁目, 茨木市,大阪府, Japan
水尾1丁目,茨木市, 大阪府, Japan
桑田町22-22,茨木市, 大阪府, Japan
島3丁目, 大阪府, Japan
新堂1丁目, 大阪府, Japan
上穂積3丁目,茨木市, 大阪府, Japan
中央公園 ※1
上の写真は2020年5月に撮ったもの。今は工事作業中で、こんなにばーっとは使えなくなっていますが、中央公園にも飲料水件消防用耐震性貯水槽が設置されています。
<中央公園: 茨木市駅前3丁目(容量120t)>
JR茨木と阪急茨木市の真ん中。本当にいざとなったら、たくさんの人が集まりそう。
※追記
2020年まで設置していた耐震性貯水槽は、市民会館跡地エリアの整備に伴い、新たな応急給水施設を設置し、水源を確保しています。
(追記は以上)
若園公園
運動ができる広場やバラ園もあって、高い建物もない場所。広そうです。
<若園公園:茨木市 真砂2丁目(容量 100t)>
一番近い電車の駅は、阪急・モノレール南茨木駅。徒歩で20~25分ほど。阪急茨木市駅、モノレール沢良宜駅からは30分ぐらいかかるかな。
西河原公園
(写真は2017年)
R171をはさんで南北に広い西河原公園。
てっきり、茨木消防西河原分署そばのグラウンドに、貯水槽があると思っていました。
(写真は2020年3月)
案内の看板にも「雨水貯蓄施設」と、防災機能をもつ設備の一つにあげられていますが「飲料水兼用耐震性貯水槽」とは別のようです。
市役所でまとめている表でも「西河原2丁目」と記載されていました。なので、
<西河原公園:茨木市西河原2丁目 (容量120t)>
こちらのグラウンドを指しているのかも。
国道171号線より南側。三島中学校からユニクロのほうへ行く道沿いです。
このグラウンドなら、一番近いJR総持寺駅から徒歩約10分。R171の向こうのグラウンドだと、15分以上はかかりそう。
松沢池公園(春日丘公園)
飲料水兼消防用耐震性貯水槽が設置されている、という案内看板。
茨木市のまとめの表では「松沢池公園」と記載されていますが、この看板があった場所は、
<春日丘公園:茨木市南春日丘4丁目(容量150t)>
春日丘公園でした。
茨木市のまとめの表にも「南春日丘4丁目」と記載されていたので、たぶんここ。「松沢池」とつく公園のような場所はありますが、サイズは小さめでした。
水尾公園
シブい印象の写真ですが、水尾公園のグラウンド側、駐車場のあるほうから撮ったもの。子どもがワーッと楽しめる遊具のほうは、平日でもしっかりにぎわっていました。
<水尾公園:茨木市水尾1丁目 (容量100t)>
グランド側、私が行ったときは‥ですが、ポケモントレーナーが何人かいらっしゃいました。
水尾公園は、阪急・モノレール南茨木駅から歩くと約15分。阪急茨木市駅からは、それよりやや近いようです。(13~14分ぐらい)
桑田公園
茨木ドライビングスクールの向かい側にあるのが、桑田公園。ここも飲料水兼消防用耐震性貯水槽が設置されています。
<桑田公園 :茨木市桑田町(容量 100t)>
広場になっているスペースもあるし、桑田公園の西側(茨木ドライビングスクール側)の道路も広めです。
島ふれあい公園
最寄り駅はモノレール沢良宜駅で、徒歩10分ちょっと。
阪急南茨木駅からも、25~30分ぐらいかかりますが、歩けます。
<島ふれあい公園:茨木市島3丁目(容量 100t)>
茨木市の一番南に設置されている、飲料水兼消防用耐震性貯水槽で、すぐそばに茨木市立南市民体育館もあるので、覚えておいてもいいかも。
茨木市東雲運動広場
ダーッと広いグラウンドになっている、東雲運動広場。すぐそばに茨木市立東雲中学校があります。
東西通りから安威川沿いを少し南へ行ったところにあり、阪急茨木市駅からは歩いて30分かからないぐらい。
<東雲運動広場 :茨木市新堂1丁目(容量 100t)>
一番高槻市に近い場所で、地図で見ると、阪急総持寺駅からもなんとか歩けそうです。30分はかかるかもしれませんが、いざというときはそうも言ってられないですよね。
上穂積公園
JR茨木駅に一番近そうなのが、上穂積公園。徒歩で20分かからないぐらいです。JR総持寺からも30分前後で行けそう。
<上穂積公園 :茨木市上穂積3丁目(容量 140t)>
ここは容量が140tだそうで、春日丘公園の150tに次ぐ容量。
地下に埋められているので見えませんが「容量」は、それだけのものを埋めておけるスペースがあるかないか…ってことでしょうか。
いざというときって、必ずしも、近隣の人だけがそこにいるわけでもないですよね。
その時どこにいるのか、ずっといるのか移動するのか、家族とはどこで落ち合うのか…、どうしよ。貯水槽の看板だけを見て回りながら、そんなことを思いました。
普段から相談しておかなきゃ…ですね。
■【茨木市 飲料水兼用耐震性貯水槽について】もチェックを。