「改札出たら、異国の駅やった」な風景-SOU-JR総持寺駅アートプロジェクト
はい、茨木ジャーナルです。
もう4月も終わるぅぅ…。
2021年3月28(日)から、JR総持寺駅の自由通路の風景がまた新しくなっています。
「SOU-JR総持寺駅アートプロジェクト」の展示が変わってるんです。今度で7回目になるのだそう。
先日、久しぶりに行ってきました。いつも自転車でワーッと走るから、駅の通路を通り過ぎちゃってるんですね…。いかんいかん。
通路の北側、茨木市立三島中学校のほうからJR総持寺駅の自由通路にはいります。
毎回、SOUアートプロジェクトを見に行くとき、地味にやってることがあって…。
それは、通路に近づいたら足元を見ながら歩くこと。
「どうぞー!!」とぱっと幕がはずされるようなイメージで、ばぁっと全体を見られるといいなぁと思ってて(笑)。
ばぁぁんっ!
ぱっとカラフルでカタチも自由なオモシロイ作品が、ドン!
全部見る前に、やっぱり見ちゃいますね。
いつも足元見ながら近づいていくのに、視界に入ってくるものに「え?」と惹かれて、近くのものから見てしまいます。
三島中学校寄りにあった作品は「え、どうなってるんだろ、これ、どうやってしてる?」みたいなおもしろさを感じました。
通路を眺めていたら、この作品の前で立ち止まっている人は他にもいらっしゃいました。
SOUの展示は、実際の作品をここの壁面サイズに合わせて印刷したシートを貼っています。拡大されたものを近くで見るのが、おもしろい。
上の作品も炭の粉なのかなぁ…、そんな粒々っぽいものに、つい触れてみたくなります。
SOUの展示期間中には、作品の実物を見ることのできる「real SOU」の展覧会も開催予定。本物とここで出力されたものとの違いを感じられるのも、楽しいです。
JR総持寺駅の改札を出て、ぱっと目に入るのが駅の写真。
駅を出て目の前に現れる、どこかの国の駅の風景…というのも、オモシロイなぁ。ここに写ってる一つ一つを見ながら「これって、こういう状態かな」「この人って‥」と想像が広がって、私はここでじっと見ていられるなぁ。
真ん中の黄色い作品、ここに展示されているのは平面のシートですが、実際は刺繍で縫い込まれた作品。
「糸で描く」ってどれだけの作業なんだろう…と思うと、実際のものを見てみたくなります。
なんてことない通路ですけど、2018年にJR総持寺駅が開業してからずーっと小さなアートスポットになってる「SOU-JR総持寺駅アートプロジェクト」。
毎回思うんですけど、続いているのが本当にスゴイ。
今回なんて、展示がスタートしたのって3月28日(日)ですもん!
2018年9月の記事で紹介していますが、展示作品の入れ替え作業って夜中なんです。
■【深夜のJR総持寺駅でSOUアートプロジェクト。小学生の「想像の花」展示も9/30~!】記事参照。
3月27日(土)って…あれですよ、あれ。
イオンタウン茨木太田のグランドオープンの日。
■【イオンタウン茨木太田に105人の「あしたのこと」-2022年3月まで続く作品づくり】
(2021年3月20日)記事参照。
ギリギリまで「あしたのこと」の調整をして、深夜からSOUの作業。
お忙しかっただろうなぁ。
そんなことを思いながら見に行きましたが、作品からは、忙しさは感じられませんでした。
ひたすら作品と空間を楽しむことができますよ~。
お散歩のときにでも、ぜひ!