困ったときはボランティアセンターへ。活動参加も募集中。(6月22日)
6月19日に立ち上がったボランティアセンター。
【ボランティア活動スタートしています。(6月20日)】という記事でも少し触れています。
ボランティアセンターの受付は8:45~17:15までらしいので、17時ごろなら落ち着いているかなと、行ってみました。
文化福祉会館がボランティアセンターの拠点。入口のところに「茨木市災害VC」と手描きの貼り紙がありました。
ボランティアセンターは福祉文化会館の1Fに移動していました。建物に入ってすぐのところに設営されています。
「昨日までは、タンスや大きくて重たいものを移動させる作業が多かったけど、今日はものを捨てることを手伝いました」と、富岡有宏さん。余震の様子を見ていた段階から、そろそろ「こうしよう」と考え始めた人が多いかも、と話します。
入ってすぐのところに、受付はこう進んでくださいという案内表示がしてあります。
ボランティア受付の場所。達筆だぁ。ボランティアの活動をする人も、お願いする人もここへ行くようです。
ボランティア活動をする人は、ボランティア災害保険(600円)に入る手続きも行います。
この週末に活動をしようと思っている人たちが、ボランティアセンターの受付終了間際でも何人もいらっしゃっていました。
中には高校生の姿も。
茨木高校ボランティアサークルの人たちで、土日の活動のために登録に訪れていました。
「家でおばあちゃんが一人になるから」など、都合で参加できないメンバーもいるそうですが12名の人たちが活動をする予定です。
日本赤十字社の方に聞くと、
「ボランティアの依頼を受けたら、ボランティアスタッフに活動内容を説明します。依頼主さんのご要望に沿いながら担当するスタッフを決めていきます」とのことで、高校生でもできる作業があるようです。
ボランティアを頼む人、活動する人
ボランティアセンターには、活動に必要な資材などさまざまなものも置いてありました。
「ボランティア活動する人は、もし持っていらっしゃるなら、ゴーグル、ヘルメット、マスク、軍手などを用意しているといいですね。参加する皆さん、よくご存知でこちらが学ぶことも多いし、感動することも多い」とボランティア災害保険の受付の方。
「受付の順番待ちを待っている人たちが、いつの間にか親しくなって『また一緒に活動しよう』など交流を深めていたり、遠方から来てくれる方がいたり、来てくれる人たちの気持ちが温かいんです」という話が印象に残りました。
社会福祉協議会・地域福祉課の方は「身近で困ってる人を見かけたら、ぜひボランティアセンターに相談してほしい」と話します。
活動を終えて戻ってきた方たちや、土日に向けて登録に来ている人たちの様子を見ていると、頼っていいのかも…って気がしてきました。
重たい家具を運んだリ片付けをするなどの作業もあれば、登下校時の安全確保のための活動など、幅広い場面で「誰か」の支えが求められているようです。
活動に参加してみようかなという方も、ボランティアさんに来てもらおうかなという方も、連絡は『茨木市社会福祉協議会災害ボランティアセンター』へ。
電話: 072-627-0086
ボランティアセンターは、茨木市福祉文化会館1Fです。
【ボランティア活動スタートしています。(6月20日)】の記事もご参考に。
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