茨木の四季を伝える季節のごはんカフェsatono5周年!手作りを大切にする人が集まる場所
はい、茨木ジャーナルです。
JR茨木駅から歩いて約8分。阪急・モノレール南茨木駅から13分ほどで歩いていける、季節のごはんカフェsatono。
茨木の山とまち、人と手しごとをつなぐ人気店です。
小さな子ども連れはもちろん、おとなの一人時間や仲間たちとの夜の貸し切り利用など、幅広い世代に人気のsatonoが、2024年でオープン5周年を迎えました。
6月最初の日曜日、satono5周年をみんなで祝うアットホームなイベントが開催されていたので行ってみました。
大切にしている「地産地消」と「手作り」
茨木市水尾のBONOcafe(ボノカフェ)の姉妹店としてオープンした、satono。
BONOcafeと同じように「地元・茨木市のもの」にできるだけこだわって食材を選んでいます。
さらにsatono店内には「手しごと・手作り」の商品が並ぶブースもあるのが特長。
茨木や山のモノやコトを発信するスポットになっています。
今回のイベントは、オーナー・樋口智香さんが「いつかやりたい!」と願っていたもの。店前をオープンにした、マルシェスタイルです。
たーくさんのお客さんが「satono」らしい温かい時間を楽しんでいました。
イベント限定の商品と、satonoに来たら会えるものとが並んでいて、5年間ずっと通ってきたお客さまも多くいらっしゃっていました。
この日、私が出会ったブースの様子を紹介します。
satonoでおなじみ布雑貨・petit pas
布雑貨・小物って、作り手さんのセンスにもピピッと惹かれます。
petit pasさんは、satonoでもずっと作品が並んでいる作家さん。「いつか贈り物にも選んでみたいなぁ」と思っていました。
これまでは、satonoさんで買い物やお茶を楽しむ目的で来たときに、眺めていたのですが、こうしてブースに商品が並べられていると「あんな場面で使いたいかも!」と、贈り物だけでなく普段使いにも選びたい気分になりました。
元スタッフの手作り焼き菓子Komomari
今回が「イベント初出店」というKomomariさん。
satonoさんのスタッフだった方による、手作りのクッキーやケーキの販売ブースです。
こんなにたくさん用意されたなんてと、驚くほどいろんな種類の焼き菓子が並んでいました!
Komomariさんは、satonoで働いていたときによく「作ったんですぅ」と、お菓子を持ってきていたのだそう。
「私、手作りって大好き!手作りのお菓子をいただく機会がなくて、彼女が持ってきてくれるお菓子がめちゃめちゃ楽しみだった」と、satonoオーナーの樋口さん。
「手作りは、その人にしか作れない。その人だけのもの」
その温かみを知っているからこそ、樋口さんは「手作り」をとても大切に考えていらっしゃいます。
手作りの店のオーナーへ手作りのお菓子を渡すのって、ちょっとドキドキしそうですよね。
「心をこめて作ったものを、大切な人に食べてもらいたい」と思っているKomomariさんと
「手作りそのものが、その人だけの味」と嬉しそうに話す樋口さん。
お2人の話を聞いていると、satonoのお店の持つ温かさが伝わってくるようでした。
茨木でつくる、こだわりの野菜・木村菜園
satonoの店前では、茨木市で野菜を作っている農家・木村菜園さんのブースと、マヤ暦アドバイザーrumiさんのブースがありました。
木村菜園さんは、茨木市役所北側のIBALAB@広場で販売をしていたり、最近はおにクルでも販売されているのでご存知の方も多いかな。
これはどうやって調理するといいのかな、と聞きたくなる野菜にも出会えるのでオモシロイんです。
「うちの畑では、クセのあるというか、ちょっとかわった野菜がなぜかよく育つんです」と木村さん。
無農薬・無肥料での野菜作りは、自然とその土地にゆだねているような雰囲気が感じられて、買い物しながらの農家さんとのやりとりが楽しい!
地元でつくられた野菜って、みなさんやっぱり気になるんですよね。
お昼を食べているあいだに、どんどん野菜は売れていっていました。
satonoオーナーの樋口さんとは、いばきた(茨木北部)を盛り上げるワークショップで出会い、今回のイベント参加になったのだそうです。
satonoの限定メニューも大満足!
5周年記念イベントは、通常のメニューではない限定メニューを楽しめる日でした。
地元・茨木産の食材にこだわった料理はもちろんですが、やっぱりオーナーパティシエールが考えて考えて生み出すデザートメニューは、食べずには帰れないッ!
ぼやぼやしてたら、売り切れちゃう!!
まずは、イベント限定の「国産鶏の照り煮丼」を堪能しました。
これがまた、デザートお目当ての人にはちょうどいいサイズ感のランチメニューでした。
オーナー自らが描いたメニューを眺めながら、迷いに迷って「和風パフェ」をいただきました。
BONOcafeで人気の黒ゴマと豆腐のタルトが乗っているパフェ。
私が初めてBONOcafeに行ったときに食べたデザートメニューが、黒ゴマと豆腐のタルトで、大好きなBONOcafeメニューの一つです。
それをsatonoさんで食べられるのも、イベント感があって大満足でした。
感動!5周年お祝いのメッセージ
いろいろお買い物をして、おいしいごはんとパフェも食べて「おいしかったなぁ」と最後にもう一度お店を回っていたら、
ステキに飾られた一角がありました!
いま眺めてもうるうるしちゃいそうです。
もちろん、手作り。
satonoスタッフさんからお客様へのメッセージがあって、
スタッフさんの手づくり水引きもなんてステキなコト!
自然を表わす「緑色」でつくられたこの一角は、お客さんからの温かいメッセージでいっぱいでした。
「こんなふうになってるんだ」と、私も参加しましたが、貼るスペースがないぐらいびっしり!
子どもたちからのかわいいメッセージもありました。
「5th」の文字は、satonoのごはんやスタッフ、お客さんたちの写真でできていて、これもスタッフさんの手づくり!
「手作りすること」を丁寧にしているsatonoならではの、優しさいっぱいの素敵な5周年記念イベントでした。
satonoの5周年イベントへ行ってみて
季節が変わっていくように「季節ごはんカフェsatono」は、ごはんやデザートメニューも変わっていきます。
今回、前に働いていたスタッフさんのお菓子ブースや、satonoの始まりのころから商品が並んでいる布雑貨ブースに出会って、変化しながら育つものもsatonoから生まれているんだなぁと感じました。
それでも、ずっと変わらないのは、メニューやお店にも共通している「手作り」を大切にしているところ。
だから「satono」は他にはない場所になっているんだなぁと思いました。
何度も通いたくなるお店です。ぜひ!
季節のごはんカフェsatono基本情報
satonoでは、テイクアウトや貸し切りプランもあります。
施設の駐車場(有料)もあるので、便利です!
所在地 茨木市新中条町1-30 |
営業時間 11:00~17:00 (ごはんものLO 16:00)) 定休日:年末年始 定休日 年末年始 |
電話: 072-627-8222 ☆席予約できます。 (日祝の予約は11時からのみ) 47席 (ベビーカー&車椅子可・子供椅子もあります) ★混雑時は90分制でお願いすることもあります。 |
☆施設併用の駐車場、駐輪場があります。 (駐車場は、500円以上のご注文で120分無料) |
【satonoホームページ】
☆SNSでも情報発信をしています。 |
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