茨木北部・安威川ダムの風景-公園づくりWSもスタート
はい、茨木ジャーナルです。
12月18日(土)に、茨木市役所南館で「安威川ダムを活かした公園づくりワークショップ」が開催されていました。
安威川ダム周辺に整備される公園づくりについて意見を交わす全3回のワークショップ。
(募集は締め切られています)
「こんなコトに取り組んでみたい」
「こんなアイデアがある!」…と案を出し合い社会実験を行っていく内容です。
この日の参加者は約70名。
茨木のいいところや課題だと思う点、安威川ダムを活用した公園づくりのアイデアなどを自由に出し合っていました。
ところで、安威川ダムの工事っていま、どんな感じでしょう?
安威川ダムの展望広場へ
(写真は2021年12月21日)
安威川ダムの工事の様子をバーンと見ることのできる展望広場へ行ってみました。
12月21日の安威川ダム工事の様子が、上の写真。「え…。なにが」って感じでしょうか…。下の写真(11月)と見比べてみますね。
(写真は2021年11月15日)
あれ、やっぱり「え…なにが」って感じ?
2021年11月の写真は、働く重機たちのいる場所が、さっきの写真より広いように見えませんか?
ちなみに、
(写真は2021年8月15日)
8月に行ったときはこんな感じ。
あとから見返すと、重機たちのスペースが広かったことがよくわかります。
安威川ダムのイメージ図も、展望広場でチェック。
全体図の左側にダム湖面。
真ん中に描かれているのが「堤体」。これは、土や岩石で盛り立てる「中央コア型ロックフィルダム」という型式です。
■【大阪府 安威川ダム概要のページ】でも紹介されています。
展望広場には、ほかにも
「もしもここにダムができたら~」な風景なども見ることができます。
安威川ダム工事はこんなかんじ
(写真は2021年11月15日)
「中央コア型ロックフィルダム」型式の安威川ダム。
11月には、すでにたーくさんの岩が積まれていました。左側がダム湖になるんですよね。
(写真は2021年11月15日)
堤体の反対(右)側もこんなかんじ。
「よう、こんなに積みましたなぁ」と言いたくなるぐらいの岩…!
12月21日には、
堤の上のところで大きな岩を並べる作業中でした。
大きな岩は「大型ショベルEX1200-6」という重機が、絶妙なポイントに運んでいます。すーんごい職人技で、ずーっと見ていられる作業。
重機の説明も、展望広場で見ることができまーす。
ダム湖になるほうの風景
ダムの水が貯められる側は、少し左へ目をやると、
こう。
土地開発中…みたいな風景でした。奥へとダムのエリアが広がるっていうイメージかなぁ。
「いばきた」と呼ばれるこのエリアには、もともと自然やスポーツ、歴史を体感できるスポットもあります。
このエリアをどう利用したいか…、考えるとワクワクもしてきます。
安威川ダム周辺でなにしたい?
【安威川ダムを活かした公園づくりワークショップのチラシ】でも、このエリアは大きく4つに分かれ、次のような計画があると案内されていました。
◆ハイキングゾーン
◆ダム湖を活用したウォーターアクティビティを楽しむエリア
◆吊り橋の設置
◆公園と地域活性化を担う拠点施設
安威川ダムと新しい公園でどんなことをしてみたいか、どんな場所になったらいいか、参加者がグループに分かれて、自由にアイデアを出し合っていきました。
こんなものがあったらと具体的なモノの案や、こんなことをしてみたいというコトの提案が出ていました。
同じことを考える人もいて、プレイヤー候補がたくさんいるってことかも。
出てきた案は、最後にグループごとに発表。会場全体でアイデアをシェアしていました。
発表には「そう来るか~!」という提案もあり、社会実験に向けてアレンジされていくのが楽しみです。
地域で課題だと感じる内容が出ていたのも、なるほどなぁと思いました。
「もっとこうなったらいいのにな」と感じている内容がテーブルに出てくるので、
アイデア出しのなかでも、課題と関係しそうな内容が出ていました。
年があけたら、さらに実際の活動へ向けて考えていくのだそう。
ワークショップの最後には、市長が「壮大な社会実験だと思っています」とエールを送っていました。
大きなコトが始まるとき、地域の人たちが関わるプロセスがあるのは、やっぱり楽しいなぁなんて思いました。
安威川ダムの展望広場
大門寺, 茨木市, 大阪府, 567-0009, 日本
■2021年8月17日
【安威川ダムはこんな感じ2021夏-茨木北部(いばきた)の風景】記事もどうぞ。