茨木神社お白石持行事へ。新しい社殿も見学できた!
はい、茨木ジャーナルです。
8月27、28日の二日間、茨木神社で「お白石持行事」が行われています。
少し前に「誰でも参加できますよ」と紹介していました。
■2022年8月14日に公開した記事でどうぞ。
【茨木神社・令和の大造営-8/27~28「お白石持行事」は誰でも参加できます】
ふだん立ち入れないところまで入ることができる、とても貴重な機会。
今日8月28日16時まで参加できるので、都合があえばぜひ!
お白石持行事へ行ってきました
昨日、今日と茨木神社はいつもより多くの人が訪れていました。お宮参りで来られている方もいらっしゃるようです。
お白石持行事に参加する人は、受付で白い布を受けとり、本殿右奥でお祓いを受けます。
その後、一掴みほどのお白石を白布に包み、天石門別神社(奥宮)へ進み、お白石を納めていきました。
礼をして進んでいくと、厳かな気持ちに。こんなに近くで見るのは初めてなので、お白石を置きながら奥宮もじっくり鑑賞。
そっとお白石を納めていきます。
あれ、狛犬のところにお白石が…。
奥宮さんを右回りに進み、お白石を納めたら、もう一度白布に一掴みのお白石を。
本殿瑞垣へと進み、お白石を納めます。
北側の階段をあがり、さっきと同じようにお白石を置いていきます。
ご本殿創建400年を記念して、本殿は解体して洗ってから復元したのだそう。
新しいところと長い年月を重ねてきた部分が繋ぎ合わされていました。
桧の香りも漂っていて、落ち着いた気持ちになります。
これほど近くで細やかな装飾部分などを見る機会もないので、見入ってしまいます。
400年前のものがこうして残されているんだなぁ…と思いながら、お白石を納めました。
新しい社殿の見学も
お白石を納めたあと、新しい社殿の見学もできました。
靴を脱いであがりますが、滑りそうになるほど滑らかな木肌。美しい社殿にうっとりします。
茨木神社でいただいた案内には次のように書かれていました。
【本殿】
・本殿(神様がお鎮まりになる社殿)は、元和8年(1622年)に3柱のご祭神を祀る社殿として造営されました。明治13年(1880年)に幣殿(神職が祝詩を奏上する社殿)と拝殿(参拝者がご祈祷を受ける社殿)が建設されました。
新しくつくられたところでは、繊細な装飾にも目が留まりました。
そうかと思うと、長い年月を経た深みを感じさせる龍の彫刻も。
新しいものと400年前のものとが合わさって、厳かな場所ができていました。
この行事以降は、大神様を新本殿へお遷しする「正遷宮」、令和の大造営を大神様に奉告する「奉祝祭」と続きます。
私たち一般の人誰もが参加できる行事は、このお白石持行事だけです。
貴重な機会なので、ぜひ!
☆お白石持行事では、令和の大造営事業にあたってやむなく伐採した旧ご本殿前の桧で作られた栞も配られていました。
茨木神社 茨木市元町4-3
【茨木神社公式HP】
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