茨木市がドーン!川端康成青春文学賞を創設、全国から作品を募集中!!
はい、茨木ジャーナルです。
写真は2016年12月にアップした【川端康成文学館で、なりきってきた!映画「古都」公開記念・なりきり康成体験】の記事に掲載しているもの。
川端康成の書斎をイメージした「なりきり康成撮影スポット」にあった卓上カレンダーは、12月に行ったのになぜか4月16日。日付は動かすことができなくなっています。康成さんファンならわかるかな…。
今年2月ごろから、アップしたい~と思っていたことがあったんですが、バタバタしてるうちにタイミングを逃しておりました。
すでに皆さんご存知でしょうが、今日って4月16日だなぁと思ったので、ちょっと紹介を。
川端康成青春文学賞、作品募集中!
広報にも載っていましたよね。
茨木市は、市制施行70周年を迎えることと、2018年が川端康成のノーベル文学賞受賞から50周年にあたることから「川端康成青春文学賞」を創設しました。全国から小説作品を絶賛募集中です。
川端康成は、明治32年(1899年)に大阪市で生まれ、両親の死後、3歳から茨木市の祖父母のもとで育てられます。通っていた旧制茨木中学校(現在の茨木高校)を卒業後に上京しました。
川端康成青春文学賞のことを広報や新聞で知って、ポスターとか貼ってあるのかなぁと、まず行ってみたのが、
(写真は2018年2月)
茨木高校前にある堀廣旭堂。明治27年創業とあるので、康成少年も通ったのかなぁ…なんて思ったり。店のオモテにはポスターはありませんでしたが…。ここより北にある心斎橋商店街の虎谷誠々堂へはよく通っていたそうです。(本店は現在、外販部・教科書部に。ロサビアに虎谷書店があります)
ポスターはないけど堀さん店内には、川端康成コーナーも設置されています。
■2015年11月【堀廣旭堂さんの店内のコレ、見るのも楽しいッ!】の記事もどうぞ。
せっかく文学賞を作ったのに、ポスターはあまり街中で見かけないなぁと思っていたら、
ひょんなところで、ドカンと貼ってあるポスターを見かけました。場所は、茨木神社の東側にある「ローズWAM」の1F図書コーナー。
「川端康成文学館×ローズWAM 連携コーナー」っていうのが、作ってありました。知らなかったわぁ。
このコーナーでは、川端康成の本を置いているのはもちろんですけど、
もうちょっと詳しく、本の紹介がしてあります。
本屋さんなどに行くと、店員さんオススメの本のところに手描きPOPがあったりしますよね。あんな感じで本の紹介がされていて、小説を作った背景なんかも知ることができて、オモシロイです。
川端康成青春文学賞は全国から作品を募集!…と、かなりスケールが大きいんですけど、ポスターが目立つって感じじゃないのかなぁ。
でも。
ひっそり募集中!っていうのは、ある意味チャンスかもしれませんよ。康成さんが小説家を志した茨木の地で、トライしてみてはいかがでしょう。
川端康成青春文学賞、応募しちゃう?
審査員の方々を見ても「うぉ、こんな方々に読んでもらえるのか?!」とドキドキしてしまいそうな、大掛かり文学賞。
小説なんて書いたことないよぉ、という方も、審査員の方に読んでいただけるイイ機会!どう?書いてみません??
応募の詳細は次のとおりです。
1、川端康成青春文学賞、応募期間は
募集期間は、平成30年(2018年)2月1日~6月30日まで。
メール・電子フォームは6/30必着!郵送もできます。
■この記事は2018年4月にアップしました。
第2回川端康成青春文学賞の作品募集も始まりました。
2021年3月10日【クイズ・これなーんだ?ヒントは「文化のまち・茨木市」】記事を公開しています。
郵送の場合は、6/30消印有効です。
2、応募内容は
川端康成青春文学賞に応募できるのは、日本語で書かれたオリジナルの未発表小説(ショートストーリー)です。
恋愛、ミステリー、ホラー、SFなどジャンルは問いません。
茨木市のサイトを見ると
「若い世代の応募を歓迎し、みずみずしい感性で青春を描いた物語を期待します」だって。
はい、もうワタシは、なーい(笑)。
若い世代ってどこからどこやねん、とか聞きたくもなりますが、実際の年齢じゃないんじゃない?
スポンジのようにいろんなことを吸収しまくり、高い目標へ向かって頑張る人なら、きっとどなたでも応募できるんだと思いますよ!
3、応募の規定
応募にあたっては、次の規定を順守するようにとのこと。茨木市のHPから転載します。
(必ず、茨木市のHPで内容を確認してご応募くださいね!!)
以上っ。
※1 データ形式のダウンロードは 茨木市「川端康成青春文学賞作品募集」ページから。
※上記リンク先は「川康成青春文学賞 入賞作品全文と選評」ページになっています。
みずみずしい感性で青春を描くことのできる、若い世代のみなさま!
応募は6月末まで。
今年のGWは「ホテル缶詰で執筆に追われる体験」など、いかがでしょう。