茨木区検察庁跡がイベント会場ってスゴすぎ!-茨木映像芸術祭へぜひ

はい、茨木ジャーナルです。

ちょっとちょっと、ちょっとー!と、フガフガと燃えてます、わたし。
「めーっちゃヨカッタよ、おもしろかった!行ってみー」と言いたい気分。

なにがヨカッタかというと、

茨木映像会場検察庁前でIMG_7076

これです、これ。ここ!
茨木クリエイトセンターからちょっとだけ北側にある「茨木区検察庁跡」です。
【茨木区検察庁跡Map】

ここで、12月19日(日)まで「茨木映像芸術祭」の上映展覧会が開催されているので、行ってきたんです。

検察庁外観IMG_7072

バタバタしていたのでやっと行けました。まさかこんな形で検察庁へ行く日が来るとは。
(検察庁「跡」だけどね)

茨木映像検察庁建物下から見るIMG_7079

殺風景な建物に「茨木映像芸術祭…」とおしゃれなフォントで書いてありました。
ワクワクする~。

茨木区検察庁跡へ入れちゃいました

茨木映像芸術祭建物入り口IMG_7082

茨木区検察庁跡は、阪急からもJRからも歩いて15分ぐらい。私は、いつものように自転車で行きました。
建物に向かって左側に、屋根付きの駐輪スペースがあります。

おそらく、この上映会用に設置されたっぽい木の扉を抜けると「おぉ、ここから始まるのね」と、呼吸を整えたいような気がしました。フシギ。

茨木映像芸術検察庁マップIMG_7123

入ってすぐのところで、手指の消毒と連絡先の記入を済ませて、いよいよです。

いろんな部屋で上映しています

検察庁の一階IMG_7084

建物は1階と2階があり、いくつかの部屋にスクリーンやディスプレーが設置してあります。

上映されているのは15作品。
「茨木映像芸術祭」で、専門的知識や経験を持つ審査員の審議と、多世代の市民審査員の討論と、動画配信でのいろんな人の投票を経て選ばれた入賞・入選作品です。

1検察庁内の展示作品の案内IMG_7085

スクリーンは7ヶ所に設置され、各部屋に上映される作品名が記載されていました。

入選や入賞というくくり方でなく、この作品に合う部屋は?と、考えられていったのだとか。

映像を見て楽しむだけでなく、空間とあわせて自分で感じる上映会、という感じでおもしろかったです。

6茨木芸術祭で検察官室IMG_7091

部屋によっては「○○室」と用途がわかるようになっているところもあって「ここで検察官が仕事するのかなぁ」とか、

7茨木芸術祭で検察官調室IMG_7093

「取り調べみたいなのをするのかなぁ」と、廊下をふらっと歩くだけでも、妄想が止まりません!

ただ、好きなドラマのひとつ「HERO」で見たような、検察官たちが集まっておしゃれにしゃべっているような…、あの雰囲気はなかったなぁ。

部屋×上映スタイル×作品

4検察庁内の和室2IMG_7088

「え…、ココってなんの部屋?」と一瞬とまどう部屋もありました。

「親子で過ごせる空間がいいなと思った作品は、和室で」と、実行委員の方。
そんなものかな…と見ていましたが、だんだんと納得。

5検察庁内和室3IMG_7090

部屋とディスプレイのサイズと作品とを掛け合わせて「展覧会」全体を作っているところが、おもしろいと思ったんです。

【選ぶのはアナタ!茨木映像芸術祭の審査(2/1~20)に参加しません?】(2021年2月1日)記事でも紹介したように、展示されている作品のほとんどは、前に動画でも見たことがあります。

でも、ここで改めて見ると印象も違うんですよね~。

15茨木映像芸術検察庁で床にプロジェクターIMG_7109

2階には、二つの広い部屋を行き来できるところもあり、一方の部屋では床にスクリーンが設置されていました。

部屋を歩き回って、どこから見てもわかる作品だから…だそう。
上下左右から眺める、というのはPCの画面ではできないことですよね。

行き来できるもう片方の部屋では、

16茨木映像芸術祭検察庁の部屋でIMG_7111

スクリーンは壁に設置されていました。

「ストーリー性のある作品は、映画を見るようなイメージで」とおっしゃっていて、それもなるほどなぁと思えます。

14茨木映像芸術祭検察庁2階待合スペースIMG_7107

2階の廊下には、ぐるりとイスが設置されたちょっと広いスペースも。

テーブル上のディスプレイでは、審査員のインタビュー映像が流れていて、ちょっとした休憩スポットになっていました。

「もともとは、逃走の恐れのない人の待機に使ったのかもね」なんて声も聞こえてきて…どうなんでしょうね。またまた妄想が広がります。

めったに立ち入る機会のない空間なので、キョロキョロするし、いろんなシーンを想像しちゃって。

この部屋、なんだろ…

今回、一番「うわぁ」と思った部屋がここ。

8茨木芸術祭で検察庁同行室入り口IMG_7097

「同行室」という部屋でした。
ここでも映像作品が上映されています。でも、狭い。

11茨木芸術祭検察庁同行室のドアと床IMG_7101 (2)

ディスプレイは、床置き。
扉をよく見ると、ドアノブがついていない、というか、特殊な形をしていました。

9茨木映像芸術祭で検察庁同行室の窓IMG_7098

奥に窓はあるんですが、格子がはめられていて、ちょっと圧迫感もあります。

10茨木芸術祭検察庁の同行室ドア窓IMG_7099

フシギなドアノブの扉には、外側から中を確認するための覗き窓…のようなものも、取り付けてありました。

廊下の照明がチカチカと切れかかっていたこともあって、映像を見ていてもなんとなく落ち着かない。

まさに「体感する展覧会」だなぁと感じました。

日が落ちると空気も変わるみたい

茨木映像芸術祭検察庁外観夜2IMG_7121

私は、平日の16時過ぎに行ったのですが、ゆっくり見ながら回ったので、いつの間にか日も落ちて外は暗くなっていました。

建物のなかにいても、ちょっとずつ空気が変わっていってる気がして、時間を変えてまた行ってみたいなぁと思う上映展覧会でした。

茨木映像芸術祭検察庁の受付IMG_7122

ほんっとに貴重な機会だと思いますよ。
ここに限らず、検察庁って建物なんて、そうそう行く機会はなさそうだし。

「呼出人控室」という部屋は、茨木映像芸術祭の担当の方が待機する場所になっていました。

困ったことはここで、というかんじ。

茨木映像芸術祭で検察庁外観夜1IMG_7119

いやぁ、おもしろかった。

土曜、日曜とあと2日間だけになっちゃいましたが、もしタイミングが合えばぜひぜひ~と思います。

茨木映像芸術祭 上映展覧会
■2021年12月11日(土)~ 12月19日(日)
平日 13時 ~ 19時
土日 10時~ 19時
■茨木映像芸術祭特設会場
(茨木区検察庁跡)
 茨木市上中条1t丁目7-22
■入場無料
☆会場には駐車場がありません。
近隣のコインパーキングをご利用ください。
☆建物内のトイレは使用できません。
【茨木映像芸術祭 公式サイト】

■2021年12月4日
上映会での企画の案内は下記で!
【茨木映像芸術祭の上映会-茨木区検察庁跡で開催12/11~19まで】

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