茨木市おにクルでできることvol.1-きたしんホールと屋内こども広場
はい、茨木ジャーナルです。
地上7階建て、延べ床19,715㎡、広場面積3,650㎡。広くて新しくて、あれもこれもと多くの機能を持つ、茨木市文化・子育て複合施設おにクル。
11月26日の開館を前に「内覧会」が行われたので行ってきました。
どんなことができるのか、なにがあるのかと「ほんで、なんぼなん?」をチェックしまーす。
おにクルって?
(写真は2021年4月)
茨木市市民会館の閉館から8年。
市民会館の跡地エリアをどう使うか、市民が一緒に考えて「育てて」きた場所に、いよいよオープンするのが、茨木市文化・子育て複合施設おにクルです。
文化ホール、子育て支援、図書館、プラネタリウム、市民活動など、さまざまな機能を持つ新しいスポットです。
「ここは令和の茨木城。皆さんが城主です」
内覧会では、館内を回る前に福岡市長が挨拶。
「これまでに100以上のワークショップが実施され、2,000人以上の市民が新施設について考える場に参加してくれた。
IBALAB@広場では、400以上の取り組みがあり、それらはおにクルでの活動にも繋がってくると思う」
いろんな活動が混ざり合うことで化学反応が起こり、一人一人の人生が豊かになるきっかけの場に、と福岡市長。
「おにクルは、プロセスと人を大切にする、令和の茨木城。城主は一人ではなく、利用する皆さんだと思っている」
「今日は建物を見てもらうだけですが、オープンすればそこに『活動』が重なってくる」
そんな言葉にワクワクしました。
さぁ、いよいよ館内を見てまわります。
おにクルの特徴
内覧会で説明を聞くと、改めて「なるほど、そういうことなのかー!」なものがいろいろありました。
おにクルには大きく、次のような特徴があります。
- オープンスペースでイベントできる
- 市民の声が反映されてる
- 行けばなにかに出会えそう!
今回は、それらの一部を紹介します。
オープンスペースでイベントできる
おにクルの大きな特徴の一つが、オープンスペースを借りられること。
「公共施設では、多くの人が行き交うオープンスペースを貸してイベントすることはしないんです。おにクルでは『どうしたらできるか』を、考えていけるようにしています」
どうしたら「やってみたいこと」ができるのか、相談して一緒に考えていけるのが、おにクルです。
1階きたしんホール(多目的ホール)
きたしんほーるは、コンサートや講演会などに利用できる多目的ホール。
北側の壁面は可動式なのでオープンにするとエントランス広場と一体的なイベントもできます。
- 1F きたしんホール
- ■定員 245人
- ■利用料金
・9-12時 13,800円
・13-17時 18,200円
・18-22時 18,200円
・9-17時 32,000円
・13-22時 36,400円
・全日 50,200円
ホールの仕切りは、ガラスの扉。カーテンを引くと中も見えないように。
ステージと客席は段差があります。
おにクルのきたしんホールは、床が可動してフラットになるんですって!
見てみて~!
さっきまであったステージと客席の段差がなくなっていました。
写真の階段分だけ、床が上がってきたということです。
講演会にも使えるけど、パーティだってできちゃいます♪
12月にはクリスマスコンサートも!
少し前に紹介したイベントが、おにクル「きたしんホール」で開催するもの。
どんな使われ方がされるのか、楽しみです♪
■2023年11月13日公開の記事
【クリスマス2days!茨木ローズWAMとおにクル・きたしんホールでohanaのコンサート】
1階 クッキングラボことこと
きたしんホールのすぐそばには、調理室「クッキングラボことこと」がありました。ガラス張りでオシャレで明るい調理室です。
「エントランスや、きたしんホールの近くに調理室を作ったのは、イベントでの料理提供でバックヤードに使えたらと考えたから」と市の担当の方。
きたしんホールはパーティ使いもできる、と聞いたあとなので「なるほどクッキングラボとあわせて使えるなぁ」と、ワクワクしました。
1階 屋内こども広場・まちなかの森もっくる
桜通り側から見ても印象的な「木」が屋内にある場所が「まちなかの森もっくる」(屋内こども広場)です。
リデザイン事業で伐採された元茨木川緑地の木を、そのまま活用。ここにしかない形の遊具で遊べますよ!
利用は、小学校6年生まで。保護者と一緒に、です。
香りも重さも異なる木のボールは、こどもの感性を育んでくれそう。
のぼったり滑ったり、雨の日も外遊びを体感できます。
- 1F 屋内こども広場
まちなかの森もっくる - ■利用時間 9:30 ~17:30
- ■料金
・子ども(1歳~小学6年) 300円
・保護者等 100円 - ■1歳未満は無料です。
- ■入場は親が付き添ってください。
こどものみでの利用はできません。
2階 ワンストップで対応・こども支援センター
「茨木市文化・子育て複合施設」とあって、やっぱり子育てに関する機能は充実しているようでした。
2階は、こども支援センター。
妊娠・出産・子育てに関するすべての相談にワンストップで対応、必要なサービスにつないでくれます。
こども支援センターのフロアには、フリースペース「わっくる」も隣接。
遊んだり交流や活動に活用できる自由な空間で、遊びに来たついでに相談していいよ、という気軽さも感じます。
検診などもココで実施されるのだそう。
ワンダーウォールという、タッチセンサーでボールが集まってくるような映像の仕掛けもありました。
「子どもが表現と出会う場所になったら。新しさと懐かしいような仕掛けで、おとなも楽しいし、自然とコミュニケーションが生まれるかも」
子育てに関しては、別フロアの「一時保育スマイル」で、こどもを預けられます。(定員35名)
「仕事や急な用事で子どもを預けたいとき、ひとりで映画をゆっくり観たいなぁというときも利用できます」とのこと。
ありがたい♪
さぁ、この2階には「遊びに行くついでに立ち寄って相談もできる」がしやすい仕掛けがありました。
カワイイんです。
長くなってきたので、続きは次の記事で♪
■おにクルのこともっと知りたい!待ちきれんッ!!という人はおにクルサイトでどうぞ♪
さぁ、いろいろ回るよー!
■2023年11月23日更新
2階のえほんひろばやおはなしのいえ、5、6階のおにクルぶっくぱーく(図書館)のことはココ。
【茨木市おにクルでできることvol.2-あちこちで本を手に!図書館とえほんひろば】
■2023年11月24日更新
7階の居場所はココ!
【茨木市おにクルでできることvol.3-「やってみたい」の拠点!市民活動センターきゃぱす】
■いばジャルで紹介したおにクルのことは、こちらから♪
【茨木ジャーナル おにクルの紹介記事まとめ】