茨木市内にちらほら、アマビエさま
はい、茨木ジャーナルです。
「アマビエさま」って知ってますか?
SNSをしている人は、流れてきたのを見たことがあるかも…。
横を向いたその「人(?)」は、髪の毛が長くてくちばしがあって、体は鱗で覆われて3本の足で立っています。ここにそのイラストは載せていませんが、グーグルさんに「アマビエさま」と聞いてみると、画像がたくさん出てくるでしょう。
アマビエって、なに?
「アマビエ」とはなにか…。
これは、江戸時代に肥後・今の熊本県の海に出現したと伝わっている妖怪のこと。自らを「アマビエ」と名乗り「病気が流行したら、私の姿を書いて人々に見せなさい」と告げて、また海の中へ消えていったのだそう。
新型コロナ感染症の広がりで注目を浴びたアマビエは、その姿を描いたイラストがSNSで投稿されると、不思議な姿と疫病退散のご利益があるのではとの期待からか、たちまち話題になりました。
4月9日には、厚労省のSNSでも「若者の皆さんへの啓発のために」と発信に用いられたほどです。
【厚労省 若者の皆様へ】ページでたっぷりとご覧ください。
☆このページのアマビエさま、家庭や職場や学校で自由に使っていいと記載されています。
アマビエさま、イバラキに…!
そんなアマビエさま、茨木市内のいくつかのスポットに、商品と一緒に現れています。
「アマビエさまや…」と不思議な連絡をいただき駆けつけると、そこで見せられたのは上の写真のようなアマビエさま。
「私の姿を描いて人々に見せなさい」の言いつけ通り、アマビエさまの姿は熨斗紙に描かれていました。
「アルコールが効くよー」と、治験だの薬事法だのおかまいナシな感じで出現、足も2本だし髪飾りが耳っぽい。
(言い伝えとは、伝えていくうちに変わっていくものなのです)
見せてもらった場所は某飲食店。
なんだ、これは…と思っていると、すぐそばで食事をしていた方が「うちのところにも来た!」と言うじゃないですか…!
ある場所へは生樽とともに、ある場所にはウィスキーと一緒に…。その場所に合うであろう商品とともにアマビエさまが現れるのです。
新型コロナ感染症のことで、大変な思いをしていたところへ届くアマビエさまからのエール。
いったい誰が…。
「アマビエさま」からだとはわかってるけど誰なのか、と戸惑いながらも「気持ちがありがたい!」と心で涙する店主たち。
茨木市内のどこへ現れたのか、そしてアマビエさまがどこにいるのかは、探りません。
ただただ、アマビエさまが、すごい…。
このエールの送り方…、リスペクトです。
すごいよね…。
現場からは以上ですッ!!
ゆるいアマビエかわいいですね。
クリエイトセンターでもリモート企画として、アマビエ動画を作成しました。
いつものクリエイトセンターとは雰囲気を変えて、
ペンライトを使って絵を描きました。
お手すきの時にでもご覧ください。
https://youtu.be/B20G1j0vWAw